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オープン掲示板 過去ログ

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  • 野原 萌  2015/07/25 12:06
    ☆ 言い訳をすればキュウリが曲がりだす 須川柊子
      きゅうりの曲がりにも、ふと自分を振り返るピュアな柊子さん。

    ☆ 一帆さんの川柳
     
     このやろうこのやろうって逢いにいく
     引導を渡す間合いの最初はグー
    心の流れを詠まれているので、ああ、そうよね!そうなんよね。って惹きこまれてしまう。結果を預けて読み手の帆柱がどこへ行こうといいよ。とでも言われているような一帆さん。
  • 街中 悠  2015/07/25 12:33
    言い訳をすればキュウリが曲りだす   須川柊子
    言い訳をすると曲ってしまう。確かにそうですね。まっすぐなキュウリより親しみを感じます。

    「おかじょうき」を眺めていたころ
    皆さまのそれぞれに味わいのある句をご紹介いただきありがとうございます。まとまった数の句を読みますと、それぞれの作者像が立ち上がってきてとても興味深いです。
  • 坪井篤子  2015/07/25 19:17
    ☆言い訳をすればキュウリが曲がりだす 須川柊子
     キュウリも拗ねてみたいのよ。


    ☆『おかじょうき』を眺めていたころ⑥~一帆さんの川柳
     悠さんの「それぞれの作者像が立ち上がってきてとても興味深い」に同感です。
  • 須川柊子  2015/07/25 20:37
    こんばんは。
    捻くれ者の柊子です。
    コメント、ありがとうございます。
    我が家の庭のキュウリは、ほとんど曲っています。
    それに、太くて短い!!
    飼い主ならぬ「育て主」に似るのだと思います。
    今日も、味噌を付けてポリポリ齧りながらビールを飲みました。
    みなさん、ご自愛くださいませ。
  • 野原 萌  2015/07/25 23:30
    柊子さん、こんばんは。
    採り立てのきゅうり!うう~~ん美味しそう!私も もろきゅが大好きです。
    昔ですが 父は針金に小石のおもりを付けた物を、曲がったキュウリの先に引っ掛けていました。大きくなった時は、まーすぐな美人になっていましたよ。
    柊子さんのおかげで、亡父に久々に逢えました。ありがとうございます。
  • 京都 大海幸生  2015/07/26 05:28
    任せろよ午前零時の紙おむつ   苑子
     赤ちゃんのことではあるまい。妻は義母の介護を
    97歳で亡くなるまでしていた。紙おむつに痛烈な
    思いがあるが句に表せなかった、わたし・・・。
  • 京都 大海幸生  2015/07/26 05:36
    月波与世さん
     おかじょうきの名句達のご披露ありがとうございました。
    いい勉強になりました。
  • 大西俊和  2015/07/26 06:16
    任せろよ午前零時の紙おむつ   苑子

    「任せろよ」、このような男性の言葉、頼もしいですね。


    『おかじょうき』を眺めていたころ⑦~北野岸柳さんの川柳 

     眠るまで一人観ている非常口
     君のためちいさな嘘をあたためる 
     生きていることが嬉しい遠まわり

    大きな病気をなさって命を見つめてこられた岸柳さん。ひとつひとつの句の中にある温かさが印象的でした。
    与生さん、『おかじょうき』のお仲間の句のご紹介、ありがとうございました。川柳に惚れ直す7日間でした。ありがとうございました。
  • 坪井篤子  2015/07/26 08:22
    ☆任せろよ午前零時の紙おむつ  苑子
     
    性能の良くなった紙おむつの頼もしい独り言。


    ☆『おかじょうき』を眺めていたころ⑦~北野岸柳さんの川柳
     
    岸柳さんとはご病気になられるまで年賀状のやりとりをさせていただいておりました。
    ラジオでも活躍されておられたと伺っておりました。
    闘病後、川柳復帰されたとの事頼もしい限りです。

     生きていることが嬉しい遠まわり
    ここまでは生きたなんにも頼まれず

    長い長い闘病生活を乗り越えられた句に感銘します。

    余生さん、素晴らしい川柳ご紹介の1週間、有難うございました。
  • 月波与生  2015/07/26 22:28
    最初、7日間で500字だと思いホイホイ引き受けましたが、担当が近くなり、改めてメールを確認したら、なんと500字 × 7日間じゃありませんか( ̄◇ ̄;)
    いや、いい経験させていただきました。

    こんなことやってなんですが、川柳も課題吟中心から、雑詠10句とか、20句とか、そちらの方が主流になるのではないか、と期待してます。

    ともあれ、掲載させていただきましたみなさんに感謝いたします。
    お疲れ様でした。
  •   2015/07/26 23:06
    『おかじょうき』を眺めていたころ①~⑦
    月波与生さん、「おかじょうき」の皆さんの川柳の紹介ありがとうございました。岸柳さん、むさしさん、Sinさん他にお会いしたこともあり皆さんの作品もあちこちで拝見しております。でもこうして与生さんの視点でまとめられた作品を読むとまた新鮮な刺激をいただき、うれしく思いました。「おかじょうき」が今燃えていて目が離せないないですね。
    一週間ありがとうございました。
  • 大西俊和  2015/07/27 06:23
    雨だから優しい嘘を送ります 安藤なみ

    優しい人に優しい雨が降っていた日の「優しい嘘」。
  • 坪井篤子  2015/07/27 11:08
    ☆雨だから優しい嘘を送ります 安藤なみ
     心を和ませる優しい嘘、飛びっきりの優しさですね。

    ☆中野文擴川柳句集『艶歌 愛しき人よ』ご紹介
     文擴さんの艶歌(演歌)の世界は男のロマン。
  • 大西俊和  2015/07/28 05:56
    病棟でアユの遡上を気にしてる おさ虫

    病気も快方に向かって一安心ですね。
  • 京都 大海幸生  2015/07/28 06:01
    病棟でアユの遡上を気にしてる   おさ虫
     元気だったら、ああ、あれもしたいこれもしたい。
    あれはどうなっているだろうと、もがきつつ考えて
    いる辛さがよくわかります。
  • 野原 萌  2015/07/28 23:01
    ☆任せろよ午前零時の紙おむつ  苑子
    紙おむつの オコトバでしたか!?
     そんな所に思いが届きませんでした。

    ☆雨だから優しい嘘を送ります 安藤なみ
     雨のやさしいしめりを信じましょう。

    ☆病棟でアユの遡上を気にしてる   おさ虫
     えっ!
     ご病気でしたの?俊和さんのコメントに、「快方に向かって・・」とありますが・・
     どうぞお大事になさってくださいね。
     清らかなせせらぎと、銀鱗がお見えになったのでしょうね。
  • 野原 萌  2015/07/28 23:17
    『おかじょうき』を眺めていたころ①~⑦
     
    ☆生きていることが嬉しい遠まわり 北野岸柳
     
    与生さん
     思いがけない世界を覗かせて頂きありがとうございました。

    中野文擴川柳句集『艶歌 愛しき人よ』ご紹介 
     文擴さんは今もずーとロマンチスト。

     今日も歩いた思い出通り三丁目
     夕茜おまえと同じ色の恋
     灯を消すとあなたは男わたしは女
  • おさ虫  2015/07/28 23:32
    皆様、コメントありがとうございます。
    でも病棟にいたのは私ではありません。
    私の鮎釣りの友人です。彼は難しい場所に癌が出来て、陽子線治療を受けるために千葉に入院しました。難しい治療なので、私もひょっとしたら・・と思って見舞いの電話を入れていたのですが、その友人は何と、病棟からアユの遡上を聞いてきたのです。本人はまだ鮎釣りに行く気、満々だったのです。
    気力が病に打ち勝ちました。見事退院して再び長良川へ戻ってきました。癌に勝つためには生きたいと云う自分の気力が大事だと云う事を思い知らせてくれた友人でした。
    ですので、私はまだ元気です。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした(*^_^*)
  • おさ虫  2015/07/28 23:44
    月波与生さん

    川柳マガジン8月号でお顔を拝見いたしました。
    いつかどこかの大会でお会いする日を楽しみにしています(^_^)v

    そうそう、読者柳壇でも短冊獲得!おめでとうございます。
  • 大西俊和  2015/07/29 05:31
    哀しみを追い出す窓をそっと開け 丹原伸枝

    私たちの心に生起したいろいろの想いは、人生にマチエールを与えるように思います。哀しみも・・・。
  • 京都 大海幸生  2015/07/29 05:53
    哀しみを追い出す窓をそっと開け  丹原伸枝
     わかりますわかります、哀しさをまぎらわす
    その仕草、「そっと」が句を深くしています。
  • 坪井篤子  2015/07/29 06:01
    ☆病棟でアユの遡上を気にしてる  おさ虫
     生きたいという気持ちの大切さ、私も最近92歳の姉から教わりました。

    ☆中野文擴川柳句集『艶歌 愛しき人よ』ご紹介 「女」
     <どの句にも文擴さんの影がちらついていて微笑してしまう。>ですよね。ご本人から「女性像の願望です」とお聞きしたことがありました。


    ☆哀しみを追い出す窓をそっと開け 丹原伸枝
     そっとが良いですね。

    ☆中野文擴川柳句集『艶歌 愛しき人よ』ご紹介 「母」と「父」
     文擴さんとカラオケに行った時の「瞼の母」の「おっかさ~ん」の絶叫は忘れられません。
     文擴さんは日本酒がお好きで切ないお父様の話を聞かせてくれた事がありました。
  • 安藤なみ  2015/07/29 18:04
    大西さん
    坪井さん
    おさ虫さん
     コメントをありがとうございます。
     暑くて、、、! 雨が恋しい。

    月波与生さん
     「おかじょうき」の皆さまの句を、一気に、興味深々で味わいました。美味ですね。

    おさ虫さん
     鮎の季節ですねー。うなぎを食べて力をつけて鮎に挑むってやっぱり人間て罪深い、宮沢賢治にはなれない私達です。
  • 大西俊和  2015/07/30 05:41
    ほらほらと水が誘ってくれました 街中 悠

    水と遊ぶとこころがすきっとしますね。
  • 京都 大海幸生  2015/07/30 05:45
    ほらほらと水が誘ってくれました   街中 悠
     いいですねぇ誘ってくれるお水がいて・・・。
    水から「ほらほら」と立ち上る息吹きを感じました。
  • 街中 悠  2015/07/30 16:59
    中野文擴川柳句集『艶歌 愛しき人よ』ご紹介
    「男」映画のワンシーンのような情景。ハイヒールも印象的です。
    「女」女性の立場から恋を詠む句を読む楽しさ
    「母」深い深いお母さんへの想い
    「父」葛藤がありながらもお父さんへの深い思慕
    「命」命への熱い想い
    まさしく艶歌ですね。ご紹介ありがとうございました。

    俊和さん、幸生さん、コメントありがとうございます。水って不思議ですね。その時の自分の気の持ちようで、遊んでくれたり、誘ってくれたり、時にはそっぽを向いたりします(笑)。
  • 野原 萌  2015/07/30 17:10
    ☆哀しみを追い出す窓をそっと開け 丹原伸枝
     そっと。そっと気付かれません様に・・。


    ☆ほらほらと水が誘ってくれました   街中 悠 
     こんな暑い日にピッタリの句。
     涼やかな透明の世界。
     誘われたいです。

    ☆中野文擴川柳句集
     もうわからない母にリボンを差してやり
     喪主になれずに父の葬儀の片隅に
     もう一人の私はきっと父が好き

    ブンカクさんにはいつも泣かされます。
  • 野原 萌  2015/07/30 17:19
    おさ虫さん
     ごめんなさい。コメントがアップされませんでした。
     
     私が早合点したのですね。
     お元気で何よりでした。
     お友達も、ご病気を克服され、本当に良かったです!
     夢や希望を持つ事って、凄いですね。
  • 坪井篤子  2015/07/30 20:08
    ☆ほらほらと水が誘ってくれました   街中 悠
     次から次へと溢れ出る水に「誘ってくれました」とは凄い!

    ☆中野文擴川柳句集『艶歌 愛しき人よ』ご紹介 「命」

      「八月の黙祷 青い亀になる」
    この句が一番好きです。
  • 大西俊和  2015/07/31 05:45
    土砂降りです言いたいことも言えません 幸生

    伝えられない伝わらないこと、辛いですね。


    伊藤晴代「沙羅」より

     波が来て私を貝にしてしまう
     裏のない紙などあろうはずがない
     小さい穴だから覗いて見たくなる

    どの句も美しいですね。晴代さんのいたずらな猫のような
    目、恥じらいだ子供のような目を思い出します。
  • 京都 大海幸生  2015/07/31 06:38
    俊和さん、
     中野文擴さんの川柳句集のご紹介ありがとうございました。
    文擴さんらしい、おだやかな、やさしい句を懐かしく拝見さ
    せていただきました。どれもこれもいい句ばかりで素敵でした。
  • 街中 悠  2015/07/31 13:48
    土砂降りです言いたいことも言えません  幸生
    胸の中のもやもやが伝わってきます。土砂降りが止むまであと少し、言えない辛さもあと少しです。

    伊藤晴代「沙羅」より
    晴代さんの率直さにひたり、私も素直になりたいと思いました。ありがとうございます。

    萌さん、篤子さん、コメントありがとうございました。
  • 大西俊和  2015/07/31 14:52
    幸生さん

    文擴さんの句集紹介を読んで下さり、ありがとうございます。

    厳しい暑さが続きます。幸生さんのお住まいの伏見は豊かな
    水の流れがありますので涼しいのでないかと想像しています。

    素敵な夏をお過ごし下さい。
  • 善江  2015/07/31 16:00
    暑中お見舞い申し上げます


       『 川柳びわこ 』2015.8より

    ▽ 句集紹介させていただいた丸山あずささん。二十代半ば、難病で突然失明され、失意の中、五年後、盲学校で川柳に出合われたのです。

      そして去年、東日本大震災のことを書かれ、第三回東北川柳文学賞を受賞されました。

      たださみしいのは、今年、盲導犬(ニコ)の引退で別れなければならないことですが、今は川柳に感謝の毎日です。



                   <編集後記:德永 政二 >
  • 善江  2015/07/31 16:48
    見つめる


          丸山あずさ

    あれからのいのちを歌うハーモニカ
    葬列の影に三日月突き刺さる
    ありがとう友が差し出す塩むすび

    涙ってこんなに温かかったんだ
    子を捜すホタルは今日も海へ行く
    寄り添えば虹は二重に三重になる

    冷え切ったスープ両手であたためる
    撮らないでください泣いているのです
    好きなだけ泣いていいよとお月さま

    抱きしめるために両手はあるのです
    生きていますここにいますと窓開ける
    馬の眼はとっくに海を赦してる

    ひざまずく父母の墓あり零れ萩
    火も水も味方につけて歩き出す
    抱きしめるキミは日なたのにおいする

    八頭の兄弟みんな盲導犬
    冬が好き雪が大好きニコが好き
    トランプができるくらいの幸がいい

    さんてんいちいち両手広げてマリア像
    足元に落ちていたのは昼の月
    もういいでしょうと角砂糖が消えた

    あおぞらがごめんごめんと立っている
    三日月にぶらさがるのはやめましょう
    さり気なく日だまり置いて帰る人

    渾身の力で雲は立っている
    ひらがなで泣くと蛍が寄ってくる
  • 善江  2015/07/31 16:51
    体温を感じ合ってる月と雲
    十七音何と大きな海だろう





            < 川柳びわこ 句集紹介より>
  • 坪井篤子  2015/07/31 21:15
    ☆土砂降りです言いたいことも言えません  幸生
     土砂降りの雨音に言葉もかき消されてしまいます。
     まして言いたい事も言えない心の内、お察し申し上げます。

    ☆伊藤晴代「沙羅」より
     萌さん、素敵な晴代さんの川柳のご紹介、有難うございます。
  • 政二  2015/07/31 22:59
    善江さん
    ありがとうございました。

    校了の前に、あずささんと少し電話で話しました。
    それは見えるように書かれている句が何句がありましたので
    そのことについてです。想像ですか? 心象ですか? の問いに
    「いえ、実感です」と答えられました。

    川柳をはじめて10年ほどになりますが、注目されだしたのは
    この2、3年だと思います。
    今年も宮城県の芸術選奨新人賞を受賞されました。

    川柳活動は昔なじみの友だちに書いてもらっておられます。
    柳都のフォト川柳もどんな写真か簡単に説明してもらって考え
    ハガキを書いてもらい投句されています。

    盲導犬は10歳で引退だそうで、今年の9月に盲導犬協会に引き取られ
    また新しい盲導犬に変わりますが、別れるさみしさは本人しかわかりません。
    いつか盲導犬のことを書いて恩返しをしたいと言われていました。

    失明してから川柳に出合うまでの地獄のような5年間を思うと
    いくら感謝してもしきれないと川柳を続けておられます。
    びわこの編集後記は句集のあとがきをそのまま書かせていただきました。
  • 坪井篤子  2015/08/01 03:56
    政二さん、
     丸山あずささんの句群、失明された方の句とは思えないですよね。
     「実感です」にいっそう心打たれます。

    善江さん、ご紹介有難うございました。
  • 野原 萌  2015/08/01 05:03
    ☆土砂降りです言いたいことも言えません  幸生
     土砂りは外でしょうか?それとも幸生さんの胸の内でしょうか?どちらにしても、土砂降りがおさまりますように!

    ☆丸山あずささんのご紹介
     政二さん、
     「実感です」と答えられた事、少し、ほんの少し分かる様な気が致します。エッセイで書いた私の友人も、人生の途中からの失明なので色や形を実感として知っておられます。其処は大きな力があると言われた事があります。

     リコちゃんとの触れあう句、あたたかいですね。
     過日、ポイントが溜まったので、盲導犬育成コーナーへクリックしました。三色のレトリバーの仔犬の写真が送られてきました。
    あずささん、また若いリコちゃんと良い旅がはじまるといいですね。
    善江さん、ご紹介ありがとうございました。


    ☆伊藤晴代「沙羅」
     俊和さん、悠さん、篤子さん ありがとうございました。
  • 京都 大海幸生  2015/08/01 05:59
    俊和さん、悠さん、篤子さん、萌さん、
     素敵なお言葉をありがとうございました。
     ご理解頂いて嬉しく思います。

    俊和さん、
     京都は盆地で夏は暑く冬は寒く住みにくいところです。
     幸い伏見は緑と水が豊富で、それだけが取り柄です。
  • 大西俊和  2015/08/01 07:00
    臆病で少し浅めに掛ける椅子 丹原伸枝

    7月WEB句会雑詠の最高得点の句。微妙な心理の目に見える
    具象化、良いですね。


    《伊藤晴代 「新樹」より》

     逃げて逃げて逃げて夜店の金魚かな
     語っても語っても八月の雲
     人間を削れば仏浮いてくる

      神さま ありがとうございます
      お父さんお母さん ありがとうございます
      みなさん ありがとうございます
      ありがとうと言える ひとになりたい
        貴女が 好き    晴代 

    晴代さんは「花のような人」でしたね。素直で臆病で誰も近寄れない谷で咲いている花のような人でした。
  • 苑子  2015/08/01 09:45
    明日はあずささんとニコちゃんと一日中一緒です。。
    一関市のお隣の奥州市で大会があります。
    第一部では平 宗星さんの講演も予定されているようです。
    もうすぐ引退のニコちゃんと会うのは今回で最後かもしれないと思うと今から胸がいっぱいです。
    あずささんは東北大学を卒業後、宮城県の中学校で国語の先生をされていました。若くして突然の失明に何度も死にたいと思ったそうです。
    引きこもっていた彼女に光を差し込んだのは川柳でした。
    川柳の力って本当にすごいと思います。
    明日はニコちゃんをいっぱい撫で撫でして来ます
  • 須川柊子  2015/08/01 21:07
    こんばんは。
    丸山あずささん&ニコちゃんには、何度かお会いしました。
    お二人(?)も句も、大好きです。
    明日は行けないけど、私の分までナデナデしてきて下さいね。
  • 野原 萌  2015/08/01 23:15
    苑子さん
    あずささんとニコちゃん、それに宗星さんの講演も!?
    またお話聞かせて下さいね。
    兵庫の小さな町のわんわん隊からも「リコちゃん、ありがとう」手を振っています。
  • 野原 萌  2015/08/01 23:38
    臆病で少し浅めに掛ける椅子 丹原伸枝
    はすかいに、少し浅めに腰かけた伸枝さん。
    着物姿の美しい横姿が思い出されます。
    臆病で がゆかしい響きで素敵ですね。


    晴代さんは「花のような人」でしたね
    俊和さん、詩人のおことばに、益々はにかんでおいでだと思います。本当にそうでしたね。
  • 大西俊和  2015/08/02 06:16
    擦れ合った鱗の落ちている車内 ゆみ子

    7月WEB句会イメージ吟の最高得点句。
    夕暮れの高架を走る電車のイメージからの
    発想連想・・・一日の終わりを走る電車には
    いろいろのものが落ちているのでしょうね。
  • 大西俊和  2015/08/02 06:25
    《伊藤晴代 「ゆうゆう夢工房」より》

     
     立ってごらん歩いてごらんランドセル
     海が好き山が好きひらがなが好き
     水平線にていねいに私をたたむ

     愛をいっぱい貰って、愛をいっぱい与えて
     晴代さんは旅立たれたのですね。
  • 大西俊和  2015/08/03 05:55
    約束を形状記憶した小指 平井美智子

    独りになると同じ約束の形に戻る小指。
  • 大西俊和  2015/08/03 05:59
    「青梅」

    おお、梅三昧ですね(笑)。唾が出てきて、ごっくん
    しています。
  • 京都 大海幸生  2015/08/03 06:31
    約束を形状記憶した小指   平井美智子
     いつまでも忘れないで形をとどめている小指。
    約束とはそんなしっかりしたものであってほしい。
  • 野原 萌  2015/08/03 11:03
    ☆擦れ合った鱗の落ちている車内 ゆみ子
    それぞれの、その日を電車に揺れながら、それぞれが想い巡らせている。悔しさだったり、秘かなウフフだったり・・・
    「擦れあった鱗」は素敵な表現ですね。選べなかった私の鱗が一枚こぼれました。


    ☆約束を形状記憶した小指   平井美智子
     ♪あなたが噛んだ小指が・・というような甘い記憶ではないようです。
     一生を貫いて守りたいものかも知れません。形状記憶ですもの。
     人には自分自身との見えない決めごとがあるんですよね。

    ☆「青梅」
     つぐみさん
     爽やかな、夏のエッセイに涼しい風を頂きました。
     わたしも同じように梅仕事を楽しんでいます。土用の日差しの中で 塩を噴いた梅を一つずつひっくり返すとき、しみじみと幸せを感じます。亡姑母もやってきたりして・・。
     お母様も御高齢でしたね。お健やかにお過ごしかしら?などと思ったりするのもそんなときです。
  • 大西俊和  2015/08/04 05:46
    胸元のボタンをひとつ外す5時 照坊主

    7月WEB句会イメージ吟での最多得点句。午後5時、ほっとする
    夕暮れは、仕事人間から自分に戻る刻ですね。
  • 大西俊和  2015/08/04 06:01
    『白樺』

    「何かを探す時間そのものが当時の私には必要で、実はひそかに湖北が呼んでくれていたのかもしれない」。そうですね。どこかに気づかない深い理由があり、執着したり確かめたくなったりすること、あるのかも知れませんね。
  • つぐみ  2015/08/04 21:02
    萌さん、
    母のことを覚えていてくださってありがとうございます。
    元気に、読書(時代小説など)など楽しんでいるようです。
    遠くにいますので、電話の声を聞くとほっとします。
    「梅仕事」のひびきすてきですね。

    大西先生、コメントありがとうございます。
    いまだに何を探しているのか解りません。
    この先もわからないまま過ぎていくのでしょう。
  • 丸山 進  2015/08/04 22:37
    萌さん
    伊藤晴代さんの作品紹介ありがとうございました。
     逃げて逃げて逃げて夜店の金魚かな

    独自の世界に新鮮を感じました。お亡くなりになったのですね。残念です。

    つぐみさん
    「青梅」、「白樺」と拘りを丁寧なタッチで追っていく物語に思わず引き込まれました。この先も楽しみです。
  • 伊藤 奈緒子  2015/08/05 01:51
    いっせいに飛び立つ鳥飛ばぬ鳥 伊藤晴代

    私の好きな母の句のひとつです。

    生前は母が大変お世話になり心からお礼申し上げます。

    母の残した川柳をお忙しい中掲載して下さった
    萌さん。
    ありがとうございました。
    きっと大喜びしているに違いないと思います。
    感謝しております。

    大西先生、篤子様
    ありがとうございました。

    皆様、酷暑のみぎり お身体に気をつけて
    お過ごしくださいませ。

    奈緒子拝
  • 大西俊和  2015/08/05 06:13
    人間をもみ洗いする交差点 ええ一

    「もみ洗いする交差点」、ええ一さんらしい
    ユニークな具象ですね。人間はその後、濯がれる
    のですね。
  • 大西俊和  2015/08/05 06:29
    「かぐわしき」

    脳科学的に香りと記憶は密接な関係があるようですね。

    いつか「デンドロキルム・グルマケウム」の香りで心を
    染めてみたいと思っています。
  • 大西俊和  2015/08/05 06:44
    伊藤 奈緒子様

    いっせいに飛び立つ鳥飛ばぬ鳥   伊藤晴代

    お母様のこの句も良いですね。晴代さんの心を
    流れるとすべて優しい光になるように思います。

    新子先生は川柳教室でいつも「独りの時間を持ちなさい」と
    言われていました。萌さんの紹介された作品群から晴代さんの
    独りの時間はとても優しさに満ちたものであったことが解りま
    す。そして、今も優しさに包まれて眠っておられることでしょう。
  • 野原 萌  2015/08/05 10:43
    進さん、俊和さん、健さん
     晴代さんの句に触れて頂き、本当にありがとうございました。
     

    ベランダのゴーヤにクマゼミがきました。じっと一日動きません。次の朝も同じ所にいます。「甘いい水でもあげたいけど、お前さん、早く恋人を見つけておいで!」
    なんて言ってそっと翅をさすりました。それでもお昼頃までいたでしょうか?
    ・・・ 結局じーっと一日半いました。 
    後で思えば晴代さんが寄って下さったのかも知れません。(新子先生を御まつりしたのと同じ物)晴代さんから頂いた蝋燭立の灯りをともしていたのです。

    奈緒子さん
    あたたかなお母様でしたね。あなたの中の晴代さんに逢えるので淋しくありません。
  • 野原 萌  2015/08/05 11:35
    ☆ 胸元のボタンをひとつ外す5時 照坊主
      ほっと一息。
      頑張られたお仕事が伺える「ひとつ外す」ですね

    ☆ 人間をもみ洗いする交差点 ええ一
      どこから湧いてきたの?というような大都会の交差点。
      ユニークなええ一さんの目がきらりの一句。

    ☆ 「かぐわしき」
      進さんの言われる通りです。
      まるで短編集を読んでいるような素敵なつぐみさんの世界に引き込まれます。
      お母様のお健やかなお知らせ嬉しいです。
  • 坪井篤子  2015/08/05 14:37
    伊藤 奈緒子様

    こんにちは。
    お母様・晴代さんのお悔やみ申し上げます。
    以前、新の会がギャラリー小さな芽で色紙展をした折、カメラを手にテキパキと動いておられた時以来ですね。
    晴代さんの「あっちゃん、あっちゃん」と言って下さった声とえくぼが今も耳に目に焼き付いております。

    晴代さんは素敵な句を沢山残されておられます。
    奈緒子さんへのプレゼントになりましたね。

    夢工房へ親子二代でご参加いただける事に感謝いたします。
    今後ともよろしくお願いいたします。
  • 坪井篤子  2015/08/05 14:56
    ☆「青梅」、「白樺」
     進さんの「拘りを丁寧なタッチで追っていく物語に思わず引き込まれました」の通り、私も引き込まれました。楽しみです。よろしくお願いいたします。
     
    ☆かぐわしき
     今年の春、京都植物園に行きましたが素敵で不思議な世界ですよね。
     「デンドロキルム・グルマケウム」気がつきませんでした。
     また行きたいと思っております。
  • 坪井篤子  2015/08/05 15:07
    デンドロキルム・グルマケウム(朱鷺草)画像検索してみました。
    以前、ジャワ島に行った折、着生植物として芳香を放っていたあの花だったのだと思い出させて頂く事が出来ました。
  • つぐみ  2015/08/06 00:06
    みなさまコメントありがとうございます。

    温室のあちこちで三度も香りに呼び止められ、回りをよく
    探すと、そこに必ず白い花がありました。
    どこか本能に届く香りだ、とその時感じました。

    他に香りのする花はたくさんあるのですが、なぜかこの花の
    せつない甘さだけは忘れられません。

    坪井さん、現地でその蘭と逢われたとか羨ましい限りです。
  • 京都 大海幸生  2015/08/06 05:08
    悔いのある介護に夕日美しい   神田良子
     介護は大変です。どうしても悔いは残ります。
    いま、夕日に慰められているお気持ちがよくわかります。
  • 大西俊和  2015/08/06 05:33
    悔いのある介護に夕日美しい 神田良子

    明日があるんだと美しい夕日はこころをリセット
    してくれますね。
  • 大西俊和  2015/08/06 05:57
    「峠」

    表現手段はいろいろありますが、峠での撮影は
    写真という造型と被写体としての演出のふたつ
    の表現手段が使われているようですね。

    川柳の場合は造型でなく言葉、表現対象はやはり
    演出された自分なんでしょうか。
  • 田村ひろ子  2015/08/06 17:10
    つぐみさん

    風景画のように色や形が浮かんでくるエッセイを楽しませていただいてます。

    「青梅」・・・来年は梅味噌に挑戦したいと思いました。
    「白樺」・・・京都の町の真ん中って、どのあたりですか。
    「すぐわしき」・・・京都植物園は私も大好きです。京都で学生時代を過ごしていたころば、毎週のようにウロウロしておりました。香りに会いに行くって、いいですね。
    「峠」・・・伝達できないもどかしさはありますが、それでも自分のことばを並べているなかに私がいると思っております。
  • 野原 萌  2015/08/07 00:09
    悔いのある介護に夕日美しい   神田良子
    完璧でなくていいんだよ。って、まっかな夕日が落ちていくのです。
    一生懸命だからこその悔い。
    「夕日美しい」に救われます。
    私など至らぬ事、悔いる事ばかり。・・もう母と一緒に笑うしかありません。

    「峠」
    たくさんの峠を越えて出逢われたのですね。
    つぐみさんの川柳の中のことばは、とても繊細な心遣いで選ばれている様に感じます。

    心を伝えるのも、ことば。
    でも言葉だけで捉えてしまうと、心は伝え切れない。それもまた、ことばの命。
    ・・深い世界です。
  • 伊藤 奈緒子  2015/08/07 00:19
    昨夜、久しぶりに宝塚の花火大会に行きました。
    猛暑の中、平日にも関わらず沢山の方々が
    打ち上げられた花火に歓声を上げていました。
    私も手を叩いて夜空の大輪に酔いしれておりました。
    きっと隣でハルちゃんも喜んでいたはず。




    萌さん、優しいお言葉いつもありがとうございます。
    篤子さん、私を覚えていて下さったなんて嬉しい限りです。
    大西先生、炬さん、進さん、健さん ありがとうございます。
    これから皆さんの句をお手本に勉強して行きたいと思います。


    母の部屋の新子先生の本の隣に、「恋の蟻」を見つけました。
    大西先生、静かになった今から寝床で読ませていただきます。
  • 大西俊和  2015/08/07 05:10
    不整脈いいえまだまだ恋の脈 うらら

    そうそう、こうでなくっちゃ(笑)。不整脈
    なんかに負けられません。
  • 大西俊和  2015/08/07 05:34
    「竹の花」

    嵐の夜に大海原のように荒れ狂う竹、春に葉を夥しく落とし、67年、120年に一度花を咲かせて枯れると言われる竹、不思議に満ちた竹ですね。
  • 大西俊和  2015/08/07 05:57
    奈緒子さん

    「恋の蟻」を読んで下さるとのこと、ありがとうございます。

    人間は樹に似ているのでないかと・・・空の明るさに伸びる部分と地の闇に伸びる部分とを持っているように思います。新子先生はその闇に伸びるところを厳しく見つめて川柳を詠まれたのでないかと想像しています。

    闇の部分も肯定できる強さ、深く根を下ろすので空の高みへ緑を伸ばすことが出来る・・・新子川柳はそのあたりを目指していたのでないかと感じています。
  • 京都 大海幸生  2015/08/07 06:48
    不整脈いいえまだまだ恋の脈   うらら
     こう言い切るお気持ちがお若くて羨ましい。
    わたしは重症、「恋すれば没す」でしょう。
  • 伊藤 奈緒子  2015/08/07 13:52
    矩さん
    お名前を間違えていてお詫び申し上げます。
    こんなおっちょこちょいの私ですがよろしくお願いします。

    大西先生
    新子先生の句、全くその通りだと思います。
    闇の部分も肯定できる強さ…
    これからの私にとっての大きなテーマになりそうです。
  • つぐみ  2015/08/07 21:45
    みなさまコメントありがとうございます。

    大西先生の
    「川柳の場合は造型でなく言葉、表現対象はやはり
    演出された自分なんでしょうか。」
    「演出された自分」を興味深く読みました。
    一度よく考えてみます。

    田村さん、来年はぜひ梅味噌作ってくださいね。
    京都の上京です。何町なのか、正確な住所はわかりません。
    香りの蘭。花の時期は春先だったと思います。

    萌さん、いつもありがとうございます。
  • 野原 萌  2015/08/08 00:48
    不整脈いいえまだまだ恋の脈   うらら
    ちょっとユーモラスで元気一杯の句。
    いくつになっても ときめいていたいものです。
    恋の対象は幅広くなりましたし・・。

    「竹の花」
    67年、120年に一度ですか!?
    気の遠くなるような生命の花ですね。
    5年に一度咲くという蒟蒻の花。「珍しいから学校に持って行って皆に見せてあげな」と祖父が、紫いろのカラーの様な蒟蒻の花を持たせてくれたことがありました。私のワクワクに対し誰も興味を示してくれなかったなぁ。…竹の花には負けてたんだね。
  • 大西俊和  2015/08/08 05:49
    約束の電車に乗らず今がある   進

    本当に阿弥陀クジのように「今」にいる私たち。
    約束の電車に乗っておられたら進さんは、今どこに!
  • 大西俊和  2015/08/08 05:58
    「メモ」

    「口のなかまで泣いた」、強い感動が伝わってきますね。

    「あん」観に行きたいです。
  • 坪井篤子  2015/08/08 06:31
    ☆約束の電車に乗らず今がある  進
     「凄いドラマです。約束の電車が想像を膨らませます。」のコメントで選ばせて頂きました。

    ☆「メモ」 つぐみ
     「口のなかまで泣いた」、凄い表現ですよね。
     映画「あん」一人で観に行きましたが、溢れる涙をぬぐえませんでした。
  • 善江  2015/08/08 07:58
    ▼約束の電車に乗らず今がある  進

     そうでしたか・・

     それから・・○○年
      別の電車に乗ってもまた、下りて、
         乗り換えるときがきます


            人生は乗り換えの多い旅なのかも・・です
  • 野原 萌  2015/08/08 16:53
    ☆約束の電車に乗らず今がある  進

    約束の電車はどんな電車だったんでしょうね?想像が膨らみますが、下五の肯定が快く響きます。

    ☆「メモ」 
     素敵なことばに出逢うとホントに嬉しいですね。ぱっとパステルの泉が広がります。
     「あん」予告編しか見てませんがこれは見なきゃ! と。
     篤子さんはいつも早いですね。
  • 丸山 進  2015/08/08 23:05
    不整脈いいえまだまだ恋の脈   うらら
    前向きに考えれば恋の花も咲くことでしょう。うらら節健在ですね。

    「竹の花」「あん」
    つぐみさんの言葉は対象に真摯に向き合う姿勢が心に強く染みます。「竹の花」の100年単位の生態は人知を超えた世界であり畏敬の念を感じました。「あん」のウクライナでの感動素晴らしいですね。私も是非観たいと思います。

    約束の電車に乗らず今がある  進
    俊和さん、篤子さん、萌さん、善江さん、皆さん
    暖かいコメントありがとうございました。
    人生の岐路には偶然や必然による悲喜こもごもありました。
    結果は運命として認めて進むしかないですね。
  • 大西俊和  2015/08/09 05:51
    問題は脚立を下りる時にある 石原てるみ

    いろいろのことを想像させる示唆に富んだ川柳ですね。
    木から下りるとき、あと少しのところが油断して一番
    危ないという「徒然草」の「高名の木登り」も思い出し
    ました。
  • 大西俊和  2015/08/09 05:58
    「たんぽぽのお酒」

    本は素晴らしいものですね。いつまでも
    続いて欲しいですが、終わりの来る本の
    世界。

    ご次男さんは今も「たんぽぽのお酒」に
    酔っておられるのでしょうか。
  • 京都 大海幸生  2015/08/09 09:58
    つぐみさん、
     1週間のおはよう広場のエッセイご苦労さまでした。
     明るくて爽やかなお話、朝にふさわしいものばかりでした。

    ・青梅  戦災で廃墟になるまで亡母は庭の梅を漬けていま
        した。こっそり飲んで昏倒したことを懐かしく思い
        出しました。
    ・白樺  涼やかでこころ惹かれる素敵な生き物ですね。
    ・かぐわしき 京都府立植物園、入っただけで木々の香りに
          包まれる素敵な空間です。
    ・峠   近くに小さな峠があります。なんとなく夢を膨ら
        ませてくれ、空が広く青く感じられます。   
    ・竹の花  竹にも花が咲くとか婆さんに聞きましたが怖い
         話ばかりでした。
    ・メモ  「口の中まで泣いた」いい言葉を噛み締めさせて
         いただきました。
    ・たんぽぽのお酒  味わってみたい夢のあるお酒ですね。
       
       梅酒に始まりたんぽぽ酒に酔った1週間でした。
  • 街中 悠  2015/08/09 20:25
    問題は脚立を下りる時にある   石原てるみ
    脚立は上がる時より下りる時のほうがほんとに恐いです。山も下りる時のほうが危険だとか聞きます。下りる時は大事な時なのですね。

    「たんぽぽのお酒」
    「たんぽぽのお酒」読んでみたいと思います。
    一編一編のエッセイにつぐみさんの想いがじんわりと染み入り、その世界に引き込まれました。
  • えけん  2015/08/09 22:35
    悔いのある介護に夕日美しい   神田良子
    さり気ないやさしみが「夕日美しい」に現れて居ます
    不整脈いいえまだまだ恋の脈 うらら
    強がっていますね。でもかわいい強がりかた。
    約束の電車に乗らず今がある   進
    意味深ですね。どんな「今」なのか。気に成ります。
    問題は脚立を下りる時にある 石原てるみ
    私は反射的に植木屋の人を思い浮かべましたが、実際は・・

    具体的な川柳は勉強に成ります。これからも研鑽を積んで行きたいです。
  • つぐみ  2015/08/09 22:57
    みなさまコメントありがとうございます。
    とても嬉しく読ませていただきました。
    「あん」は私も見に行きたいと思っています。

    梅酒で始まり、たんぽぽのお酒で終わった嬉しい流れを
    大海さんのコメントで教えて貰い、私もほろ酔い気分です。

    街中さんもたんぽぽのお酒、ぜひ楽しんでくださいね。

    丸山さん、大西先生、篤子さん、萌さんいつも温かいコメントありがとうございます。
    一週間、こちらも記憶のかけらを拾い集める作業を楽しませて貰いました。
    心から感謝いたします。

    本当にありがとうございました。
  • 大西俊和  2015/08/10 05:37
    途中下車何かをちょっと変えたくて 村井広子

    同じことの繰り返しの毎日、「途中下車」の
    小さな冒険も良いですね。「ちょっと」で少し
    揺れて・・・。
  • 京都 大海幸生  2015/08/10 05:43
    途中下車何かをちょっと変えたくて  村井広子
     わたしも途中下車ばかりの人生でした。
    でも、そうして、また新しい道を歩むことで
    うまく収まったことが度々で同感です。
  • 大西俊和  2015/08/10 06:02
    「鬱金記-その1-」

    「渡部可奈子氏の川柳は私が川柳を始めるきっかけになった時実新子氏の川柳から受けた衝撃に劣らぬものだった」、利一さんが衝撃をうけられた句のご紹介、楽しみにしています。新子先生は短歌から川柳に、渡部可奈子さんは川柳から短歌に表現ジャンルを変えられていることも興味深いです。
  • 坪井篤子  2015/08/10 06:04
    つぐみさん、
     お書きいただいたエッセイに1週間があっと言う間でした。
     有難うございました。
  • 大西俊和  2015/08/10 08:34
    つぐみさん

    涼風のような、せせらぎのような一週間のエッセイを
    ありがとうございました。
  • 野原 萌  2015/08/11 00:32
    ☆ 問題は脚立を下りる時にある   石原てるみ
    真っ直ぐに上を見て、楽しく元気に登っていく・・若くて健康な人は。
    下りる時、問題を持っている物は何だろう?場所は何処で何なんだろう・・加齢とともに歪みが出てきた身にも不安がよぎります。

    ☆「たんぽぽのお酒」
    「読み終わってしまうのが、すごくいやなんだ。哀しいんだ」
    かわいらしい次男坊さん。
    つぐみママは、思わず抱きしめられたことでしょう。
  • 野原 萌  2015/08/11 00:42
    ☆途中下車何かをちょっと変えたくて  村井広子
     何かをちょっと・・・そんな漠然としたあせりのよな時がありますね。思い切って途中下車は名案かも?
     「きずき」がありますように。

    利一さん
    川柳句集「鬱金記」渡部可奈子著。
    楽しみに読ませて頂きますね。
  • 京都 大海幸生  2015/08/11 05:41
    悩み事あるけど今日は誕生日   竹内美千代
     そうですね、せめて誕生日ぐらいは笑っていたい
    ですね。
     わたしは、もう誕生日が悩みの一里塚です。
  • 大西俊和  2015/08/11 05:56
    悩み事あるけど今日は誕生日 竹内美千代

    綺麗なバラの花束と美味しいケーキと好きなワインと・・・
    悩みを追い出しましょう。