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オープン掲示板 過去ログ

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  • 大西俊和  2019/06/03 09:58
    矢印を曲げて一日ズル休み 安藤なみ

    矢印を曲げてばかり。後ろには曲がった矢印がいっぱい落ちています。しかし、今、ここで生きています。ただただ感謝です。
  • 田村ひろ子  2019/06/03 10:04
    ☆矢印を曲げて一日ズル休み   安藤なみ

    ああ、いいな~!!
    そうか、そういう方法もあつたのですね。
    どれどれ・・・・「う~ん!」なかなか曲がらない矢印です。
    どうしましょう。
  • 坪井篤子  2019/06/03 11:14
    @矢印を曲げて一日ズル休み   安藤なみ

    ねばならないに拘らないで時々は曲げてみましょう。
    なみさんの発想にはいつも感心します。
  • 安藤なみ  2019/06/03 14:37
    ・矢印を曲げて一日ズル休み

    コメントを有難うございます。
    海月さま    真面目でない私は矢の太さに負ける率は高いです。板チョコを舐めます。
    小林康治さま  三次元に生きてますので微妙な角度もOKです。気分は下方向。
    丸山進さま   英断の語に感謝です。きぬうら大会、ごめんなさい。
             絵が勝負の最中でしたので。翌日の5人で連句にもワクワク。
    大西俊和さま  捨てた矢を静止の連続と見なければ、宇宙が良きに計らってくれそう。
    田村ひろ子様  気がつかないうちに曲げていて、気がつかない。
             達人の生き方だと思います。
    坪井篤子さま  そのとおりです。暖かいフォローをありがとうございます。

    ☆バリアフリー自分の影に蹴躓く  山口一雄

     面白い句だと思ってニヤッとしました。でも、だんだん怖くなってきました。
     そのうちに、この句の素晴らしさに気づいて可愛いと思えるようになりました。
  • 山口一雄  2019/06/03 18:56
    進さん、なみさん、コメント恐れ入ります。

    一句の深さは、作者より読み手に左右されるように思っております。ありがとうございました。
  • たんばらのぶえ  2019/06/03 22:13
    ☆バリアフリー自分の影に蹴躓く 山口一男

    バリアフリーについ安心していたらまさか自分の影に蹴躓くなんて・・・思わず笑いそうになりますが・・・いえいえ一男さんだけではなく・・・少し寂しい思いもしてしまいます。
    一男さん雑詠最多数得点おめでとうございます。


    ☆足音をなくした人とすれ違う 怜

    いつも怜さん川柳の目と表現の素晴らしさに憧れます。
    足音をなくした人・・・色々と想像が膨らみましたが私は少し哀しいけどこの世を去って行った愛する人達が足音をなくしてそーっと会いに来てくれても怖くはない(笑)なんて思ってしまいました。

    イメージ吟 最多数得点おめでとうございます。


    ☆矢印を曲げて1日ズル休み 安藤なみ

    いつもいつも矢印の方向へ頑張ってる人には・・・なみさんそうなんですよねー。矢印をちょっと曲げて1日ズル休み・・・。そしてまたリフレッシュいいですね!
  • 野原 萌  2019/06/03 23:46
    ★足音を失くしたひととすれ違う  怜
    故人かしら?それとも地に足を付けて生きてない人かな?
    多分後者。そして気づいたのです。こんなうらぶれた路地裏に一時のごまかしを求めていた自分もまた足音のない人なのだと。
    色々ドラマが広まりました。

    ★矢印を曲げて1日ズル休み   安藤なみ
    曲げて に、作者の個性が光ます。
    普通は見ぬふりでしょう。なみさんの律義さがゆたかな発想を齎すのですね。素敵!
  • 安藤なみ  2019/06/04 00:37
    たんばらのぶえさま
    野原萌さま

    コメントをありがとうございます。
    叱られて当然なのに、好意的にとっていただいて恐縮です。
    皆々さまのお疲れのご様子が良くわかります。私は某大会の課題「ゆっくり」で、「ゆっくりしようあの世はきっと忙しい」が入選したことがあります。確率99.9%は地獄行きだと思っていますので、せめて、この世でゆっくりしておこうと、この句を詠みました。生身は灰になっても、もとに戻って血の池で突かれたり火あぶり等々になるそうですから休む間もないと考えて。(天国って退屈このうえもなくて、本当はここが地獄かも知れません)
  • 海月  2019/06/04 05:36
    なみさま
    とらえどころのない摩訶不思議な個性が素敵です♪
    聞いたところによると「天国」もなかなか大変らしいですよ。
    その人のレベルで階級があって日々修行らしいです。
    まあ天国も地獄も行ったことがないので詳細は不明ですけど。
  • 山口一雄  2019/06/04 08:57
    のぶえさま

    コメントありがとうございます。恐縮しております。
  • 大西俊和  2019/06/04 10:11
    雨やんでここから先は昨日です        怜

    このような気持ちの切り替え、だいじですね。私も怜さんに見習い、切り替えの名人になりたいと思いました。
  • 坪井篤子  2019/06/04 11:30
    @雨やんでここから先は昨日です    怜

    潔さがいいですね。
  • 田村ひろ子  2019/06/04 15:22
    雨やんでここから先は昨日です    怜

    いろいろなことがあったけど
    雨がやみました。
    済んだことは済んだことです。
    振り返らない怜さんの立ち姿が見えます。
  • 小林康浩  2019/06/04 19:40
    @雨やんでここから先は昨日です   怜

    イメージ吟、ワンツーフィニッシュお見事でした。「雨やんで」が中七下五を
    深いものにしていますね。怜さんの、溢れるような〝柳才〟を堪能させて
    もらいました。
  •   2019/06/05 04:56
    みなさま
    イメージ吟へのコメントをありがとうございます。
    いつもハートウォーミングな言葉の数々を贈ってくださり感激しています。
    ・・・でも そんな(汗) 康浩さん わたしは身を隠す穴を掘らねばなりません(汗)
  •   2019/06/05 05:05
    指切りの指が痛んでいる未来  海月

    もう一方の指のことも思っている今朝です。
  • 坪井篤子  2019/06/05 08:01
    @指切りの指が痛んでいる未来  海月

    約束が果たせないままの切なさが伝わってきます。
  • 大西俊和  2019/06/05 09:21
    指切りの指が痛んでいる未来   海月

    どなたの言葉か覚えていませんが、約束を破らない最善の方法は約束をしないこととのこと。指切りをしなかったら指が痛くなることもありませんね。
  • 田村ひろ子  2019/06/05 15:10
    指切りの指が痛んでいる未来  海月

    現在地の海月さんさんではなく、やがて来る未来の海月さんの指の痛み…ですから、ひょっとして痛まないことがあるかもしれませんよ!
  • 小林康浩  2019/06/05 18:35
    @指切りの指が痛んでいる未来  海月

    多分この約束は守られないだろうという予感でしょうか?
    だとすれば、それは外れて欲しい予感ですね。指の痛まぬ
    未来でありますように。
  • 海月  2019/06/05 20:43
    こんばんは
    先ほど実家より戻ってきました。(水曜はほぼ実家行きです)
    みなさま、票やコメントをありがとうございます。本当にありがたいです♪

    怜さん
    繊細なお心の怜さんのコメントにはらり目から鱗が落ちる気がしました。そうなんですよね。必ず双方の気持ちが存在するでしょう。私は傲慢です。

    篤子さん
    何度約束を反故にしてきたことでしょうか。果たせない約束はするものじゃありませんね。自省の句です。

    大西さん
    指きりってもうすることはないのですが、それだけになんとなく甘酸っぱいロマンがあるような気もします。そのときには約束を果たす気持ちでいるのでしょうから。でもやっぱり根本的に私は嘘つきかもしれません。

    ひろ子さん
    やさしいお月様のようなコメント、うれしいです♪
    私のもう一句「さわぎだす私の中に眠る森」への貴重な一票をありがとうございます!本当はこちらの句の方が自分では好きです。美しい風が吹き始めて私の中の森の住人たちが騒ぎ始めています。

    小林さん
    心では約束したいけど果たせそうにないことばかりです。思いやりにあふれたお言葉うれしいです。がんばります。
  • 丸山 進  2019/06/05 21:49
    ☆雨やんでここから先は昨日です   怜
     雨は昨日までにして、明日からはきっと晴れだ元気に行こう。気持ちの切り替えが爽やか。

    ☆指切りの指が痛んでいる未来  海月
     指切りはした瞬間が一番旬。テンションの半減期が悩ましくもあり切ない。
  • たんばらのぶえ  2019/06/05 23:52
    ☆雨やんでここから先は昨日です 怜

    色々と合った今日だけどふと外を見ると雨がやんでいた。すべて雨が流してくれたよう・・・。あれもこれもすんだ事は昨日の事にして前を向いて歩いて行かれる怜さんの潔さが素敵です。


    ☆指切りの指が傷んでいる未来 海月

    指切りの指が痛むのはきっとまだあの日の約束が果たせてないままなのでしょうね・・・。切ないですね。でも海月さんきっときっといつの日か・・・!
  • 野原 萌  2019/06/06 00:49
    ★雨やんでここから先は昨日です   怜
    雨やんで が潔い心情を、爽やかに届けてくれます。
    下句がきっぱり言い切ってで気持ちいいです。

    ★指切りの指が痛んでいる未来 海月
    12月から5人の身近な人を送りました。
    そんなことで、もう果たせない約束と早とちりしてしまい、とても切ない一句に感じました。
    でも、お相手が健在とすれば、ちょっとお茶目さも匂ってちょっとホットです。
  • 海月  2019/06/06 05:41
    おはようございます
    コメントをありがとうございます♪

    丸山さん
    本当は子供のころから指きりが苦手でした。どうしてあんな天真爛漫に指きりができるんだろうと不思議でした。約束に自信がなかったのかなあ。。。

    のぶえさん
    これまでの私は思い出したくないことばかり。未来も自信がありませんが少しでも約束が果たせるように心したいと思います。

    萌さん
    私のほうも好きな知人たちが60歳前後でこの世界からは姿を消していて、明日は我が身かもという思いが強くなりました。もはや他人ごとではない感じです。だからこそせめて生きている間は真摯でありたいです。

    何気なく思いついた私の句に、皆さんのコメントが実は突き刺さっております。本当にありがとうございました。
  • 大西俊和  2019/06/06 09:52
    虚と実の程よい加減まなぶ路地 山路橙葉

    ネオンの街は日常から非日常に逃げる人で賑わう。実の世界から虚の世界にでしょうか。でも戻るところは実の世界。ささやかな人生の一服なのかも知れませんね。
  • 田村ひろ子  2019/06/06 10:30
    虚と実の程よい加減まなぶ路地 山路橙葉

    橙葉さんは「素敵な路地」をお持ちなのですね。
  • 坪井篤子  2019/06/06 10:35
    @虚と実の程よい加減まなぶ路地  山路橙葉

    路地、路地裏って虚と実の入り乱れている所のように思います。
    程よく学ばれる橙葉さんは大人のなかの大人ですね。
  • 圦山 繁  2019/06/06 19:31
    *虚と実の程よい加減まなぶ路地  山路橙葉

    路地裏のネオン街の写真から「虚と実」を引き出された感性に感服。
    迷いなく一票投じさせていただきました。
  • 小林康浩  2019/06/06 20:59
    @虚と実の程よい加減まなぶ路地   山路橙葉

    虚と実の黄金比を学べる路地があるとは。訪ねてみたいような
    少し怖いような・・・やっぱり覗いてみたいです。
  • 野原 萌  2019/06/06 23:28
    ★虚と実の程よい加減まなぶ路地  山路橙葉
    俊和さんの言われるように
    ・・ささやかな人生の一服なのかも・・
    そんな場所があることはありがたい事ですね。
  • 坪井篤子  2019/06/07 06:07
    @まっすぐなことばの雨に洗われる  田村ひろ子

    遠まわしより嫌味のないストレートな言葉の方が受け入れやすい事ってありますよね。
    「言葉の雨」が切ないですがモヤモヤが流されスッキリされたのですね。ひろ子さん!
  • 海月  2019/06/07 06:29
    ☆まっすぐなことばの雨に洗われる  田村ひろ子

    ストレートな言葉って難しいですよね。と、とかく誤解を受けやすいワタクシは思います。ひろ子さんの心を洗ってくれた言葉は素直で気持ちのピュアな人から発せられたのかもしれません。
  • 大西俊和  2019/06/07 09:15
    まっすぐなことばの雨に洗われる 田村ひろ子

    今朝は雨です。風も強く、職場に着いたときはびしょ濡れでした。雨も真っ直ぐ降る雨は潔くて好きです。言葉も同じですね。横殴りの雨でなく、真っ直ぐな雨が良いですね。
  • 小林康浩  2019/06/07 19:01
    @まっすぐなことばの雨に洗われる  田村ひろ子

    飾り気のない、率直な言葉が雨のように心を洗ってくれたのですね。
    婉曲的な言い回しより何倍もすがすがしいまっすぐな言葉。大事にしたいです。
  • 丸山 進  2019/06/07 21:47
    ☆虚と実の程よい加減まなぶ路地  山路橙葉
     夜の飲み屋街は虚と本音が混じっており人生の修行になるのは事実。それを端的に表現された技が見事です。

    ☆まっすぐなことばの雨に洗われる  田村ひろ子
     まっすぐな言葉とまっすぐな雨にはほんと心を洗われます。
    言葉の大切さと力を感じます。
  • 野原 萌  2019/06/07 22:07
    ★まっすぐなことばの雨に洗われる  田村ひろ子
    まっすぐって、良いですね。清々しいです
  • 善江  2019/06/08 09:05
    川柳作家による『 短句フリーペーパー 』2019.5.より


               *************
    ▽飯島章友
     
     類語辞典は瘡蓋をもつ
     月のうしろはいもうとだらけ

     ▽石川聡
     
      しなだれかかる薔薇うけとめる
      いつも川面を飛んでいる橋

      ▽いなだ豆乃助

       盗塁王の下着を奪う
       言いたいことを言わない魚

        ▽大川崇譜

         焼きおにぎりはスパイねぎらう
         オンデマンドの黒いたてがみ

           ▽川合大祐

            シュレーディンガーどら焼きふたつ
            いすゞ車ふえる文化会館

             ▽暮田真名

              看破されないお泊り会を
              吊革に住む祝辞と賛辞

                ▽小池正博
        
                 覗き見しても暗い退屈
                 パラダイスにも鉄柵が要る
  • 善江  2019/06/08 09:07
    続きます
      
        **********

      ▽本間かもせり

       今夜カレーの子が泣いている
       午前一時の紅はタテマエ
  • 大西俊和  2019/06/08 09:13
    ベクトルはまさかの方へ行きたがる ゆみ子

    「まさか」は恐いけれど、魅力的。好奇心旺盛なゆみ子さんのベクトルは全部「まさか」に向いていて迷うことは無いでしょう。
  • 坪井篤子  2019/06/08 15:33
    @ベクトルはまさかの方へ行きたがる   ゆみ子

    スマホゲームのベクトルは幾つか合わさると巨大化して破壊力が強くなり快感です(笑)
  • 小林康浩  2019/06/08 22:03
    @ベクトルはまさかの方へ行きたがる   ゆみ子

    そうですね。ベクトルはまさかが好きですね。森羅万象が
    まさかで出来ているような気にさせるこの句です。

    善江さん、短句ご紹介ありがとうございます。面白いですね。
  • 野原 萌  2019/06/09 00:19
    ★ベクトルはまさかの方へ行きたがる   ゆみ子
    言われてみれば、なるほど。
    ふ~ん。考えてもみなかったなぁ。
  • 海月  2019/06/09 05:50
    ☆完璧な文字で乱筆詫びている 小林康浩

    これはもしかしたら「イヤミ」と感じているのでしょうか。
    でもどんなに文字を上手く書ける人でも自分ではまだまだ上達進化中と思っているのかも。
    そう考えるとけっこういろんな場面に当てはまるような気がしてきました。
  • 大西俊和  2019/06/09 11:12
    完璧な文字で乱筆詫びている      小林康浩

    理想で生きる人と現実に生きる人がいますが、この達筆な方は高い理想に向かって生きておられるのでしょうね。それはそれで素晴らしいのですが、高い理想を追うのは大変だと思います。
  • 田村ひろ子  2019/06/09 11:54
    ◆ベクトルはまさかの方へ行きたがる ゆみ子

    「まさか」という言葉の先にあるものは人それぞれで違います。ゆみ子さん「まさか」は宇宙かしら。


    ◆完璧な文字で乱筆詫びている      小林康浩

    「乱筆乱文をお許しください」と書いていらっしゃる方の文の美しさ!!
    文字も文章も完璧で、お手本にしたいような文です。
  • 大西俊和  2019/06/10 06:34
    日常をふっと曲がった裏通り レイ子

    「忘れたいことやどうしょうもない淋しさに・・」から始まる河島英五の「酒と涙と男と女」の世界、女性にもあるのでしょうか。パーフェクトに社会生活をなさっているレイ子さんの作品ですので、ぐさっと感じました。
  • 坪井篤子  2019/06/10 08:24
    @完璧な文字で乱筆詫びている  小林康浩

     「乱分乱筆にて失礼します」なんて書く人はとても美文美文字のようです。
     

    @日常をふっと曲がった裏通り   レイ子

     非日常へと足が向く心境が「ふっと曲がった」に表れていますね。
     男性の句だと思っておりましたのでレイ子さんと知ってびっくり!
     川柳って面白くて楽しいですね。
  • 小林康浩  2019/06/10 18:37
    @完璧な文字で乱筆詫びている  小林康浩

    海月さん、俊和さん、ひろ子さん、篤子さん、コメントをありがとうございます。私はかなりひどい悪筆で、かつて句集を出したとき、見返りの頁に一句書いてください、と言ってくださる方が結構おられて、その度に「下手ですよ、無茶苦茶ですよ」とことわってから書くのですが、皆さん、ああ、謙遜じゃなかったんだと納得してくださったようです(>_<)
    純粋に、達筆な人が羨ましいです。でも今さら書道を習う気にはなりません。文字=記号と割り切って生きてゆきます。
  • 小林康浩  2019/06/10 18:42
    @日常をふっと曲がった裏通り   レイ子

    そのような裏通りで数奇な体験をするのも面白そうですね。
    まるで「千と千尋の神隠し」のような異界が待っているかも
    しれません。
  • 野原 萌  2019/06/11 01:28
    ★完璧な文字で乱筆詫びている  小林康浩
    「何をおっしゃるウサギさん。謙遜なんてもう死語ですわ。ホホホ」
    とユーモアでちょっとチクリ。そんな軽いノリが面白く〇を入れたり消したり、最後まで迷った句でした。
    作者康浩さんのコメントを読ませていただくと、純な羨望だったんですね。失礼致しました。

    ★日常をふっと曲がった裏通り   レイ子
    日常をふっと曲がった・・・これは怪しげで誘われます
    鶴太郎が演じた、昭和30年代の父母の家にタイムスリップする映画の空気を思い出しました。
    (鶴太郎は父役、秋吉久美子が母役でしたね。間違っていました6/12)
  • 海月  2019/06/11 05:41
    ☆無欲と言う欲はなかなか満たされぬ おさ虫

    改めてじっくり読ませてもらうと、やはり上手い句だな~~と思います。私は自分ではほとんど欲がないと思っています。でも満たされていない気もしています。わかるようで深い句。
  • 田村ひろ子  2019/06/11 08:57
    @日常をふっと曲がった裏通り   レイ子

    レイ子さんの「裏通り」にご一緒してみたいです。

    ☆無欲と言う欲はなかなか満たされぬ    おさ虫

    「無欲」という欲はゼンゼン満たされぬ日々です。
    おさ虫さん、そのコツが分かったら、教えてくださいね。
  • 大西俊和  2019/06/11 16:37
    無欲と言う欲はなかなか満たされぬ   おさ虫

    有無同然、無欲も貪欲と同じようにやっかいなものかも。無欲になったことが無いので、無欲がどのようなものか判りませんが、欲望に揺れているのが楽しそう。
  •   2019/06/11 17:03
    ◇ 無欲と言う欲はなかなか満たされぬ   おさ虫
    それで良いのでしょうね。
    毎日小さな食欲があって起床します。
    今朝はアップルパイと紅茶でした(^^♪
    無欲には到底なれません。
    時に「欲」は発展や自分自身の能力を高めるためにも必要になるものですから。
  • 小林康浩  2019/06/11 17:43
    @無欲と言う欲はなかなか満たされぬ   おさ虫

    無欲でありたいと願った時点で既に無欲じゃないのですから、
    これはもうお手上げですね。すごい洞察の一句に投了です。
  • 野原 萌  2019/06/11 18:35
    ★無欲と言う欲はなかなか満たされぬ   おさ虫
    そうですね。だから人間なのでしょうね。
    デモ時には、仙崖の絵の中の布袋さんのように「お月さんいくつ?十三七つ?まだ年しゃ若い・・」と純真無垢になれたらな~と、憧れたりします。
    深い一句ですね。
  • 小林康浩  2019/06/11 19:53
    萌さん、コメントありがとうございます。
    〝ユーモアでちょっとチクリ〟の句意ではなく、悲愴な現実の
    句で申し訳ありません。芳名簿も、クレジットカード使用時の
    サインも怖いです。
  • 坪井篤子  2019/06/11 19:56
    @無欲と言う欲はなかなか満たされぬ   おさ虫

    欲は無であろうとなかろうと満たされる事はない。
    満たされれば次から次へと。
    着眼点が面白い!
  • 丸山 進  2019/06/11 21:24
    ☆完璧な文字で乱筆詫びている  小林康浩
     達筆の人はそれなりに修行をして更に向上目指しているのでしょう。だから本心としての謙虚さだと思いたいです。
    私は昔から悪筆、遅筆なので、少しでも字数を少なくしたいので、乱筆を詫びる等は書けません。

    ☆無欲と言う欲はなかなか満たされぬ    おさ虫
     何だか禅問答のような作品ですが、それが普通の人だと思います。哲学的な表現でもありおもしろいですね。
  • おさ虫  2019/06/11 22:36
    みなさま、コメントありがとうございます。
    私の句は「反語」を使ったものが多いです。
    この「無欲と言う欲はなかなか満たされぬ」の句も「~欲はなかなか満たされぬ」というありふれたフレーズに反語の「無欲」をくっつけることによって、なんとか川柳らしい表現になったかなと思います。
    人間は欲の塊を担いで生きる動物だと思います。
    もちろん私も欲深です。が、長生きしたいという欲以外は少しずつ削ぎ落すように心がけています。「究極の欲は無欲である」・・こんなフレーズが口から出るようになりたいものです。別に禅宗に興味が出たわけではありませんが・・単なる年のせいかも・・(笑)
  • たんばらのぶえ  2019/06/11 23:17
    ☆完璧な文字で乱筆詫びている 小林康浩

    とても美しい文字と文章の手紙を頂いた事がありますがやはり最後に「乱筆乱文にてお許し下さいませ」と書かれていました・・・。こんなに美しい文字でか完璧な文章を書かれるのになんて奥ゆかしい・・・と感動したものです。
    今は手紙を書く事が少なくなりましたが私はほんとうに字が下手なので「乱筆乱文にてお許し下さい」と書かずには居れませんでしたが(笑)受け取った方は「なるほど・・・」と頷いて下さってたと思います。


    ☆無欲という欲はなかなかみたされぬ おさ虫

    「無欲になろう」と思うことそのものも欲? 生きている事そのものも欲だと思うので「無欲」って言う事ほんとうにに難しいですね。
  • 大西俊和  2019/06/12 09:41
    背伸びして話したあとの身の寒さ まこと

    理想と現実はどうしょうもないこと。背伸びせずに素直に生きることが一番ですね。
  • 野原 萌  2019/06/12 10:53
    ★背伸びして話したあとの身の寒さ   まこと
    下五の美しさに感動します。
    人としての心の痛みに共感致します。
  • 坪井篤子  2019/06/12 10:59
    @背伸びして話したあとの身の寒さ   まこと

    無理した後の心情がよく出ていて教えられます。
  • レイ子  2019/06/12 11:20
    「日常をふっと曲がった裏通り」にコメント下さった皆様ありがとうございました。    
    俊和さん、パーフェクトな社会生活なんてとんでもないです。ほとんど落ちこぼれ
  • レイ子  2019/06/12 11:30
    すみません。パソコンが飛んでしまいました。 ケータイメールは慣れてるのですが、私の社会生活ってこんなものです(笑)   
    日常をふっと曲がると何か現れそうという期待も込めて作句しましたが、とんでもないところだと大変ですね。
    知人が作った句?に「天国へ日帰り旅行あったらなぁ」っていうのがあるのですが、日帰りならいいかもですね。
  • 田村ひろ子  2019/06/12 20:44
    ★背伸びして話したあとの身の寒さ   まこと

    それでも「背伸びをせざるをえない時」ってありますよね。
    「どうしようと・・・」背筋を寒くしつつも、背伸びしたことに近づきたいともがいている若者の姿は美しいです。
    もう、背伸びはしませんが、背筋を伸ばして歩いていきたいと思っております。
  • 小林康浩  2019/06/12 21:48
    @背伸びして話したあとの身の寒さ   まこと

    「身の寒さ」が見事です。下五が一句の生命線になっていますね。

    進さん、のぶえさん、拙句へコメントをありがとうございます。
  • たんばらのぶえ  2019/06/12 22:43
    ☆背伸びして話した後の身の寒さ まこと

    自分の気持に添わないと思いながらやむをえなく背伸びしてしまった後の後悔・・・。身の寒さ・・・でまことさんの後悔の念の深さを感じられます。
  • 大西俊和  2019/06/13 10:01
    トンネルに山の痛みが沁みている     まこと

    山を刳り抜いて創るトンネル、人間はくらし易くなりますが、山には辛いことでしょうね。何にでも慈愛の心を抱かれるまことさんの優しさの零れる句になりましたね。
  • まこと  2019/06/13 15:39
    ☆背伸びして話した後の身の寒さ   まこと

    皆様のコメントありがとうございます。
    ありのままを晒せず、恰好を付けた後に来る自戒の念。情けなくもあり、自分の俗物ぶりをいつも眺めています。さて、いつになれば裸を晒して生きられるのか。今夜も苦笑いです。
  • 野原 萌  2019/06/13 16:23
    ★トンネルに山の痛みが沁みている   まこと
    中学校に行くには穴門という小さなトンネルを通り抜けねばなりませんでした。時々ポトリポトリと雫が落ちるのです。
    山の木々やコンクリの涙の様に思えました。
    何年ぶりかであの頃の痛みを思い出しました。
  • 坪井篤子  2019/06/13 16:54
    @トンネルに山の痛みが沁みている  まこと

    トンネルを作る過程を想像しました。
    モグラのトンネルとは大違い!
    まことさんの優しさ溢れる一句。
  • 田村ひろ子  2019/06/13 19:26
    @トンネルに山の痛みが沁みている  まこと

    そうですよね。
    穴をあけられたトンネルの痛みに心を寄せている、まことさんの優しさに感動しました。
  • 大西俊和  2019/06/14 09:27
    すり減った今日を充電して帰る  坪井篤子

    バッテリーが切れたら大変。過放電を避けてすぐ充電しないといけません。いつでもどこでも充電出来る体制を日頃から整えていないといけませんね。生活のヒントになる句をありがとうございます。
  • 田村ひろ子  2019/06/14 09:49
    ★すり減った今日を充電して帰る  坪井篤子

    色々と、おつかれさまでございます。
    ご帰宅前の篤子さんは「どちら」で充電されるのかしら?
    自然の景色かしら?
    それとも、美味しいお店かしら?
  • 海月  2019/06/14 12:12
    ☆すり減った今日を充電して帰る  坪井篤子

    充電する場所を持っているのは一つの特技だと思います。人は誰でも多少のストレスを抱えて生活していると思いますが、以前「ストレス」という詩が入選したとき寸評に先生から「多少のストレスは必需品」のようなことが書いてあり妙に納得しました。
    今は緑の美しい季節で、私は時間を見ては裏の公園へ行き森林浴をしています。
    でも考えてみたら私の充電はわが家でした。家大好きおばさんなので。
  • 小林康浩  2019/06/14 19:03
    @トンネルに山の痛みが沁みている  まこと

    山の身になってみたら、トンネルなんて残酷極まりないもの。そこに目を
    つけるのが川柳人の凄さでしょう。

    @すり減った今日を充電して帰る  坪井篤子

    やはり「どこで充電を?」と尋ねたくなりますね。そして「擦り減った今日」
    という表現がとてもいいです。
  • 坪井篤子  2019/06/14 20:43
    ★すり減った今日を充電して帰る  坪井篤子

    俊和さん、
     バッテリー切れの時は美味しいケーキとエスプレッソです。京都まで食べに行ったりします。

    ひろ子さん、
     いつも一人でお寿司屋さんにふらりと入ったりバルでビールを頂いたり。
     お寺も花も好きで癒されております。

    海月さん、
     若い時から一人で行動するのが好きで「食べ物屋さんによく一人で入れるね」と呆れられておりました。これも特技でしょうか。
     

    康浩さん、
     今度こっそりお教えしましょう(笑)


    皆さん、選に入れて下さりコメントも書いて下さり有難うございます。
  • 坪井篤子  2019/06/15 05:19
    @似顔絵に優しい嘘を描き込む   冬子

    嘘を描き込むとしたら一番は頭髪でしょうか。
    それなりに美人、男前の出来上がり!
    冬子さんの優しさとセンスですね。
  • 大西俊和  2019/06/15 09:35
    似顔絵に優しい嘘を描き込む 冬子

    似顔絵なら冬子さんに描いて欲しいです。優しい嘘、大歓迎です(笑)。
  • 野原 萌  2019/06/15 23:03
    ★すり減った今日を充電して帰る  坪井篤子
    今日の事は今日のうちにしっかり補正。
    そして明日また新しい明日。
    篤子さんらしいきちんとした生き方が伺える一句ですね。

    ★似顔絵に優しい嘘を描き込む  冬子
    人を喜ばすコツですね。どこかあったかいのがいいですね。
  • 冬子  2019/06/16 06:53
    篤子さん、俊和さん、萌さん。
    温かいコメントありがとうございます。
    そして私の句を選んで下さった方々に感謝いたします。
  • 野原 萌  2019/06/17 12:59
    ★また一人月を背負って飲みに来る  公子
    絵が浮かびます。月はまん丸じゃなくてちょっと歪な十六~十七夜。
    特に忘れたい事や面白くない事があるでない極普通の、極平凡な日常。
    でも一人に、ちょっとセンチメンタルも、ロマンも匂わせて柔らかな一句。
    作者が公子さんと知り納得です。

    昨日は 時実新子生誕90年 「現代川柳」主催の川柳大会が岡山県の吉備路文学館で開催され、新子先生に学んだ沢山の懐かしい仲間が集いました。九州と北海道からいらした方もあり感激でした。
  • 野原 萌  2019/06/17 13:05
    ★そう来たかすべて笑いにしてしまう  稲垣康江
    ウイットにとんだ康江さんならではの一句。
    ”晴れ女康江さん” の明るい声がカラカラと聞こえるようです。
  • 丸山 進  2019/06/17 13:38
    ☆トンネルに山の痛みが沁みている  まこと
     言われてみれば穴を無理やり開けるので、山は痛み耐え忍ぶ
    でしょうね。着想がすばらしい。古いトンネルはそんな苦痛に
    耐えつつ運命を感じているのでしょう。

    ☆すり減った今日を充電して帰る  坪井篤子
     充電の場所がいろいろあるのが羨ましいです。昔は酒場という手もあったが、これは逆効果のリスクありですね。ひとりカラオケで不幸に酔うなんてのもありそうです。

    ☆似顔絵に優しい嘘を描き込む   冬子
     嘘というよりはクローズあっぷするポイントで、やはり目でしょう。
    目は人間のまなこですから。
  • 大西俊和  2019/06/17 21:09
    そう来たかすべて笑いにしてしまう 稲垣康江

    このような方が傍に居ると楽しいです。しかし、簡単でなく相当年季がいりますね。
  • 小林康浩  2019/06/17 21:34
    @似顔絵に優しい嘘を描き込む   冬子

    美しくデフォルメするか、醜くデフォルメするか、冬子さんは紛れもなく
    前者。似顔絵はそんな人に描いてもらいたいです。

    @そう来たかすべて笑いにしてしまう   稲垣康江

    さすがですね。この域に達するには、俊和さんが書かれているように
    相当な年季がいるでしょう。でも会得したいです。
  • 田村ひろ子  2019/06/17 21:59
    ★また一人月を背負って飲みに来る  公子

    公子さんの心の中の方なのでしょうね。


    ★そう来たかすべて笑いにしてしまう   稲垣康江

    康江さんの笑顔を思い出しております。
    ユーモアたっぷりの句ですね。
  • 丸山 進  2019/06/17 22:09
    ☆また一人月を背負って飲みに来る  公子
     ユニークな表現に感銘です。この場合は三日月でしょうか、
    なんとなくストイックで哲学的な雰囲気を感じます。
     

    ☆そう来たかすべて笑いにしてしまう   稲垣康江
     私は作品と人柄は別だという意識ですが、稲垣さんの場合は
    別で、そのまんま笑顔にエールを贈ります。
  • たんばらのぶえ  2019/06/18 00:01
    ☆トンネルに山の痛みが沁みている まこと

    トンネルを見て山の痛みを感じられるなんてまことさんの優しい川柳の目ですね。


    ☆すり減った今日を充電して帰る 坪井篤子

    若い時から単独行動が好きでそれが出来ていた篤子さんはご自分の充電切れに気が付かれると「さあー!充電しなくちゃー!」なんて颯爽とお洒落しておひとりで美術館?それともお好きな映画を観に行かれるのかしら? 素敵ですね!


    ☆似顔絵に優しい嘘を描き込む 冬子

    似顔絵に優しい嘘を描き込むのはもしかしてもしかして実物以上に似顔絵を美しく描かれるのかしら?


    ☆また一人月を背負って飲みに来る 公子

    月を背負って来るなんて素敵ですね。どんな月を背負って来られお客様でしよう? その方がいらっしゃると周りが明るくなるのかしら? 色々と想像していたら楽しくなりました。
  • 小林康浩  2019/06/18 04:52
    @また一人月を背負って飲みに来る   公子

    月を背負うなんてなんて魅力的な表現でしょう。映画の
    ワンシーンのように視覚へ飛び込んできます。
  • 冬子  2019/06/18 09:21
    丸山さん、小林さん、たんばらさん。

    コメントありがとうございます。嬉しいです。
  • 坪井篤子  2019/06/18 15:51
    そう来たかすべて笑いにしてしまう   稲垣康江
     
     おおらかな康江さんを思い浮かべております。

    @また一人月を背負って飲みに来る  公子

     「月を背負う」なんて素敵な言葉でしょう!
     シャイな公子さんのはにかむお顔を想像します。

    @休肝日急いで抜ける繁華街   睦悟朗

     お酒好きな方ならではの休肝日のある日常を上手く切り取られていて微笑ましい。
  • 田村ひろ子  2019/06/18 17:24
    @休肝日急いで抜ける繁華街   睦悟朗

    睦悟朗さんの休肝日は週のうち何回なのでしょうね・・・・・。
  • 大西俊和  2019/06/18 18:04
    @休肝日急いで抜ける繁華街   睦悟朗

    休肝日の繁華街は一段と眩しく感じます。抜けるのが大変です。

    @また一人月を背負って飲みに来る  公子

    私も飲むときは月を背負っています。いつか太陽を背負って飲みたいです。
  • 小林康浩  2019/06/18 21:56
    @休肝日急いで抜ける繁華街   睦悟朗

    むかし、よく飲んでいた頃の自分を思い出しました。ほぼ毎日が
    休肝日のいまがちょっとさみしいです。
  • 野原 萌  2019/06/18 22:02
    ★休肝日急いで抜ける繁華街   睦悟朗
    好きを我慢する・・辛いけどガ・ン・バ!
  • たんばらのぶえ  2019/06/18 23:11
    ☆休肝日急いで抜ける繁華街 睦悟郎

    休肝日はかなり強い 意思?を持って急ぎ足で繁華街を抜けられたのですね。ご立派です。