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オープン掲示板 過去ログ

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  • 野原 萌  2021/04/27 19:23
    ★光追いまだまだ悟れない土竜   大西俊和
     
    そうですね、深いですね。
    それが生きるという事なのでしょうね。
    川柳を始めた頃 ”星を見るもぐらの穴の休憩所”  と作句しました。
    メルヘンチックで好きな句でしたが、思えば気楽な頃でした。
  • 大西俊和  2021/04/28 15:06
    萌さんの句「星を見るもぐらの穴の休憩所」、良いですね。映像がすぐに浮かびます。

    地中の光の無い世界で生きるしかないもぐら。一条の星の光をどのように見たのでしょう。星の光に照らされているもぐらともぐらの休憩所。まさにメルヘンですね。絵になさってこの句を添えると絵本になります。絵も川柳もなさる萌さんですから、目と相談しながら、絵本作家に挑戦なさって下さい。自宅のすぐ隣に朝日新聞の編集記者さんが住んでおられます。ご病気で車椅子生活をなさっているのですが、とても賢い方で、童話や絵本などがお好きです。機会があればご紹介したいと思います。
  • 野原 萌  2021/04/29 22:16
    ★今日という階段今日もありがとう    大西俊和
    生きて、また新たな一歩、一段を進めることは本当に
    有難い=難いが有る。ということなんですね。
    大きなご病気をなさった俊和さんだからこその御心境かと、一句しみじみ読ませて頂きました。

    ★洗脳をし合って我ら金婚に    大西俊和
    おめでとうございます!
    ”洗脳しあう” って、たやすい様で難しい事ですよね。凄い事です!!

    ★私のもぐらちゃんにも応援有難うございます。
  • 善江  2021/04/30 08:59
    『 川柳びわこ 』2021.5より


    ▽川柳はひとりである。
     しかし孤独ではない。

              それは、その人のことを理解し
              わかってくれる仲間がいるから。


     川柳はひとりのことを書きながら
     みんなのことを書いている。

              だから、ひとりのようであるが
              ひとりではない。


            < 編集後記:德永 政二 >
  • 野原 萌  2021/05/01 21:37
    善江さん
    いつも < 編集後記:德永 政二 >を
    ありがとうございます。
    政二さんの、川柳に向かっておられる熱く真摯な思いに
    心新たにしております。

    『・・・ だから、ひとりのようであるが
              ひとりではない。』

    心にしみます。元気になりますね。
  • 野原 萌  2021/05/01 21:57
    ★まだ会わぬ老師の言葉染みてくる    大西俊和
    (何もかも受け入れるしかない。「死ぬ時は死ねばよい」と。)

    胸に染む言葉に出会う時、人は”生きて”いるのですね。
    心の動いてない日々を過ごしてきた私の日の虚ろを思いながら
    「学び」への俊和さんのパワーを感じます。
    何もかも受け入れて深呼吸します。
  • 田村ひろ子  2021/05/02 11:58
    ドンファンはテレサに抱かれ死にました 大西俊和

    人は一切れのパンでなく 愛に、小さなほほえみに 飢えているのです。 誰からも受け入れられず 誰からも愛されず 必要とされないという悲しみ これこそ本当の飢えなんです 愛を与え 愛を受けることを知らない人は 貧しい人のなかでも 最も貧しい人です。   (マザーテレサの言葉より)

    俊和さんの「今」、何事も静かに受け止めて、ご家族をほほえみと愛に包み込む日日は素晴らしい日日です。
    ご自分のこれからを信じ、大切にできる方ならでは日日と思います。
    祈っております。
  • 野原 萌  2021/05/02 23:13
    ★ドンファンはテレサに抱かれ死にました 大西俊和

    どんなささやかな事でも、その人が喜んでくれると思うだけで
    ワクワクします。愛される時より、人は愛するときの方が幸せをより深く感じるもの。
    人間だけの宝物なのでしょうね。
    テレサに抱かれて、寂しいドンファンはきっと 瀬戸際に愛という宝物を感じて逝かれた事でしょう。
  • 野原 萌  2021/05/03 22:30
    ★カーテン揺れるマザーテレサがいるらしい    大西俊和
    俊和さんのまわりには、いつもマザーテレサの様なご家族。
    でも優しい方が、存在していて下さるというだけで心が安らぎますね。
  • 野原 萌  2021/05/05 16:35
    ★蔓草の雲へ光へ螺旋形   大西俊和
    4日は夕日がとてもきれいでした。”雲へ光へ螺旋形”がいいですね。絵が浮かびます。
    勝海舟の砲台跡の近く、蔓草の逞しく伸びる青を見ながら歩いてきました。

    ★青春へ螺旋階段駆け上がる     大西俊和
    四方が見えるのに、八方が見えるのに、駆け上がる時は何も見えない。
    ただ、天辺の光だけが見える!
    青春とはそんな感じだったような気がします。
    そんな一途さを持つ時は、たとえ九十であろうと青春真っ只中!
    人の情に支えられながら、私も駆け上がるぞ!!
    と元気が出ました。
  • 田村ひろ子  2021/05/06 09:11
    ベンジャミンバトンに投げるサイコロを 大西俊和

    サイコロは幸せの上がりです!!!

    俊和さん、行っていらっしゃい。
    お帰りをお待ちしております。
  • 坪井篤子  2021/05/06 15:45
    *ベンジャミンバトンに投げるサイコロを   大西俊和

    ベンジャミン・バトンはアメリカの実在の人物。
    ドラマや映画では老人が赤ちゃんになったという物語ですが実際は違ったようです。

    サイコロを投げる俊和さんの心境を思います。
    良い目が出ますように!
  • 山口一雄  2021/05/06 19:43
    *ベンジャミンバトンに投げるサイコロを   大西俊和

    ご無沙汰しております。
    いろいろとバタバタしておりますが、毎日覗かせていただいています。

    関西は変異ウイルスで大変ですね。
    お見舞い申し上げます。
    どうぞお大事になさってください。
  • 野原 萌  2021/05/07 23:54
    ★ベンジャミンバトンに投げるサイコロを   大西俊和

    サイコロを投げる時は、一心に念力を集めます。
    どうかいい目が出ます様に!
    祈りの手に力が入ります。

    ★一雄さん
    こんばんは。
    お元気にお過ごしなんですね。良かった!!
  • 山口一雄  2021/05/08 13:23
    萌さん

    ありがとうございます。
    萌さんもご自愛ください。
  • 野原 萌  2021/05/08 17:59
    ★天と地に愛され醒めた少年期     大西俊和
      
     (夏休みの希望ばかりのある朝を今でも覚えています。)

    今、なおハッキリ覚えている朝。どんな朝だったのでしょう?
    心は何をキャッチしたのでしょうか?
    愛されていると感じる時、人は不思議な力を見るのですね。
  • 山口一雄  2021/05/10 10:55
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -01-

    紫陽花の色した海に恋遺す
    運命を賭けた手紙に切ってはる
    記念日を寝るころになり思い出す
    横顔に夕日を受けて黙ってる
    別れよう 柊の花香る日に
    あとはもう日にち薬と医者が言う

    つづく

    「恋法師」は俊和さんが52歳の時に初めて上梓された川柳集で、1988年から1996年の間に詠まれた作品の中から時実新子先生が選句されたものです。

    ご感想、コメントなどいただければ嬉しいです。
  • 野原 萌  2021/05/10 23:07
    一雄さん
    「恋法師」懐かしいです。
    実は1996年の夏のある日、母がにこにこしながらやって来て「あんたが喜ぶ、ええもん貰ろたんやけど、あんぎょか(差し上げようか)」と、いかにも大切な物と言うわんばかり、得意気に背中の後ろから出して来たのが大西先生の「恋法師」でした。
    私の川柳との出会いでした。楽しい日々の始まりでした。

    *紫陽花の色した海に恋遺す
    *運命を賭けた手紙に切ってはる
    *横顔に夕日を受けて黙ってる
    若々しい少年の心を感じる恋の句ですね。
    私もその頃、社会と切り離れた生活をしていましたので、まったく、素で生きていたので、真っ直ぐに入って来ました。
    もう夢中で読みました。

    *記念日を寝るころになり思い出す
    ぷっと笑ってしまいました。
    でもプレゼントは間に合いません。
    きっとやさしい「ごめんなさい」が交わされた事でしょうね。

    *あとはもう日にち薬と医者が言う
    お医者様が言われるのだから間違いないでしょう!ふふふ。
  • 野原 萌  2021/05/10 23:46
    ★365日水に書き留めている言葉    大西俊和
    ”水に書き留める”とは独特の表現ですね。365日!!
    ・・・言葉にすると壊れてしまいそうで、怖い。
    どんな言葉にしても伝わらない気がして、もどかしくって・・。そんな時、
    私もそっと水に(サンズイ編)書き留めさせていただこう。

    5月11日
    昨夜から気になっていた。”水に書き留める言葉”
    尊敬なさる尊徳先生の様に繰り返し繰り返し、毎日書くことで澄んでいく世界を詠まれたのかと・・。そう思うと、
    ”水に書き溜める”が、この1句に大きな生命力を放ってストンと落ちました。
  • 山口一雄  2021/05/11 14:38
    萌さん

    早速のコメント恐れ入ります。
    今後、週に1、2回程度アップさせていただこうと思っています。
    お時間がありましたらまたよろしくお願いいたします。
  • 田村ひろ子  2021/05/13 17:29
    すっぴんの高層ビル群曇天下 大西俊和

    俊和さんの声が聞こえてほっとしました。
    病院の屋上からご覧になっている
    「すっぴんの高層ビル」の表現が面白いです。
    お大事にお過ごしくださいね。
  • 野原 萌  2021/05/14 12:08
    ★すっぴんの高層ビル群曇天下    大西俊和
    13日、西宮は秋空かと思うほど空の青さが澄んでいました。白い雲の塊を飛行機雲が横切り、とても爽やかな美しいアートの世界でした。
    俊和さんの窓から見える、すっぴんの高層ビルの大画面はどんな雲風景だったのでしょうね?

    ★虫穴に朝が来たのか動きだす     大西俊和
    太陽と共に生きている生命の輝き!愛しく注がれるやさしい目が暖かく伝わります。

    ★一雄さん
    楽しみにしておりますね。
  • 山口一雄  2021/05/15 17:25
    ありがとうから始まる今日を生かされる  大西俊和

    「ありがとう」という言葉は、言われるほうも言うほうも癒される気がしています。
  • 山口一雄  2021/05/15 17:47
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -02-

    良い知らせ悪い知らせも鳴る電話
    男を騙す卵のような顔をして
    小蟹食った浅蜊を僕が食っている
    壁一重運命一つ左右する
    尻尾振ることを忘れず犬が死ぬ
    蚊も必死私も必死負けそうだ

    つづく

    何年か前になりますが、神戸で開催された句会に参加する途中、俊和さんのご自宅に寄らせていただいたことがありました。門を入るなり大型犬に尻尾を振って歓迎されました。あの犬ちゃんは元気でしょうか。
  • 野原 萌  2021/05/15 22:44
    ★ありがとうから始まる今日を生かされる    大西俊和
    何十年も、朝はまず一杯の日本茶から始まりました。
    「ありがとう」と夫。・・・そうでした。
    「おはよう」は世話する側の言葉で「ありがとう」はされる側ですね。
    感謝の穏やかなお心が詠まれ、昨年の日々を思い出してしまいました。
  • 野原 萌  2021/05/15 23:12
    ★小蟹食った浅蜊を僕が食っている

    蟹の子の形がそのまま残った浅利。そのままをを詠みながら、
     自然の摂理、奥深い思いに誘われます。

    今ならマイクロプラスチックを思ってしまいます。
    人間は傲慢と一言に言ってもいけないのでしょうが・・・。
  • 野原 萌  2021/05/16 12:17
    ★叶うこと無き夢描く水晶に    大西俊和

    水晶は不思議なパワーを持つという。
    何度も何度も描けば祈りとなって叶う夢。
    今、私も心澄まして水晶に向かっています。
  • 野原 萌  2021/05/17 19:24
    ★聴こえぬように好きと囁く薄明に   俊和

    「好き」は取っておきの魔法のことば。
    薄明かりにそっーと。ふふふ、、、、
    今日もいい日ですね。きっと。

    桜の木に蝉の幼虫が二匹。がんばれよ!
    と声を掛けて来ました。それだけで何だか優しい気持ちになりました。
  • 野原 萌  2021/05/19 16:58
    ★病室で小鳥のように寝て覚める    大西俊和

    規則正しい生活ですね。

    自然界では 太陽のサイクルで生きている小鳥さん。
    我が家のチー子ちゃんも灯りを遮断すると睡眠タイム。朝、カバーを取るとやおらと羽を伸ばし、お喋りが始まります。出してやるのが遅くなると「遅い!!」とばかりに指をつ突っついて抗議します。チー子にはチー子のお時計さんがあるのでしょう。夜更かしの私は大反省です。
  • 石原てるみ  2021/05/20 13:46
    「病室で小鳥のように寝て覚める」
    大西俊和

    コロナ禍の入院は見舞い客も無い、時おりナースとスタッフが短く覗かれるだけ。

    全ては受け身であたえられるだけ。
    自分の意思は殆ど不要❗
    白い壁の無機質な部屋❗
    明る過ぎる窓❗

    深い静寂のベットの上で人の感覚が薄れそう人間か否かすら❓️

    窓を開け風を感じると羽が生えて小鳥になり大空に飛んで行けそうな幻想❓️

    少しずつ小さくちさく息をしている。
    退院時には口の周りの皺が更に深くなり老い戯れた小鳥でした❗

    なんとか見えない鳥籠からの脱出成功❗
    只今、少しずつ人間に復活の最中です。
  • 野原 萌  2021/05/20 17:10
    ★「病室で小鳥のように寝て覚める」  大西俊和
     
    てるみさん  こんにちは。
    <深い静寂のベットの上で人の感覚が薄れそう人間か否かすら❓️
    窓を開け風を感じると羽が生えて小鳥になり大空に飛んで行けそうな幻想❓️>
    ・・・
    体験された方でこその痛みですね。読みの深さがジンと伝わりました。

    ★爬虫類あたりで神と共存す    大西俊和
    家守の可愛らしい瞳を思い出しました。
  • 大西俊和  2021/05/20 17:37
    ベンジャミンバトンに投げるサイコロを 大西俊和

    ひろ子さん、篤子さん、萌さん、一雄さん、コメントありがとうございます。最近読んだ本に、病気が完治して、ばりばり活動している自分をイメージすることを勧められました。病気が治るだけのイメージでは弱く、映画のベンジャミンバトンのように若返った自分を追い求める方が良いようです。
  • 大西俊和  2021/05/20 17:51
    ありがとうから始まる今日を生かされる  大西俊和
    最近読んだ
    「そわか」という本は、掃除・笑い・感謝の頭文字から取った題名です。その三つを心がけると幸せになれるというものです。とくに「ありがとう」という言葉は10万回ほど声に出すと思いがけない幸せが訪れると・・・・科学的な証明はないですが、この世には説明不能の不思議な現象もあるものです。
  • 大西俊和  2021/05/20 18:51
    ★病室で小鳥のように寝て覚める    大西俊和

    萌さん、てるみさん、コメントありがとうございます。

    ほとんど毎日寝る前に、11歳から96歳まで座禅をなさった永平寺78代管長宮崎やすほさんのインタビュー動画を観ています。座禅の真髄が語られていて心を打たれます。その中で「自然は立派や。花が咲き、虫が鳴くのもほとんど違わない、自然の法に従って生きている・・・。人間も自然の法に従って行きなさえい、欲望に振舞わされては自由になれない・・・」と述べられています。人間も鳥のように明るくなれば目覚めて囀り、暗くなると丸く翼に包まれて眠るのが自然なのでしょうね。身体も自然なものですので、自然とリズムを合わせて暮らすと自然治癒力に繋がるのでないかと思います。自然ー無意識ー魂ー神は微妙に
    影響し合っているのは間違いないでしょう。
  • 山口一雄  2021/05/20 20:31
    ★病室で小鳥のように寝て覚める    大西俊和

    てるみさん

    お声が聴けて嬉しいです。
    どうぞお大事になさってください。
  • 山口一雄  2021/05/20 20:50
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -03-

    靴音を立てずに帰る癖がある
    逢わないと私に私約束す
    逢いにゆく傘もカバンも投げ出して
    意志弱く卒業できぬ事ばかり
    約束の時間が過ぎて寒くなる
    挨拶が済んでも発車ベル鳴らず

    つづく

    心が若いと体も若返るらしいです。私も心を若くしたいと思います。
  • 石原てるみ  2021/05/21 10:45
    山口一雄さん

    ありがとうございます。

    こちらこそ
    覚えて下さっていて、とても嬉しかったです。

    お優しい、一雄さんに感謝です!
  • 大西俊和  2021/05/21 17:44
    今日の大阪中之島は優しい雨が降る続いています。晴れた日は濃緑の色の水を湛えた土佐堀川も、今日は黄土色です。ビルの谷間の橋の上の車列は途切れることがありません。舗道は傘を差した自転車と歩行者がゆっくりゆっくりと移動しています。屋上庭園は散歩できませんでしたので、入院病棟や外来病棟を点滴を引き摺りながら歩いています。どのような天気であれ、運動は健康のために欠かせません。一雄さん「心が若いと体も若返るらしい・・・」確かにその通りですね。名医シンドラーの「心と身体の法則」を読んでいますが、いきいきと生きると自律神経、内分泌、自己治癒力の三大システムに好影響を与えるようです。「心身一如」は真理と考えて間違いないでしょう。一雄さんが来訪して下さったときに家におりました大型犬でなく、中型のビーグル
    犬だ思います。6匹の仔犬を産みましたが、子犬よりも長生きして天寿を全うしました。退院して元気になりましたら、福井再訪したいです。永平寺も訪問したいです。お元気にお過ごし下さい。
  • 山口一雄  2021/05/21 20:18
    てるみさん

    恐れ入ります。


    俊和さん

    改めて何年前かと調べたら、2009年の6月でした。車での日帰り参加でした。大きなワンちゃんだったと思っていましたが、そうでしたか。
    去年の暮、私も点滴台を引いて病院内を歩いていました。管が体から三本も出ていて歩きづらかったです(笑)。今はもう元気になりました。
    コロナが落ち着きましたらまたいらしてください。お待ちしております。
  • 坪井篤子  2021/05/21 20:45
    空海の曼荼羅絵図を出られない  大西俊和

     <臆病と我がままの太極図だけが漂っています。>

    俊和さん、退院されたら夏の永平寺、心が洗われるようで良いですよ。
    京都・東寺の国宝・曼荼羅を拝見にも参りましょう!
  • 野原 萌  2021/05/22 11:53
    ★空海の曼荼羅絵図を出られない  大西俊和
    空海・・。何という宇宙的才能!?でしょうか。
    理解する事など出来ませんが、グイグイと引きずり込まれて行きます。
    俊和さんのお心もどんどん何かを超越されて一つの大宇宙を創られて行かれる様でまぶしいです。

    一雄さん、篤子さん
    永平寺、東寺・・深い緑の時はまた一段といいでしょうね。是非ご一緒させていただけたら嬉しいです。
  • 野原 萌  2021/05/22 12:30
    ★いつの日か愛せばならぬ暴れ川    大西俊和

    二宮尊徳は酒匂川の洪水で生きるか死ぬかの 辛い目に遭っています。しかし、一円観の人生哲学で乗り越えていまいます。

    江戸の末期頃の事でしょうか。河川の氾濫は、想像もつかない大惨事だった事でしょうね。
    恨み、忌み嫌うのではなく、いつか愛すべきものへと誘っていく凄さ!
    市民の宝である夙川も、ちょっと前釣り人の命を奪いました。こんな静かな小さな川が・・と信じられない事でしたが、今またちっちゃなかるがもを育てています。散歩の人々が楽し気に応援旗を振っています。


    ★意志弱く卒業できぬ事ばかり   俊和
     わわわ・・わたしの事で~す!
     同感してしまいました。
    俊和さんもお若い時は そーだったんだね。と緩みました。
    昨日、ノートを見て泣いてばかりいました所へ友より電話。
    萌さんは萌さんでいいのだよ。と言って一杯褒め言葉をくれました。心が弱っているときは褒めてもらう程の事でもなくても嬉しいものですね。
    ★赤塚の「これでいいのだ」それでいく  萌
       と言いながら、尊徳さんを胸にだきながら。
  • 山口一雄  2021/05/22 21:32
    俊和さん

    お恥ずかしい話ですが、地元にいながら永平寺は一回行った記憶があるだけです。有難い言葉も私には馬の耳に念仏のようです(-_-;)


    萌さん

    楽しみにしております。
  • 坪井篤子  2021/05/23 09:15
    永平寺には冬以外季節ごとに三回訪れております。
    お饅頭のようなまん丸いお座布団を臀部に敷き座禅の後、精進料理を戴きました。
    ヨーロッパ系の雲水さんが恰好良かったです。
  • 山口一雄  2021/05/24 19:34
    永平寺の精進料理はテレビで見たことがあります。座禅体験やその他いろいろな体験コースが用意されているようです。雲水さんもハンサムでかっこいい方がたくさんいらっしゃるようです(^^)


    ★ポケットに溢れるほどにありました   大西俊和

    俊和さんのポケットに溢れるほどにあったものは何だったのでしょうか。ちなみに私は五百円硬貨だと嬉しいです(笑)


    ★生も死も生態系の中のこと   大西俊和

    所詮生も死も同じ生態系の中のことですよね。それを生か死かと大騒ぎしていることは馬鹿々々しく思えてきます。でもそが悟られないから困ったものです。
  • 野原 萌  2021/05/25 16:06
    ★ポケットに溢れるほどにありました   大西俊和
    夢や希望だと思うな。でも
    一雄さん、超現実的でいいな!クククと笑ったらプラスイオンに溢れました。アリガト!

    ★生も死も生態系の中のこと   大西俊和
    母を送り、弟を送りそして夫を。三年続くと死も生もまた、何か身近で、親しく神聖なるものの感覚を覚えます。

    ★神さまの許しのような午後の雨    大西俊和
    静かに大地を潤し、苔が命を謳歌していました。
    ”午後の雨”が句をしっとりさせて素敵!
  • 坪井篤子  2021/05/26 09:23
    6月とことん句会のご投句受付中です。

    ★雑詠1句
    ★締め切りは6月5日(土)午後8時
    ★投句先 とことん会掲示板をご覧下さい 

    投句一覧は出来次第

    よろしくお願いいたします。
  • 野原 萌  2021/05/26 22:39
    ★生きているかと心の奥に射す朝日    大西俊和
    眩しい、痛い程の朝日をキャッチ!
    うん、うん。それだけで「生きてる!」って感じ。
    今日の句、とても好きです!
  • 山口一雄  2021/05/27 13:58
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -04-

    闇の中影にもなれぬ僕がいる
    土砂降りの雨に打たれて死ぬものか
    ダイレクトメールに混じり来た手紙
    話したいことは話せず海を見る
    後悔はあの一杯のビールから
    馬の瞳で去りゆく君を見ています

    つづく

    俊和さんの中に少年のような純粋なものを感じています。
  • 野原 萌  2021/05/27 22:03
    ★晴耕雨読今日も素敵な日になるよ    大西俊和

    「晴耕雨読、静かな日々を過ごしています」と中学時代の恩師から
    お便りを頂いた事があります。
    無理をし過ぎないように、晴れた日は晴れた日に出来る事を。
    曇った日は曇ったように。そして雨の日は雨の音を聞きながら美しい詩でも読みましょう。と、気持ちが楽になったのを思い出しました。
    今日はワクチン接種を無事済ませて、ぼんやりオールデイズなど聞きました。
    素敵な日になりました。

    ★ダイレクトメールに混じり来た手紙
    パスパス、パス。その中に1通、手書きの見慣れた宛名文字!
    手紙って本当に嬉しいもの。
    メールボックスを開けるのがワクワク。でもでも、時に招かざるものも・・。
    混じり来たというのだから少しミステリアス。はて?はて?

    ★一雄さん
    いつもありがとうございます。
  • 山口一雄  2021/05/29 09:19
    曇天に妄想広げ微笑する  大西俊和

    最近テレビなどで、プロジェクションマッピングという立体に映像を投影するパフォーマンスをよく見ます。雲に妄想を広げられる俊和さんのスケールが凄いですね。どんな妄想なのか見てみたいです(^^)
  • 野原 萌  2021/05/29 15:26
    ★日が過ぎる許しと願い繰り返し    大西俊和

    思い出すのは「ああー、何故あんなこと事言ったんだろう⁉」
          「何故、気が付かず思い遣りに欠けていたんだろう⁉」ばかりです。

    詩人の里みちこさんの提唱で、島根県の飯南町が作った「優便ポスト」があります。
    ”「ありがとうやごめんなさい」言えなかった心のわすれもの”を書いて送ります。誰に読まれることなく、1月のとんどやきの日に、天へ炎や煙となって送ってくれます。

    ・・書くことで対話ができます。とんど祭りの煙に乗って詫び状が届くように思えてせっせと書いています。
    私が、なんとか心が元気に来られたのはそんな魔法のお蔭です。
  • 野原 萌  2021/05/29 16:22
    ★曇天に妄想広げ微笑する  大西俊和
       微笑で、曇天も独り占めですね。

    ★馬の瞳で去りゆく君を見ています
    ”馬の瞳で・・・・・・・見ています”
    えっ!?ビックリしっました!!
    今の今まで気が付かずにいましたが、 
    俊和さんが「恋法師」でずーっと前に詠んでいらしたんですね。
    限りなく優しい男の目ですね。

    「犬の目でずーっとあなたを待っていた  萌 」
    を発表しました。(2018・5)愛犬、福の私を見る目から詠んだ句でしたが、
    こちらは一途な女の目。

    17音字の不思議を思いながら、気を付けないと危ないとドッキリいたしました。
  • 山口一雄  2021/05/29 22:37
    ★馬の瞳で去りゆく君を見ています  俊和

    ★犬の目でずーっとあなたを待っていた  萌

    優しい男の目と一途な女の目、萌さん、素敵ですよ!
  • 善江  2021/05/30 11:44
    『 川柳びわこ 』2021.6より


    ▽コロナのことがあって誌上句会が続いていますが、
    毎月参加している高齢者の方は大変だと思います。

           誌上句会は当日句会と違って、
           何回も読まれ、
           作者名もわかってしまいますのでより緊張しますが、

         書きたいことを書いて、
         川柳の関わりを生きがいにしていただければと思います。



          <編集後記:德永 政二 >
  • 野原 萌  2021/05/30 22:43
    ★天と地の間のことよ四苦八苦    大西俊和
    「自分の思うようにはいかない。そもそも人生は苦なのだから。」という悟りのなかで、中七の ”ことよ” におおらかな作者の器が表現されていてつい、ほっこりします。

    ★一雄さん
    コメントありがとうございます。
  • 野原 萌  2021/05/31 14:02
    ★蒼穹へと高層ビルも私も   大西俊和
    清々しい梅雨の中休み。
    生産性は落ちたかも知れませんが、(それはそれで心痛むのですが)
    取り戻したかも知れない青空。高層ビルも美しく凛と。
    思わず両手を挙げて深呼吸!デスね。
  • 山口一雄  2021/06/01 19:40
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -05-

    瞳孔散大 死ぬほど思いつめていた
    心臓移植時計の電池交換す
    聴診器あなたの胸に当てている
    占いがどこかで僕を変えていく
    汗かかぬ手と握手して別れけり
    破ってもよい約束を守ってる

    つづく

    約束はどこまで守るものなのか、あるいは覚えているものなのか、十人十色でいろいろあるみたいです。金銭のやり取りは借用書を交わすことで絶対的なものになりますが、そうでない約束は意外と相対的であやふやなもののようです。そんな約束を律儀に守られている俊和さんが目に浮かびます。
  • 山口一雄  2021/06/01 19:53
    ★まだ夢の続き追いたいビルの街  大西俊和

    都会には何棟もの超高層ビルが建っていますね。都会に行くと何か自分が大きくなったような気がします。大学生になって上京した頃のことを思い出しました。
  • 野原 萌  2021/06/01 22:31
    ★まだ夢の続き追いたいビルの街    大西俊和

    心ほど自由で希望に満ちた宇宙はないのに、気付かず遣り過ごす事の何と多い事でしょう!
    夢の続きを追う・・・。素敵ですね!

    ★破ってもよい約束を守ってる   俊和
    一雄さん、
    いかにも俊和さん! って句ですよね。
    約束をした自分に恥じる事のない自分。
    この清さ、強さがきっと俊和さんの軸なんだと思います。
  • 野原 萌  2021/06/02 16:58
    ★人として生き物として仰ぐ空    大西俊和
    海抜450メートルの山上部落に生まれました。
    夜は特に、手をつなぐ黒い連山の上に、まーるいお空がありました。
    宙は一面にきらめくお星さま。
    どれほど満たされていたか! その時は気づきませんでした。

    …”仰ぐ” は畏敬の念ですね。
    そっと空に手を合わせましょう。

    ★心臓移植時計の電池交換す
    医学の進歩は本当にすごいです!電池交換ですか!?
    お蔭様でお元気印の私ですが、クヨクヨせずに、心の電池を切り替えて、
    さあ、後ひと息 梅雨を元気に乗り切りましょ!
  • 野原 萌  2021/06/04 15:56
    ★湿る空無口に観んな傘持って    大西俊和
    降りそうな空気の中を いそいそとみんな早足で・・。
             この季節はついつい無口になりがち。
    大地は青々と自由を謳歌してるのに。
             うん。「雨に歌えば」でも聞いてみよう!
  • 野原 萌  2021/06/05 11:07
    ★こびりつく愛する人の阿頼耶識    大西俊和
       
    愛し合っているもの同士が共有できる世界程 
    静かで温かいものはないと。でもそれは永遠ではないのが常。
    ”こびりつく”というのですからもう、DNAにしっかりコピーされているって事!
    生きるというのは、そういうささやかな日常の積み重ねが大切なんだよ。・・・と。
    ふとそんな気がする今日の1句でした。

    ★占いがどこかで僕を変えていく    俊和
    占いもまた、不思議な効力ですね。
  • 大西俊和  2021/06/05 12:39
    一雄さん、萌さん、私の句にコメントをありがとうございます。お陰様で元気に療養生活をしています。福井と言えば、万代さんが西宮から福井まで自転車で走破されるときに山ちゃんの自動車に同乗伴走させていただいたこと、後日美味しい越前蕎麦を頂いてから夜の福井を探検徘徊したことなどを思い出します。元気で若かった多です。今は、永平寺や小谷城など寺や歴史史蹟に関心が・・・老いたのしょうね(笑)。萌さん、退院しましたら、自宅で小さな情報交換会の場をと考えています。コロナも治まり集まりやすくなるのでないかと思います。人が集まりいろいろの情報を共有し新しい何かを育ててゆくことがこれからの社会に求められているように思います。人間ひとりひとりが神の心を持っていますので。その心の力を合わせますと不可能はなくなり奇蹟を起こせると思っています。また、お声をお掛けします。
  • 山口一雄  2021/06/05 19:48
    俊和さん

    元気で療養生活をされているとお聞きし安心しております。私は毎日母の介護で忙しくしております。更に今月は母も私もコロナワクチンの接種があります。問題がないといいのですが…。
  • 野原 萌  2021/06/06 16:23
    俊和さん
    お久しぶりです。福井での一雄さんとの二人三脚の思い出。
    夜の探検徘徊。等々・・。目に浮かぶ様でほっこりします。
    ご退院なさったら、是非お声かけ下さいね。
    お話を聞かせて戴くのを楽しみにしています。

    一雄さん、
    お母様、いかがですか?お世話は大変でしょうけど、くれぐれもご自愛なさって、
    お母様を喜ばせてあげてくださいね。
  • 山口一雄  2021/06/06 20:00
    萌さん

    萌さんもご家族を長く介護され大変お疲れさまでした。母は認知症になって10年以上になります。ゆっくりと進行していき今は要介護2です。
    一口に介護といっても、本人との関係のほか主治医との関係、介護従事者との関係もあり、いろいろと複雑ですね。大小さまざまな波に翻弄されながらも何とか続けています。
    更に昨年からはコロナの影響があり、私自身も大きな手術を受けて体力がなくなりましたが、家族や周りの方々に助けていただき感謝している次第です。
  • 野原 萌  2021/06/07 11:52
    ★自分と神に復讐される人類は    大西俊和
    怖いです!
    ”誰も見ていない わたくしが見ている  萌 ” 
    と自分を戒めてきました。ゆるゆるで、フフフと笑いながらです。
    い・い・か・げ・ん・デ~ス。

    ★一雄さん
    進行が緩やかなのは、ご一緒に暮らす周りの方々の影響が大だと聞いています。お母様の穏やかな日々が、一雄さんの優しいお顔に重なります。
    コロナや周りの対応に、ご自身の大病!
    これから増々思い通りに行かない事が 増えると思いますが、 どうぞ、ご無理なさいませんように!
    近ければ、お散歩の御代わりでもできますのにね。
  • 山口一雄  2021/06/07 16:00
    萌さん

    ご心配おかけして申し訳ありません。私の入院を挟んで4ヶ月ほど施設に預かってもらっていたので、帰宅してからはしばらくは混乱が続きましたが、母と襖一枚隔てて寝るようになってからは大分落ち着いてきました。ありがとうございます。
  • 山口一雄  2021/06/08 19:57
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -06-

    引き出しで枯葉になっていく手紙
    きのう僕が眠った布団干すハメに
    救うため無能の僕が駆けつける
    哀しみに耐えられなくて花は散る
    永遠にあなたが留守のこの世です
    超人と思った母の息止まる

    つづく

    ★引き出しで枯葉になっていく手紙

    私の引き出しにも何通もの手紙があります。恋文でないのが残念ですが、年月が経つほど記憶が薄れていきますね。読み返してみると自分でない人間に出会ったような気がします。
  • 山口一雄  2021/06/08 20:08
    湯加減も言葉加減もよろしくて  大西俊和

    言葉加減んて難しいですね。最初はちょうどいい加減と思っても時が経つにつれ冷めていったり、最初はちょっとと思っても次第によい加減になってくることもあるようです。
  • 野原 萌  2021/06/08 21:21
    ★湯加減も言葉加減もよろしくて    大西俊和
    ええ、ええ。「よろしい」が染み入りますね。
    もう昔になりましたが、串本の大島に叔父をお泊めした時、姑が五右衛門風呂に
    まきをくべながら、方言たっぷりに叔父に話しかけたそうです。
    その時の事が忘れられないと 何度も話していました。
    この句をみて思い出しました。
    ・・もうみんなあちらの方です。
      暖かい人々でした。

     ★永遠にあなたが留守のこの世です
     ★超人と思った母の息止まる

        切ないです・・・
  • 野原 萌  2021/06/10 13:47
    ★追憶に向かい歌えばビルの風    大西俊和
    ふと口をつく想い出のうた。うふんふふんつつつ・・♫
    ハミングもいつか、心はいつもの名調子に。
    ビル風も寄り添って良い時間が流れているようです。

    ★ビルもまたすっぴんで立つ朝の街    大西俊和
    清々しい朝のビルは、そうなんですね!
    ”すっぴん”とは!?大発見ですね。
  • 山口一雄  2021/06/10 20:00
    ★ビルもまたすっぴんで立つ朝の街  大西俊和

    大阪の朝のビル街、夜の華やかな世界とは打って変わって、まさしく化粧を落としたすっぴんの表情ですね。私の家も夜の繁華街の片隅にあり、すっぴんのビル街でカラスがゴミをあさっています。
  • 野原 萌  2021/06/11 16:01
    ★神さまに似ていて神でない救い 大西俊和

    「救い」というものは本当は 極身近に在るものなのかも知れません。
    神がかりの神秘的変化ではなく、ただ気付くという事で出逢う大きなもの。
    「泥かぶら」のお話を聞きながら、そう思いました。
    掲句を見ながら、自己嫌悪の塊の時も「神でない救い」を摸索していきたいと思いました。

    ★引き出しで枯葉になっていく手紙   俊和

    しみじみと胸に沁み入る句です。
    夫の遺品の中に1通だけ色褪せぬ手紙がありました。
    なんと沢山の「枯葉」を送ってしまった事でしょう!
  • 山口一雄  2021/06/14 19:38
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -07-

    生かされて照らされている落日に
    アルコール秘密の場所に染みていく
    眠られぬ理由枕が知っている
    最後まで紳士を演じ劇終わる
    あてもなく正午の道を歩いてる
    赤ん坊のような欠伸をしてみたい

    つづく

    ★生かされて照らされている落日に

    最近は終日家にいて夕日を見ることもないですが、子供の頃は遊び疲れて夕焼けに包まれ、家路を急いだことがよくありました。本当にこの句のように生かされて照らされていたんだなとしみじみと昔を思い出しています。
  • 山口一雄  2021/06/15 17:44
    ★ボトル水飲み干し獣になる都会  大西俊和

    都会と地方では感覚が違うようですが、ひと昔前までお金を出して水を買うことが理解できませんでした。それが今ではもう自販機で水を買うのは当たり前になりました。大都会でボトル水を飲み干す姿は様になっています。
  • 野原 萌  2021/06/16 18:05
    ★降り止まぬ雨を見つめて弥次郎兵衛    大西俊和
    ありますあります。
    この頃は、あっさり「や~めた!」といとも簡単。つまらない事になってるなぁ。
    でも雨が降ろうが、此処は絶対GOサインと、やるべき事があった頃は、
    今思えば幸せな時でした。
    ”弥次郎兵衛”がふわりふわりしている光景は、優柔不断そうに見えて、
    ときめきの香るステキタイムです。

    ★ボトル水飲み干し獣になる都会  大西俊和
    ”獣になる都会”
    荒々しい、だけど生き生きと若々しい都会の風景ですね。
    どんな思いで見るかは読む人に預けられています。
    なんだか長い事、都会の騒音と離れて暮らしていることに気付きました。
  • 野原 萌  2021/06/17 11:26
    ★蟻地獄で座禅三昧楽しまん   大西俊和

    ”蟻地獄” ”楽しまん” ポジティブでこの掛け合いがいいですね。
    落ちていく事と、糧としてキャッチする事を見る蟻地獄。サラサラの小さなすり鉢状に「こもこも、こもこも」とウスバカゲロウの幼虫を掘り起こしていた子供時代。一番残酷なのは子供の私。それでも逞しくまた穴掘るこもこも君でした。
    人もまた、自分の場所で自分流の生き方をエンジョイですね!!
  • 野原 萌  2021/06/19 00:36
    ★波音潮風感謝の海に生きている    大西俊和
    「・・・感謝の海に生きている」
    穏やかな心の時間が静かに流れて・・・

    婚家は2~3メートル先は海でした。
    波の音で目が覚めると、ぷ~んと潮の匂い。船のエンジン音・・・。
    それだけでもう、不思議なくらい平和な時が流れ、
    お日様に手を合わす姑と幸せな景色が蘇ります。

    ★赤ん坊のような欠伸をしてみたい    俊和
    赤ん坊の欠伸は ”無” そのもの。
    でも単純に、あったかい柔らかい風を感じます。
    しっかり子育てをしてこられた方の目ですね。
  • 野原 萌  2021/06/19 16:40
    ★駅舎にて傘を持つ人持たぬ人   大西俊和

    サッとタクシーを!お金さえ払えば都会は便利です。

    映画を見ていてよく思うのですが、日本人は傘の文化があるのではないでしょうか?雨に濡れることを嫌う着物も要因かも知れませんが、突然の雨には、一里の道を傘を持ち、歩いて子を迎えに行く家族がありましたから、私達子供は途中で雨宿りをして待っていました。ごく当たり前の風景でした。(なんだか浦島太郎になってしまうこの頃です)
    それに比べて西洋人は案外濡れる事に平気な様に思います。
    今、日本人も「少々濡れても平気」型が広まっているように思います。
  • 山口一雄  2021/06/21 14:55
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -08-

    ナイターの灯りが消えて夢になる
    風なのか優しく名前呼んだのは
    別れから桐の時間が過ぎてゆく
    君の住む夕焼けへ吹く口笛だ
    眠りたい溶け合うほどに眠りたい
    天使より早く目覚めた日もあった

    つづく

    ★ナイターの灯りが消えて夢になる

    もう三十数年前のことになりますが、三歳になる長女と家族三人でディズニーランドに行ったことがあります。まだ現在のようにインターネットが普及していない時代ですから、見るものすべてが新鮮で興奮したのを覚えています。夜のパレードを観終えて横浜の親戚の家まで車を走らせました。
  • 野原 萌  2021/06/23 17:38
    ★一日を上って降りてありがたい   大西俊和
    24時間というサイクルがほぼ予定通りに行けることの有難さ。
    ”ありがたい”がしみじみです。

    二度のワクチン接種も済み 田舎に梅採りに行って来ました。
    空の青も山の緑も爽やかな生気をくれました。
  • 山口一雄  2021/06/27 14:18
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -09-

    手花火をすれば遠くの母が呼ぶ
    青信号つづいて少し不安です
    月光は私の嘘を知っている
    悩みありポインセチアの葉の赤の
    スイッチを切れば私もすぐ消える
    目が覚める 予定が何もない朝に

    つづく


    萌さん、二度目のワクチン終えられたとのことですが副反応は大丈夫でしたでしょうか。今日、母に付き添い二度目のワクチン接種をしてきました。高齢者は副反応が少ないらしいですが、三日間は注意したいと思います。ちなみに私は一回目のワクチン接種で37.5度の熱と倦怠感がありました。なので二回目が怖いです(笑)。
  • 野原 萌  2021/06/29 00:31
    一雄さん、ご苦労様でした。
    お母様は大丈夫ですか?私は二度共に何もなく、無事終了でした。前日、しっかり休養を取ったのがよかったと思います。
    一雄さんは大変な時と思いますが、出来るだけ睡眠時間を取って頑張ってね。大丈夫。大丈夫。
  • 坪井篤子  2021/06/29 14:06
    7月とことん句会の投句よろしくお願いいたします。

    ★雑詠1句
    ★7月4日(日)午後8時締切
    ★投句先 とことん会掲示板をご覧下さい

    大変遅くなりましたが投句一覧の出来次第、掲示板にアップしますのでよろしくお願いいたします。
  • 野原 萌  2021/06/29 15:36
    ★幸せを込めて祈って種を蒔く    大西俊和
    そして元気に育て! と祈りを込めてお水をまくのですね。
    幸せを込められた種はどんな実を付けるのでしょう!!
    楽しみです。

    ★風なのか優しく名前呼んだのは  俊和
    ★別れから桐の時間が過ぎてゆく  俊和
    ★悩みありポインセチアの葉の赤の 俊和
       ロマンチックな句群、いかにも俊和さん発ですね。
  • 山口一雄  2021/06/29 20:05
    萌さん

    ご心配をおかけして申し訳ありません。母は二回目のワクチン接種でしたが、特に副反応もなく過ごしています。介護する私は慢性の睡眠不足ですが、「あるがまま」の精神でのらりくらりとやっています(笑)。
  • 田村ひろ子  2021/06/30 13:35
    お知らせ

    本日(6/30)9:00~
    ABCテレビ(6チャンネル)で放送の
    『特捜9』最終回は徳永政二さんのご子息
    徳永富彦さんの脚本です。
    タイトルは
    『希望の香り』です。

    今年4月からの『特捜9』は初回も富彦さんの脚本でした。全体の流れ富彦さんが、作っていらっしゃいます。

    楽しみに拝見したいと思います。
  • 田村ひろ子  2021/06/30 22:53
    徳永政二さん
    こんばんは!

    『特捜9』最終回は
    この番組の15年間の集大成!!とした『希望の香リ』を先ほどまで観ておりました。
     
    ご子息・富彦さんの作品の中にいつも感じる、「人」を大切にしている視線が、あちらこちらに散りばめられていました。
    病気の母に苺を食べさせたくて、苺を盗んだことが前科となり、『夢と希望』を否定しながら罪を重ねた独りぼっちの青年の『母の香水』への想いがせつなかったです。
    青年に関わり合う特捜9のメンバーのあたたかさが伝わってくる感動的な最終回でした。
    また、二人の捜査官の結婚という喜びの画面が最終回に彩りをそえていました。
    富彦さんの次の作品を楽しみにしております。
  • 善江  2021/07/02 09:13
    『 川柳びわこ 』 2021.7より


    ▽いい句を書けば何が生まれ
     いい句を書けば何がひろがり
     いい句を書けば何が残る。

       川柳と出会い
          毎日を忘れるように作句を続けてきたが
               ときにはこんなことを思ってみる。
     

              < 編集後記:德永 政二 >
  • 野原 萌  2021/07/03 20:39
    ★「林住期」薪ドキュメントルタイトルは   大西俊和
    収穫期とも黄金期ともいうそうで、懸命に生きてきてホッと静かに自分を生きれる一番充実した時期とか。
    知常さんだったかな?「新樹」の頃教えて戴いた事を思い出しました。大事にしなくては‼

    ★鳩雀世間話をせず暮らす   大西俊和
    煩わしいこともなくていいね。
    チュンチュクチュンチュク御馳走の情報交換でもしてるのでしょうか。楽しそうです。
    俊和さんがいらっしゃるかな?とビルの上を見上げながら
    リーガロイヤルで真実や美徳、美味なる時間をペチャクチャペチャクチャ一杯戴いてきました。

    ★ビルも樹も車も人も濡れている   大西俊和
    昨日はよく降りました。傘をさしていたのにぐっしょり濡れてしまいました。雨は窓の内側から見ているのが良いです。
  • 野原 萌  2021/07/03 20:51
    静岡県熱海の土石流災害ニュースで見ました。
    胸が詰まります。
    心からお見舞い申し上げます。
  • 山口一雄  2021/07/04 21:39
    大西俊和川柳集「「恋法師」より -10-

    酒を飲みたし風もなく波もない日は
    睡魔来て長居の客の顔暈ける
    南天のころころ落ちる哀しい日

    以上1988-1993年作

    つづく

    三十数年前、俊和さんは俳句をされていて、それが新子先生と出会って川柳を始められたとお聞きしたことがあります。私は新子先生にお会いしたことはありませんが、たくさんの方々から慕われていました。
  • 野原 萌  2021/07/05 00:28
    ★貧しくてキセル乗車で生きていた   大西俊和
    辞書には
    キセル乗り=乗車区間の途中をただにする不正行為。とある。
    なにかと理由を付けて自分を正当化する自分の弱さ?
    そんな単純な句ではないのでしょうが、どなたか教えて下さいませ。

    ★酒を飲みたし風もなく波もない日は   俊和
    平穏という時間のありがたさがしみじみ。
    やわらかな時間が流れます。

    ★睡魔来て長居の客の顔暈ける   俊和
    なかなか自分の事は見えぬもの。そろそろオ・キャ・ク・さま・・。
    ユーモラスでなんかほっこりします。
  • 野原 萌  2021/07/06 20:42
    ★加除式の入る隙ない恋に居る   大西俊和
    加除式など、恋には絶対許すまじです!
    ”入る隙ない”が読む者を軽やかにして、応援したくなります。

    ★それはそう光り続ける新芽です    大西俊和
    新芽か!!
    まぶしいですね。

    ★南天のころころ落ちる哀しい日
    ことほぎの赤い実が本当にころころと落ちるのです。
    こんな哀しい日に落ちなくてもいいのに・・・
    涙に重なって赤い珊瑚をまいた海に、還えっていくようで哀しみが少し方向を変えた記憶がよみがえりました。
    好きな句でした。一雄さん、有難うございました。
  • 山口一雄  2021/07/07 19:40
    萌さん、恐れ入ります。

    私は句の評価は苦手です。いつも頓珍漢なことを書いてしまい、穴があったら入りたい気持ちになります。なのでコメントできなくてすみません。

    今日、二回目のワクチンを受けてきました。いまのところ副反応はありませんが、一回目が二日目に37.5度の発熱があったので明日が心配です。とりあえずアセトアミノフェン入りの風邪薬は準備しました(笑)
  • 野原 萌  2021/07/07 23:44
    ★ともかくに泣いた私を抱いた亡母   大西俊和
    ともかく。何が何でもともかくなんですよね‼
    ・・どんなに安堵された事でしょう!! 母性は偉大です。
    だから俊和さんはお優しいのですね。
    「母に抱きしめられた事がない」と言い切った方のお話を聞き胸がつまり苦しかったことがあります。

    ★一雄さん
    こんばんは。お熱 どうでしょうか?
    すっかり平熱で今頃楽しい夢の中でありますように!
  • 野原 萌  2021/07/08 17:20
    ★ゆっくりゆっくり 迷路の先は阿弥陀籤   大西俊和
    ははは。阿弥陀籤ですか!とそれもいいな。
      と明るくなりました。
         ところが”ゆっくりゆっくり”が付きまして、
              ふ~と深みに立ち止まります。
  • 山口一雄  2021/07/08 20:34
    萌さん、お陰様ですっかり平熱で一日うとうとと楽しい夢の中で過ごさせていただきました。ちょっと気だるい状態が優しく夢の中に誘い込んでくれました。せっかく買った風邪薬は未開封のまま薬箱にしまっておくことにします(^^)