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オープン掲示板 過去ログ

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  • 善江  2012/01/19 08:02
    ▼ 「らっしゃいまいど」屋台で飲む星の酒  黒川 利一

    「コップ酒に星が・・」

    相性のいい人と飲むお酒は旨いですなあ。
    星も月も降ってくる・・。


    ▼「皮」

    おいしいものをさがす、つくる、食べる、ということはとってもたのしい人生の快楽だ。ついでに、それについてしゃべることも。
    おっさん(?)の聖地のような焼鳥屋さん。
    店構えが古く、落ち着けて料理が旨く安い、接客もあっさりなどというお店がいいですね。
    あ、じゅじゅっと、焼けてきました(笑)。
  • 大西俊和  2012/01/19 10:21
    「らっしゃいまいど」屋台で飲む星の酒  黒川 利一
    立体感と臨場感、動と静がありますね。熱燗のコップ酒でしょうか。冷酒のコップ酒でしょうか。

    「皮」
    煙の流れる焼き鳥屋の中にいるようなエッセイ。節酒中の私ですが、今日は朝からお酒が飲みたくなりました(笑)。
  • ええ一  2012/01/19 18:31
    萌さん
    コメント恐縮です。
    有難うございました。
  • 中嶋安子  2012/01/19 22:31
    善江さん、萌さん、俊和さん

    コメントありがとうございました。

    確かにこの間までは、はっきり覚えていたのに、、、、
    記憶は、ほんとに、あやふやなものですね。
  • 野原 萌  2012/01/19 22:50
    「らっしゃいまいど」屋台で飲む星の酒  黒川 利一
    星の酒・・男のロマンですね。いいなぁ。

    「皮」
    油をジュジュッと焼き落とした皮は美味しそう!!
    凛さんに付いて行けば、絶対に美味しいものにあり付けそうですね。

    えみさん
    箕面のもみじのてんぷらは甘い衣(パンケーキの様な)の味でした。ころころの分厚い衣に青いもみじの葉っぱがペッタリ抱かれてかわいいのです。アイデアに感動しました。もう30年も前の事で今は新商品が出ているかも知れませんね。
  • 坪井篤子  2012/01/20 06:52
    とことん掲示板にて「とことん句会」の作者名、点数などをアップしました。ご興味のある方はコメントなど存分にどうぞ!
  • 一雄  2012/01/20 08:56
    春の雪 淡い約束かさねても  丹原伸枝

    「淡い約束」が優しくて好きです。


    「継続は力」
    私も紅柳会一員ですが、仕事が替わって以来休会状態です。かもめ舎も夢考房も、気持ちが乗った時だけたまに投句させてもらっています。そんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。
  • 善江  2012/01/20 08:57
    ▼ 春の雪 淡い約束かさねても  丹原 伸枝

    それでも、時によって、人生では、約束ごとは、
    香辛料の役目を果たすこともありますね・・。


    ▼「継続は力」

    高知出身の尊敬する森田生馬さんを取り上げていただきうれしいです。

    「観念の世界ではなく事実の世界に生きる」

    「文芸では事実を真実にする虚の働きが不可欠」

    さすが!ドクター大西。ずっしりと、きました。ありがとうございます。

    (明日から比叡山へ登ります。ちょっとだけ留守します)
  •   2012/01/20 13:27
    春の雪 淡い約束かさねても  丹原 伸枝
    伸枝さん
    人生、それがいいのかも知れません。

    俊和さん
    森田療法については若いころ色々勉強しました。
    実際に受けようかと思ったこともありました。
    今、見てみると本棚に白揚社の森田正馬著の本が4冊あります。順不同ですが。
    「自覚と悟りへの道」「神経衰弱と強迫観念の根治法」「神経質の本態と療法」「生の欲望」の4冊です。
  • 坪井篤子  2012/01/20 20:22
    善江さん、
    比叡山はかなり寒いと思います。
    気をつけて行ってらっしゃ~い!風邪ひかないようにね。
  • 大西俊和  2012/01/20 21:41
    春の雪 淡い約束かさねても  丹原 伸枝
    春の雪のような淡い約束、男女の間に交わされる約束は叶わなかったとしても美しいと思います。

    弘さん、森田先生の本を4冊もお持ちなのですね。森田療法を仲間と学び始めてもう12年になります。奥が深く、解ったと思っても、そうでなかったことが解る・・・そんな繰り返しをしています。行動を重視しますので、他の精神療法よりも具体的であるところが魅力です。
  • 丹原伸枝  2012/01/20 22:07
    一雄さま、 善江さま、弘さま、俊和さま
    ご丁寧にコメントありがとうございました。
    またきっと約束だけで終わりそうな「淡い約束」も心の中で生きて行く支えになるものですね…。
  • 野原 萌  2012/01/21 10:01
    春の約束 淡い約束かさねても  丹原 伸枝
    早春の潔さの様に、また生暖かな春の昼下がりの様に、心の中に生きているものがあるのですね。
    かさねても・・しようがないか。と思いつつ。
     
    「継続は力」
    そう言えば、ひつこくへばりついています。
    「継続」という程大袈裟なものではないけど・・。そうですね。「力」になって行くまで頑張ろうっと。
  • 左岸  2012/01/21 10:35
    ■ 女子って    瑞樹くらら

    昨日のTVですが。女優の仲間由紀恵さんが小学生のとき、友だちの好きな子を好きになってしまって、友だちにそのことを打ち明けたそうです。そしたら「あんたにあげる」と言われたとか。それを聞いた安住アナが「普通はそんなことしませんよ」。
    仲間さんは不思議そうに「黙って横取りしたわけじゃありませんよ~~」と反論しておられました。

    仲間さんのスッキリした態度、かなり好きです。堂々としています。

    日本人的な感覚だと、後から好きになったんだから、じっと胸に秘めて耐えているべきというひとが多いかもしれません。でも、そういうのってイジイジしてジメジメして黴が生えてきそう。イジイジとジメジメがドッキングするとイジメだよ~~。なんて。

    仲間由紀恵さんのような女性が増えると、気持ちよい世の中になると思います。空気読めないと言われてもいいんじゃないかなあ。‥‥‥などと発言する私も時おり「空気読みなさいよ」と長男に言われていますけど ☻
  • 野原 萌  2012/01/21 10:59
    太陽を替えて明るくなった空  山口一雄
    心の持ちよう、ポイントの絞り様で他者も変わってきますね。

    「女子って」
    わたしも空気の読めないタイプで、周りに迷惑を掛けてきたのかと反省しています。でも60歳を過ぎやっと出逢える宝物もある事を知りました。エッシャーのだまし絵の奥を見つめます。軸にだけは他を入れないのが大切かも知れませんネ。
  • 街中 悠  2012/01/21 16:27
    太陽を替えて明るくなった空  山口一雄
    太陽を替えるのは難しそうですが、自分次第でそれほど大掛かりでもなさそうですね。

    「女子って。。。」
    デイサービスや老人ホーム等で男性より女性のほうが周囲と解け込むらしいです。よくはわかりませんが小さい時から鍛えているのでしょうか。
  • 大西俊和  2012/01/21 18:15
    太陽を替えて明るくなった空  山口一雄
    ときどき太陽も電球も取り替えることに致します。

    「女子って。。。」
    女性は小さいときから社会脳を鍛えているのかも。空気読めないは、女性社会では厳しいことになりそうですね。男で良かった(笑)。
  • 郁子  2012/01/21 18:29
    太陽を替えて明るくなった空  山口一雄
    女性は男性の太陽…昔は妻も太陽のようだった。
    ほんまもんの太陽は替えられませんが。

    もしかして部屋の電球を取り替えたら明るくなった(?)。
    そうであれば、川柳のネタはどこにでも転がっていますね。
    私、思い込みばかりで生きております。すみません。


    女子って    瑞樹くらら
    わが職場にもKYな先輩がいます。女性です。
    でも、可愛くて大好きです!
    回りの人から「あなたもですよ」と言われているかも…。
  • 郁子  2012/01/21 18:35
    太陽を替えて明るくなった空  山口一雄
    書き込みアップしたら、大西さまの電球が書き込みされてました。
  • 一雄  2012/01/21 19:53
    萌さん、悠さん、俊和さん、郁子さん、お付き合いいただきありがとうございます。

    これまでの人生で何度かこんなことがありました。でもそう何度でもあることではないようです。
  • 政二  2012/01/22 10:50
    明さんの句の中では比較的わかりやすい句だと思います。
    夕焼けのように、渚のようになりたいがなれない現在。
    また、夕焼けか渚か、どちらでもいいが
    どちらにしようか迷っている現在と読ませていただきました。
    なぜか藻介さんの
    <遠くから白い渚を見るように>
    を思いだしました。
  • 大西俊和  2012/01/22 11:31
    夕焼けになるか渚になる途中 明
    時間が静かに透明になるような途中ですね。

    宝言葉-Ⅲ
    『思いよりテキストの方向が大切・・・』
    共感だけでなく、科学者のような眼もでしょうか。
  • 政二  2012/01/22 11:51
    桐子さん
    川柳の世界はまだまだ前途多難だと思います。
    これは僕の実感ですが、
    自分の句以外にあまり興味がない。
    共感、自分の感じ方がなにより優先する。
    わからない句をわかろうとする努力はしたくない。
    新しいことをみつけだすようなそんなしんどいことはしたくない。
    しかし、自分の句の評価だけは気になる。
    現在、僕のまわりにこんな方がたくさんおられます。

    なぜやめられないかをみつめながら、
    自分の能力の範囲でコツコツ書いておられる方は
    その人の個性があらわれているようです。
    僕はもうそれしか無いように思っています。
  • 坪井篤子  2012/01/22 14:33
    夕焼けになるか渚になる途中 明
    せつないと感じてしまうのは私だけでしょうか?

    宝言葉-Ⅲ
     一句をどう読むかから、一句がどう読まれたいかに。作者に寄り添って読むことで、川柳はより味わい深くなったが・・・・

    桐子さんの宝言葉からまた一つ大切なことを学ませていただきました。
  •   2012/01/22 15:12
    桐子さん、とてもタイムリーなご意見です。
    『句会は俳句のレトリックを教わるところではなくて、むしろ「読み」を教わるところだと。レトリックや技巧は自分が句集を読んだりして身につければいいが、「読み」は句会に参加して、人の読みを聞いて、自分の読みと照らし合わせて、こういう読みもできるんだと知っていく。そういう訓練のできるのが句会ではないか。そういう場があるからこそ、一句の解釈のふくらみも捉えることができるようになる。』(ユリイカ2011年10月号のはいじん三者による鼎談より)

    川柳ももうぼつぼつ、折角作品として17文字に凝縮した世界を、また日常とか思いの世界に引き戻して、自分の人生や経験を重ねて共感した、感動したという散文的読みではなく、作品を読むという意識になりたいものです。
  • 左岸  2012/01/22 16:27
    ■ 夕焼けになるか渚になる途中   明

    so cool. 淡々と、乾いたまなざしで現実を見つめています。
    こういう心境はかなり好きです。


    ■ 宝言葉-Ⅲ    八上 桐子

    仰る通りだと思います。月例句会も「共感」を重視して選をされているかたが多いなあ、と感じます。

    明さまの「作品を読む」という意識、だいじにしたいです。
  • 八上桐子  2012/01/22 20:42
    みなさま、コメントありがとうございました。

    文中の一文字を訂正させてください。下から2行目の冒頭、

    作者に寄り添って → 作品に寄り添って

    夢工房は、読みの実験の場でもあると思います。
    川柳のこれから、ここからがたのしみです。
  • イクロウ  2012/01/22 20:50
    うーむ・・・、難しいですね(笑)。
    勘違いしそうです。
    句の読まれたい方に読む。コレはその句を可能な限り良い方向に読んであげるということなのでしょうか?
    共感で選んではいけない?・・・共感で選んだかどうかの区別は?・・・
    良い句はそこに詠まれている内容も良くそういったものには誰しも納得、共感すると思うのですが・・・。
    では、句の優劣をつけるということはどういうことなのでしょうか?・・・
    どなたか解かり易く説明していただけるとありがたいのですが。
  • 左岸  2012/01/22 21:57
    イクロウさま

    的確な説明をなさるかたがいらっしゃると思いますが、私なりに‥‥‥。

    ・句の読まれたい方に読む。
    これは、句の言わんとしていることを、それ以上でもなくそれ以下でもなく、読み解くということだと思います。言葉に厳格に読む、と言いかえてもいいかもしれません。


    ・佳い句とは何でしょう。良い内容とは何でしょう。
    道徳観、倫理観を前面に押し出した分別臭い句は、あまり佳い句とは言えないようです。私自身もそんな作り方にしばしば陥ってしまいます。気をつけている積もりでもやっちゃいます(汗)。あまりに浪花節な句にも正直、辟易します。私が思う佳い句は、平明な言葉遣いで、しかも作者固有の人生観を感じさせる句です。韻文であること、詩であることが重要かと思います。

    ・句の優劣
    互選の場合、点数がたくさん入ったから佳い句か、というとそうではない気がします。共感できたかどうかで点を入れているかたが多いような気がします。私の場合、句の出来ばえを無視して共感だけで点を入れることはしません。詩であるか、変な言い方ですが、ちゃんと立っているかで選びます。生意気を言いました‥‥‥☻
  • イクロウ  2012/01/22 23:04
    左岸さん、ありがとうございます。
    「句の言わんとしていることを、それ以上でもなくそれ以下でもなく、読み解くということだと思います」
    失礼でしたら謝りますけど、「そんなのあたりまえじゃん」です(笑)。
    「それ以上でもなくそれ以下でもなく」を解かりやすく言えば「あなたの力量で思ったとおりに読みなさい」ということではないのですか?だとしたら「句の読まれたい方に読む」の説明にはならないのでは・・・。
    佳い句とは何でしょう。良い内容とは何でしょう。
    左岸さんの説明ではよくわかりません。
    私はこれも簡単に言えば、「感動する句」だと思っています。

    「共感できたかどうかで点を入れているかたが多いような」
    どうして共感していれているか解かるのでしょうか?
    句に共感して入れるのは半分はあたりまえでしょう。
    左岸さんの言われる「共感うんぬん」とは周りの人の空気を読んで入れてはいけないということではないのですか?
    つまり川柳に必要な穿ちが無くとも皆が選びそうな句を知らないうちに選んでしまっているということでしょう。
    独断とへんけんかもしれませんけど(笑)・・・。
  • イクロウ  2012/01/22 23:19
    私はよくわからないのです。
    「一句をどう読むかから、一句がどう読まれたいかに」
    ここがわからないのです。
  • イクロウ  2012/01/22 23:46
    失礼しました。
    今気がつきました。
    「間違った読み方はしてくれるな」ということでしたか、なんだ・・・。
    左岸さん起こらないでネ(笑)。
  • 大西俊和  2012/01/22 23:47
    桐子さんのエッセイから、熱い議論が展開されようとしています。川柳をするものにとってとても関心のあることですので「なんでも掲示板」または「とことん掲示板」に場を移してじっくり煮詰めて頂きたく思います。よろしくお願い致します。
    私は、作品を読むときに共感ということはもっとも重要なことだと思っています。ただ、共感が自分だけの白日夢に終わるのでなく、何故共感したのかという自分への問いかけに発展させなければならないのでないかと思います。
  • ゆうゆう夢工房  2012/01/23 00:09
    早いものでWEB句会締切の24日が明日となりました。まだご投句なさっていない方はお忘れなくご投句下さい。よろしくお願い致します。
  • 左岸  2012/01/23 00:28
    イクロウさま

    なんでも掲示板に引越しましたので、どうぞよろしく!!
  • 野原 萌  2012/01/23 12:24
    夕焼けになるか渚になる途中  明
    「渚になる」ってどんな事かな?と考えた。
    打ち寄せる潮は時にゴミを運び激しく波打ち際をたたく。目を凝らせば 渚の石はみな角がなく細やかで寄せてくる水を洗っているのだと気が付く。洗い洗われ澄んでいく世界だ。
    「さあー、荒削りでいいんだよ。ぶっつかっておいで!!」そう言って下さっているような気がした。
    「”途中” は もう一踏ん張りするぞ!!」と読んで甘えさせていただきたいで-す。

    桐子さん、が~んと打たれました。
  • 野原 萌  2012/01/23 12:33
    おもいでがふわふわ あとからあとから  街中 悠
    ひらかな表記がぴったり。”ふわふわ” はその時は辛かったことも懐かしく甘いのもにしてくれますね。

    高校生の頃
    芯がブレていないのがしっかり見えてきました。さて青春は揺らぐのでしょうか?楽しみです。ふふふ。
  • 坪井篤子  2012/01/23 21:04
    おもいでがふわふわ あとからあとから   街中 悠
     一字開けの後の「あとからあとから」のリフレインがふわふわを更に高めている。ひらかな表記も好感が持てた。

    高校生の頃
     政二さんの絵画への関心度をほんの少し知ることができました。
    鳥の絵のこだわりが、物を見る目の確かさを培っていたのですね。
  • 大西俊和  2012/01/23 21:46
    おもいでがふわふわ あとからあとから   街中 悠
    青春のふわふわでしょうか。遠い思い出はふわふわになりますね。

    高校生の頃
    ペンキでいろいろの色を創られたとのこと、びっくりしました。それほど絵がお好きだったのですね。
  •   2012/01/24 08:48
    ええ一さん
    とびます、跳びます、飛びます、私コードレス  ええ一
    この句は、あの事を詠まれた句でしたか。全くわかりませんでした。
    でも、ええ一さんと坂上二郎さんが重なってきました。(^_^)
    もちろん、コント55号は大好きでした。

    穗實さん
    大根焚きは知りませんでしたが花の京都は一変しますね。
    またまた俳句で申し訳ありませんが、私に
     咲き満ちて花の京都となりにけり
    なんて句がありました。(^_^)(エクセルを京都で検索してみましたが、川柳の方には見当たりませんでした)
  • 善江  2012/01/24 08:58
    ▼ とびます、跳びます、飛びます、私コードレス  ええ一

    欽ちゃんのサディスティックな突っ込みを受けるポジションにいた二郎さんが、飛行機の手振り付きで、「飛びます、飛びます」と笑わせていました・・ね。
    ええ一さんの「コードレス」には不思議なパワーがあります。
    いつだって「引っこみつかん」ことはないのだ、メンツもプライドも信条も矜持も建前も旗印もくそくらえ、と思えば「引っ込みつく」。「引っ込みつく」人間が生き残れる?


    ▼「嵐電」

    鳴滝~宇多野間の桜のトンネル・・。
    「みんな優しい顔になって心の中で歓声をあげる」季節を待って冬芽が少しずつふらんでいます。
  • 野原 萌  2012/01/24 11:05
    とびます、跳びます、飛びます、私コードレス  ええ一
    漢字の意味の広がりに想いを巧く載せ、「私コードレス」と言い切ったのは、自由な心と、明るい未来を想像させてくれます。

    「嵐電」
    まいどおなじみ名調子。
    いつか、ホッとする空間となりました。
  • 坪井篤子  2012/01/24 11:33
    とびます、跳びます、飛びます、私コードレス ええ一
    坂上二郎さんのギャグを連想させる飛びますまでのリズム感に加えて「私コードレス」と交わされたこの句に改めて新鮮さを感じました。

    嵐電
     穗實さんの嵐電観光案内に毎回酔っております。楽しみにしておりますのでよろしくお願いしますね。大根焚き20年程前に千本釈迦堂へ行ったことがあります。
  • 街中 悠  2012/01/24 16:10
    とびます、跳びます、飛びます、私コードレス  ええ一
    ノリのいいリズムでいかようにもとんでみせますという意気込みを感じました。「私コードレス」がとても利いています。

    「嵐電」
    「地元の人は用はのうても一度は乗る」くらい素晴らしい花のトンネル。春が待ち遠しいです。

    萌さん、篤子さん、俊和さん、ありがとうございました。私自身のおもいでがふわふわしたのですが、観光客や修学旅行生たちもこの日のことがいずれおもいでになるのだろうな等とも思いました。
  • 大西俊和  2012/01/24 20:01
    とびます、跳びます、飛びます、私コードレス  ええ一
    ええ一さん、「コードレス」なんですか。誰にでも優しいたこ足配線だと思っていました(笑)。

    「嵐電」
    宇多野駅から鳴滝駅の花のトンネル、通ってみたいです。満員の車内もピンク色になるのでしょうね。
  • ええ一  2012/01/24 20:46
    弘さん、善江さん、萌さん、篤子さん、悠さん、俊和さん、
    温かいコメント有難うございます。
    羽根が傷んでいるのか、なかなか思うように飛べません。
  • 石田 穗實  2012/01/25 09:03
    弘さん 善江さん 萌さん 篤子さん 悠さん 俊和さん
    コメントありがとうございます。
     名調子なんて言われて喜んでおります。
    弘さんは俳句をされておられるのですか?
    失礼な言い方お許しください。
    素敵な句ありがとうございました。花の京都良いですね。
  •   2012/01/25 10:22
    穗實さん
    はい、下手くそながら齧っています。(^_^)
  • 左岸  2012/01/25 11:04
    ■ おかあさんホントはこっそりおかあちゃん   中嶋安子

    わかります。おかあちゃん。懐かしい響き‥‥‥。
    話は変わりますが。TVに出演する最近のタレントさんたち、「ちち」や「はは」って言わないんですよね。「おとうさん」「おかあさん」。とても不思議です。たまに「ちち、はは」と言うひとがいてもすぐにまた「おとうさん、おかあさん」。かなりのご年配の俳優さんでもそう。
    局側にそう言えと仕向けられている、としか思えません。変な風潮だなあって思います。

    ■ 鏡像   帆波

    「他人から見た自分の顔」が見える鏡、ネットで検索すれば出て来ますよ。
    ネットを始めた頃、探してみたんです。迷った挙句、買うのをやめました。何故買わなかったのかなあ。自分でもよくわかりません ☻
  • 苑子  2012/01/25 13:18
    おかあさんホントはこっそりおかあちゃん   中嶋安子

    「おかあちゃん」
    ただいま!と言ったらおかえり!と言ってくれる専業主婦
    「おかあさん」
    仕事を持っていて、子どもは鍵っ子
    こんなイメージがあります
    私は「おかあちゃん」がうらやましかったな
    学校から帰ると「おかあちゃん」がいる友人の家へよく遊びに行っていました。
  • 街中 悠  2012/01/25 13:37
    おかあさんホントはこっそりおかあちゃん  中嶋安子
    1句の中におかあさんとおかあちゃん。おかあさんは義理の母も呼びますし、一般的にも使われますね。おかあちゃんは限定されると思います。「こっそり」から込められた思いが伝わります。

    「鏡像」
    自分は他人を見ているが自分の顔は見ていない。面白い視点です。そう言えば姿だって上から見るだけ。「鏡像」の微妙な違いがミステリアスです。
  • 善江  2012/01/25 13:56
    ▼ おかあさんホントはこっそりおかあちゃん  中嶋 安子

    「おかあさん」なんともやさしい日本語の響き・・。
    血のつながりには肌温かな逃げ道がある。(早く帰ってこのことをしゃべろう)そう思って帰る家に「おかあちゃん」がいる。

    ▼ 「鏡像」

    私のほんとうの顔は、私の頭についているもので、鏡の中にあるわけでも、私の顔を見ている誰の眼の中にあるわけでもありません。
    ほんとうの顔の像を見ているのは、違う人間、違う条件なので違って見えるだけ・・?。

    でも、結構、鏡のミステリーってありますね。

     私って、私ですよね?(笑)
  • 坪井篤子  2012/01/25 14:14
    おかあさんホントはこっそりおかあちゃん  中嶋 安子
    こっそりが良いですねえ。お母さんとお母ちゃんを使い分けていた子供時代。甘える時はお母ちゃんでした。


    「鏡像」
     面白くてミステリアスですね。
  • 大西俊和  2012/01/25 15:16
    おかあさんホントはこっそりおかあちゃん  中嶋 安子
    「おかあちゃん」、独り呟くと涙がでそうになります。

    「鏡像」
    自分の顔のイメージは鏡像ですね。写真や映像の自分を見ると受け入れられないです。顔だけでなく声も、録音で聴く声と自分に聴こえる生の声とは全然違います。第三者が見ている自分の顔、聴いている自分の声、どちらも好きでないです。でも、どうしょうもないです。
  • 野原 萌  2012/01/25 21:18
    おかあさんホントはこっそりおかあちゃん  安子
    子供なりによそゆきの顔を持ちだした頃ですね。そんな時を詠む安子さんのやわらかさにドキリです。

    「鏡像」
    帆波さんにも いつもドキリさせられます。
    鏡って、本当にミステリアス。映画の素材にも沢山なって皆面白いですものね。
  • 左岸  2012/01/25 22:25
    俊和さま、私も同じです。

    自分の声を初めてテープレコーダーで聴いたときの驚き!!
    「え?こんなに鼻にかかった声なの?ガビーン‥‥‥」です。
    顔もガビーンです。映像で流れた顔を見て「これは誰だ、自分ではない‥‥‥」。
    でも、周りはそのままだよ、と言います。ふ~~~ん、って感じ。納得行かない。



    箱の蓋を開けたら、亡くなった筈の母親がこちらを見ていてびっくり仰天した、という昔話があったような。見ていたのは鏡の中の母親そっくりな自分だったというお話。
    記憶が曖昧です、登場人物は父親だったかもしれません。鏡は確か、銅鏡だったような。

    アンティークが好きでオークションなどよく利用しますが、鏡だけは買う気になれません。
    誰がのぞきこんでいたかと思うと限りなく怖い。

    午前2時、鏡をのぞくこともできません。未来の、年老いた自分が映し出されるっていいますから。夜の窓ガラスも見ないようにしています。小心者なのです。
    何やら背中が寒くなってきました‥‥‥☻
  • 善江  2012/01/26 08:43
    ▼ 満天の星 吾の頭上に輝やけり  黒川 利一

     「思い方ひとつで心は変えられる」

    成り行きまかせにほうっておくと、しかめっつら、泣きっつらばかりで埋まってしまいがちです。ちょっとした動作で手を添え、心を添えてくれると、ふと笑顔がこぼれます。


    ▼ 「雪」

    凛さんのお生まれは秋田だったのですね。

    ふゆは、たまふゆるとき。
    折口信夫(号・釈迢空)は、ふゆということばの語源は、たま=魂がふえることだという。たまをだんだんふやして大地のちからをみなぎらせ、人間をしあわせにするちからがあたりにみちてくるように祈ります・・。

     たまふゆる冬でありますよう、人類普遍の冬の祈り。
  • 街中 悠  2012/01/26 16:17
    満天の星 吾の頭上に輝やけり  黒川利一
    満天の星をイメージすると華やいだ気分になります。自分にだけ見える満天の星を大切にしたいと思います。しっかり頭上に輝かせて。

    「雪」
    雪のために苦労が多いのにそれでも雪に恋をしている凛さん。美しい世界も見せてくれる雪。雪の恐さも知っているから恋するのでしょうか。
  • 坪井篤子  2012/01/26 20:24
    とことん句会への投句、受付中です。
    詳しくはとことん掲示板をご覧くださいませ。
  • 田村ひろ子  2012/01/26 21:58
    ◆満天の星 吾の頭上に輝やけり  黒川 利一
    冬空の満天の星を見上げる利一さんの笑顔が浮かびました。
    それぞれが自分の満天の星を持っているのですね。
    星を見上げて微笑むことのできる日は自分へご褒美なのかもしれません。

    ◆「雪」
    凛さんの
    「わたしはいつも雪に恋をしている」・・・・に
    胸がいっぱいになりました。
    盛岡の雪の中で育った私も、雪に恋しています。
  • 左岸  2012/01/26 22:17
    ふゆは、たまふゆるとき。

    善江さま。素敵なお話をありがとうございます。
    初めて聞きました。本当にそんな感じがします。

    ふゆは、たまふゆるとき。
    誰かに話してみたい、しーんとした気持ちになるフレーズ。

    ふゆは、たまふゆるとき。
  • 坪井篤子  2012/01/27 03:09
    凛さん、雪の秋田空港好きです。
    毎年のように2月は乳頭温泉に行き、田沢湖を眼下に夫がスキーをしている間、私は一人で温泉巡りします。時にはキャタピラーに乗って3メートルも積もった雪の中を走ったこともありました。ここ数年はご無沙汰です。
    凛さんのエッセイで思い出させていただきました。
  • 善江  2012/01/27 08:03
    ▼ 芽吹くまでゆらりゆらりと冬柳    丹原 伸枝

    ことにも長い冬を終え、春のことぶれがはじまるとき、じっとしておれなくなりますね。花をたずね、人を求めたいと思います。春はなりふりかまわぬ、というていで、急ぎ足にやってきます。


    ▼ 「病院の待合室」

    「何もしない時間の魅力を知った」

    「一度失った大きな幸せを取り戻した」

    つくづく、羨ましい性格をお持ちの俊和さん。
    その魅力満載のエッセイ楽しませていただきました。
  • 石田 穗實  2012/01/27 08:37
    芽吹くまでゆらりゆらりと冬柳 丹原伸枝
    今朝の寒さは、厳しかったです。ゆらりゆらり春を待ちます。伸枝さんの句から春がすぐそばのように思えました。
     「病院の待合室」
     一か月に一度病院に行きます。私も長い時間をただただぼうとしているのが好きです。
  •   2012/01/27 08:57
    芽吹くまでゆらりゆらりと冬柳  丹原伸枝

    ゆらりゆらりと・・・・・好きな言葉の一つです。
    冬の間だけでなく「ゆらりゆらり」を狙っていますが、これが難しいです。

    病院の待合室  大西俊和

    「ただぼっとしているのが好きなんです・・・・・・」
    大西様のお人柄が感じられて、とても癒されます。
    病院の待合室、私も少しだけですが「おもしろおかしく」第3者的に観られるようになりました、まるで「動物園」<さる・イノシシ・うさぎ・きつね・たぬき・スピッツなどなど、いろいろなタイプの??>を観られますよね。(きっと私も観られていますよ)
  • りん  2012/01/27 09:35
    読んでいただきまして
    コメントをいただきまして
    ありがとうございました

    雪恋仲間ですね、ひろ子さん

    篤子さん、
    田沢湖高原スキー場&雪の乳頭温泉最高です
  •   2012/01/27 11:21
    芽吹くまでゆらりゆらりと冬柳  丹原 伸枝

    伸枝さん、そんな気持ちは大事ですね。
    でも、なかなかそんなゆったりした気持ちになれない私なのです。

    俊和さん
    つくづく羨ましいです。
    私などは、歯科の予約時間に行ったのに1時間待ちと言われて、お断りして帰ってきました。
    もちろん、それからは予約時間を守ってくれる歯科に変更しました。
    こんな性格がいけないのは分かっているのですが・・・。
  • 街中 悠  2012/01/27 14:59
    芽吹くまでゆらりゆらりと冬柳  丹原伸枝
    根気よくゆらりゆらりと力を蓄えながら春を待つ冬柳。植物もじっと待っているのですね。

    「病院の待合室」
    俊和さんはどんな場合でも必ず利点を探されるのだと思います。普段沢山のことをされているから何もしない時間が魅力なのだと思います。
  • 苑子  2012/01/27 21:21
    「病院の待合室」
    人間ウォッチング大好きです。
    山手線やスーパーマーケットでは必ず??な人を見かけます
    自分の物差しでは測れない人を見ると興奮しちゃいます
    だから電車の中や待合室で本を読んだり携帯をいじることはまずしません
    スーパーで魚売り場の棚を双眼鏡で覗いていたオジサンには噴き出しそうでした。
    こんな私もきっと動物に例えられているんだろうなぁ
  • 中嶋安子  2012/01/27 21:41
    左岸さん、苑子さん、悠さん、善江さん、篤子さん、俊和さん、萌さん

    コメントありがとうございました。

    いくつになっても、”母親”の存在は、偉大ですよね。自分が、母になっても、、、、。
  • 大西俊和  2012/01/28 00:09
    芽吹くまでゆらりゆらりと冬柳  丹原伸枝
    芽吹きは自然の摂理。ただ待つだけですね。

    エッセイにコメントを下さった皆さん、ありがとうございます。同じ待つなのに、病院の待合室で待つのは好きなんですが、チケットを買うためとか、美味しいもの食べるため買うために長蛇の列で並んで待つのは嫌いです。どこが違うのか解らないのですが・・・。
  • 善江  2012/01/28 07:24
    ▼ 十年の遅れを追って走る亀   山口 一雄

    うさぎもびっくりして地団駄踏んでいることでしょう(笑)。
    おちこむ、滅入る、そういうとき、人にグチをいっても、ヤケ酒(笑)を飲んでもしようがないのであって、自分がおちこんだときは、気を取り直して、自分で這い上がるしかないかな?


    ▼「憧れの鍵っ子」

    「小さなポシェット」に未知の世界を想像した感性豊かな少女時代・・。
    そして・・・素敵なおとなの女性になられたのですね。
  • 善江  2012/01/28 08:09
    ▲ 神戸にひろがる平清盛の夢

      「KOBE de 清盛 2012」

    知事発言が物議を醸している大河ドラマのドラマ館(ハーバーランド会場)・歴史館(大輪田泊会場)へ行って来ました。

    「神戸こそは、平清盛が夢に見た新都創造の地だった」

    アンチヒーローとして描かれてきた人物に新たな光をあて、躍動感とエネルギにーあふれる男として描き出され、実力派若手俳優の松山ケンイチさんが好演されています。

    皇室と平氏の関係系図などでだんだん輪郭が見えてきました。
    福原京に関する遺跡や出土品の展示も興味深いものでした。
    清盛が生きた平安末期の暮らしや時代背景・・いろいろと想像を巡らせ楽しいひとときでした。
  • らき  2012/01/28 08:58
    帆波さま  案外、鏡に映る顔が一番本性に近い表情かもしれません。何となくそう思いました。
  • イクロウ  2012/01/28 12:21
    *十年の遅れを追って走る亀   山口 一雄

    第19回インターネット俳句コンテスト 川柳の部 大賞 の句だったと思います。
     この句を見たときはこれは凄い句だと思いました。
    正直、感動しました。あれ以来、少なくとも私の見聞きしている範囲ではそんな句はありません。一雄さんは数少ないそのような句を出せる作家だと思っています。
     でもこの句をこの日替わり川柳で、また見た今日、一雄さんの身の回りのことが気になります。
    最近スランプなのでしょうか?ただのスランプならよいのですが・・・。
  • 丹原伸枝  2012/01/28 16:14
    善江さま,石田穂實さま,光さま,弘さま,街中悠さま,俊和さま、萌さま,
    未熟な私の拙い句に暖かく素晴らしいコメントをありがとうございました。 ひとつの句から皆様それぞれの想いや受け止め方をして頂き私の想いよりもどんどん句が膨らんだみたいでとても嬉しく感謝です。本当に川柳をしていて幸せだと思いました。
    ありがとうございました。
    皆様と神戸でお会い出来る日が来るのを楽しみにしています。
  • 坪井篤子  2012/01/28 16:32
    十年の遅れを追って走る亀   山口 一雄
     第19回インターネット俳句コンテスト 川柳の部 大賞 の句だったのですか。今を頑張っておられる一雄さんを思いました。

    「憧れの鍵っ子」
    「中から鍵を掛けてもらい、自分で開けてただいまぁ」
    可愛くて抱きしめたくなります。素敵なお母様ですね。
  • 坪井篤子  2012/01/28 16:34
    善江さん、
    「KOBE de 清盛 2012」行かれたのですね。善江さんに刺激されて行ってみたくなりました。
  • 大西俊和  2012/01/28 16:56
    十年の遅れを追って走る亀   山口 一雄
    子供が露店で買って来た亀を10年以上飼っています。木の葉っぱほどの大きさでしたが、今は相撲取りの手のように大きくなっています。小さな水槽で静かに生きて大きくなる亀、命の原点を見るようです。

    「憧れの鍵っ子」
    中からお帰りと声がする鍵っ子、幸せな鍵っ子ですね。
  • 一雄  2012/01/28 19:02
    善江さん、イクロウさん、篤子さん、俊和さん、コメントありがとうございます。

    今月は、以前かもめ舎の季刊誌に投句した句からピックアップしました。今日の句は、イクロウさんのご指摘の通りです。過分なお言葉に大変恐縮しております。最近の心境を、四句で起承転結に繋いでみました。
  • 善江  2012/01/29 08:49
    ▲ 靴下の柄の戻ってこない鹿  明

    複雑な世界を複雑なものとして相対的に見る冷静な複眼・・。
    物語性の柳人・石部明さん。
    おもしろさについ引き込まれてしまいます。
    五週にも亘っての日替わり川柳ありがとうございました。
    その圧倒的な魅力を、少しだけ、ご紹介させていただきます。


    鳥籠に鳥なく母は午睡せり

    空家から鳥が出てゆく後日談

    こいびとと妻の知らない鳥を飼う

    見たこともない猫がいる枕元

    やわらかい喉のへんから春の船

    とかげの尾神話の国に紛れ込む

    半身は花にあずけて犀眠る

    鳥かごを出れば太古の空があり

    死亡推定時間は鶴ということに

    梟にまかす出棺までの父

    裸など見せて河馬ではない証拠

    図鑑より本日馬の飛び出す日

    天皇に耳打ちをして過ぎる馬

                  

                        明


    明さん、その後・・鹿は戻って・・来ましたでしょうか・・。
  • 善江  2012/01/29 08:58
    ▲ 「宝言葉ーⅣ」

    桐子さんの「宝言葉」からいろいろ勉強させていただいたひと月でした。ありがとうございました。

    松田俊彦さんの素敵な言葉、うれしく拝見いたしました。
    端正な俊彦さんの面影が浮かんできます・・。

    「人を好きになるために川柳をするんだから・・」

    「一人に届けば百人に届きます」

    言葉の力を信じて自分を磨きたいと思いました。
  • 坪井篤子  2012/01/29 18:59
    靴下の柄の戻ってこない鹿 明
     鹿の体・特に背の周りには柄があるが、すらりとのびた四肢には柄がない。そこらあたりの事を言っておられるのかと読んだ。まさか遊女の事ではないですよね。

    宝言葉-Ⅳ
     桐子さんにとっての色んな宝言葉は私達にとっても宝言葉。 
    川柳に迷った時『一人に届けば百人に届きます』この言葉を思い出しながら励みたいです。
  • 大西俊和  2012/01/29 20:25
    靴下の柄の戻ってこない鹿  明
    喪失感を抱いたまま歩いていく鹿。

    宝言葉-Ⅳ
    『一人に届けば百人に届きます』、新子先生も師の三太郎一人に向って川柳を作っておられましたね。

    お知らせ
    政二さんの息子さん脚本による『相棒』ー「悪友」が2月1日9時から朝日テレビで放送されます。以前の「怪しい隣人」につながるストーリーのようです。ぜひご覧下さい。
  • うらら  2012/01/29 20:39
    靴下の柄の戻ってこない鹿   明
     
     日常の一コマをこんなにもおもしろく、ドラマチックに描けるなんて・・

    4回転半高飛び込み無音着水みたいですね!


      桐子さんのエッセー

    きりきりとした桐子さん(のイメージでした。)お会いするたびに私の中でイメージが変わっていったのには、いろいろ考えることがあったのですね。奈良ではふんわり桐子さんでした。

     ダンディ俊彦さんは、いつもものしずかな方で、あまり多くを語られませんが、じんと胸にしみいるようなお話をされますね。

    私も川柳をやっているうちに人が好きになっていきました♡
  • 八上桐子  2012/01/30 07:56
    おはようございます。
    毎回、心のこもったコメントをありがとうございました!

    人さまのふんどしで相撲をとるような今回のエッセイ・・・、
    あらためて、川柳を通してのご縁に感謝いたしました。

    前回果たせなかった、ジャスト500文字も2回達成!
    これでもう思い残すこともございません(笑)
    ありがとうございました!
  • 善江  2012/01/30 08:20
    ▲ 左手で切ないなんて書いている  街中 悠

    「左手」がおもしろいですね。
    利き手でないほうの手で本音を書いてみる・・。
    長い道程、ときどき片足で飛んだり、小石を蹴って遊ばないと・・。


    ▲「大学生の頃」

    試合を勝ち抜いてタイトル保持者であるチャンピオンの

     「いつものようにやっていったらええ」

         ずしんときますね。

    (You're king of king)立ち上がれ もう一度その足で
                       立ち上がれ ♪

       アリスの懐かしく好きな歌「チャンピオン」の歌詞がありました。
  • 左岸  2012/01/30 09:29
    政二さまのエッセイ

    失礼を承知で‥‥‥。
    たくさん重なる部分があって、他人事と思えませんでした。
    文章は川柳と同質の「広がる」文章だと感じました。

    飾らないお人柄に打たれました ☻
  • 石田 穗實  2012/01/30 11:51
    善江さま 私もこの歌詞でいつも、目頭が熱くなります。

    (You're king of king)立ち上がれ もう一度その足で
                       立ち上がれ 

     好きな歌です。
  • 政二  2012/01/30 12:10
    善江さん
    ありがとうございます。
    書けなかったので付け加えますが、当時のボクシングの世界では、東洋チャンピオンでは生活できなかったようです。奥さんと二人でアパートに住んでおられ、やおやさんで働かれていたようです。
    タイトルマッチがテレビで放映されると知り、観ました。
    それが最後の試合になりました。負けたあと、応援してくれたファンに向かって、リングの上で正座され、みんなに誤っておられました。
    僕はその姿を観て、なさけないこととは一つも思わず、なぜかかっこいいなと思ったことを覚えています。
  • 政二  2012/01/30 12:32
    左岸さん
    ありがとうございます。
    どのへんが重なるのかはわかりませんが、うれしく思いました。
    また、ひろがる川柳、ひろがる句、ひろがる文章。指摘されて思うのは、ひろがりたい自分がいること、自分であることをある程度自覚していて、少しでもひろがれるようなところに出かけてはうろうろしている現在です。
  • 左岸  2012/01/30 13:00
    政二さま

    広がりたい自分。とてもよくわかります。
    夢工房にお邪魔しているのも広がりたくて、です。

    広がると同時に深くなれればいいのですが、現実はなかなかです。
    ともかく今の自分が少しでも変われればいいなあ、と思っています。

    ありがとうございました。
  •   2012/01/30 20:21
    善江さん、たくさん紹介してくださってありがとう。篤子さん、うららさん、ありがとう。
    俊和さん「喪失感を抱いたまま歩いていく鹿」は鹿であり私なのかも知れません。

    ホテルのレンタルパソコンで打っていますが、うまくいきません。おやすみなさい。
  • 帆波  2012/01/30 23:02
    帆波です。
    沢山の方から、お言葉をいただきありがとうございました。
    ちょっと公私共に諸事多く、個々にお返事を書けないまま日が過ぎてしまい。大変失礼いたしました。
    今回は、自分が見えているものと、他人に見えているものが同じではない、という当たり前のことを捻くって書いてみました。500字に整理するのが大変でしたが、楽しい経験をさせていただきました。
    どうもありがとうございました。
  • 坪井篤子  2012/01/31 07:42
    とことん句会は本日23時59分59秒が締切りです。
    ユーザー登録されていればどなたでもご参加いただけます。
    ご投句方法は「とことん掲示板」をご覧くださいませ。
  • 左岸  2012/01/31 10:57
    ■ 靴下の柄の戻ってこない鹿   明

    何故「鹿」なんだろう? ずっと考えていました。
    昨夜、眠りに就く間際、ふっと映像が浮かびました。
    鹿はその大きく立派な角を落し、軽々とした姿でぐっすりと眠っていました。
    一年に一度、一瞬で抜け落ちるという牡鹿の角。自然の摂理を思いました。
    靴下に鹿は戻っているのが見えました。

    思い込みの激しい読みを、スミマセン。

    □ 春という痛みもありぬ鹿の角   左岸
  • イクロウ  2012/01/31 20:21
    *「スキ」と言いたくて唇尖らせる  ええ一


    ええ一さん、私、やってみたのですが、「スキ」でなく「キス」の間違いですよね(笑)。
    「スキ」だと唇は引っ込みます。
    「キス」でしたら尖りますけ・・・アッひっかかった。
  • ええ一  2012/01/31 22:28
    イクロウさん、
    コメント有難うございます。
    唇が尖るのは、「ス」を発音する時です。
    ですから、「キス」は言い終わった時に
    尖ります。句は「言いたくて」ですから・・・
  • 大西俊和  2012/01/31 23:17
    「スキ」と言いたくて唇尖らせるええ一
    「ス」は確かに唇が尖りますね。67年間生きていますが、女性の尖った「ス」の唇を間近で見たことがありません(笑)。

    「嵐電」
    京都を散歩するようなエッセイ、ありがとうございました。暖かくなったら出かけてみたいと思っています。
  • イクロウ  2012/01/31 23:18
    あっ、なるほど、そうですね。確かにそうです。
    失礼しました(笑)。