現代川柳ポータルサイト ゆうゆう夢工房へようこそ。ゆうゆう夢工房は、現代川柳を志す皆様の工房です。素晴らしい川柳投句を心よりお待ちしています。

Senryu contest result

特撰
素敵な手紙だなあと山羊にあげる
湊圭史
帆波
東京の江戸川競艇場には、外れ舟券を食べる山羊型のロボツトが設置されている。最高の推理の結果も当たらなければただの紙屑である。素敵な手紙も自分に関わりがないのなら、それなりの扱いをしてしまうもの。読者それぞれの昨日、今日、明日を感じることのできる作品。
準特撰
捨て去って3000gまで戻る
帆波
生まれた時は3キロほどの瑞々しい肉塊が、数十年後に数十キロの乾涸びた肉塊として生を終える。 何とも味気ない表現だが、その数十年の経験が「ヒト」を形作るのだ。3000gまで戻るのは、自分を捨てるのではなく、自分を脱ぎ捨てるのだと理解した。
準特撰
狂おうか月夜の晩に絹捨てて
月見坂 蘭
帆波
絹を捨てて狂う事は、本当に「狂う」事だろうか?いや、人は何時からその夜を「狂う」と称するようになったのだろうか?人は、狂わなければ世代を紡げない命なのだろうか?色々なことを想起させられた。
入選
捨てぜりふ想定外の心地よさ
じゅんいち
入選
骨なんか拾わず捨てちゃっていいよ
幸生
入選
捨てられる前に捨てたい花曇り
まさと
入選
捨てるときふと気がついた注意書き
矢島高綱
入選
捨て去ってあかりがぽっと浮いてくる
街中 悠
入選
マスクして顔半分を捨てている
小野善江
入選
形見分けさせたくなくてただ捨てる
幸生
入選
ボーナスを捨てに来たヨと言ってみる
イクロウ
入選
アッケラカンと絆を捨てた時の音
まさと
入選
捨ててしまうと私が腐る 蒼い垢
野原 萌
入選
捨てられた穴で冬眠していよう
うらら
入選
捨てても捨てても戻ってくる自分
苑子

戻る