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Senryu contest result

特撰
忘れよう笑い袋に閉じ込めて
須川柊子
恒雄
笑い袋とは素晴らしい見つけです。 楽しかった思い出はともかく、辛かった出来事も、あるいは悲しい体験であればこそ、この袋に入れておけば、のちのち振り返った時には笑い話になっているのです。 しかし、大切なことをここに入れてしまうとえらいことになってしまいそう。あんた、ほんなことまで忘れたんかいな、あははははってね。
準特撰
露草だったような気がする忘れたわ
左岸
恒雄
美しい句だと思います。 最初から印象に残るものではなかった物の喩えの露草が効いていると思います。「忘れたわ」への続き方も好きです。 一字空けが好きな人は「忘れたわ」の前に一字空けるのでしょうが、私はそれが嫌いです。 句の中に?や!や「 」や( )を使わないのが普通かと思っていますが、余程のことでない限りスペースキーも打たないのが読み手のためかと思っています。
準特撰
みーんな忘れて 新しいバッグ
うらら
恒雄
ちょっと良さそうなバッグを見ると、兎に角欲しくなりますか?今日買いに来たのは川柳の本だったのに、家計というものも考えずに、このバッグは私を待っていたのだと思ってしまうのですね。そして、結局使わず仕舞い。悔いだけが残り、そのうちにまた、新しいバッグに出会ってしまうという始末なのですね。
入選
誰からも相手にされず錆びていく
入選
故郷に小さな穴が空いている
湊圭史
入選
忘れられたらもっと幸せ萩の花
鎌田やす子
入選
忘れてたおでこに蝶がついてたわ
小野善江
入選
忘れるだろう日溜まりになってから
街中 悠
入選
忘れよう 空もわたしも夕日色
田村ひろ子
入選
忘れたいことの幾つかしゃぼんだま
つぐみ
入選
駅というとてもおおきな忘れ物
つぐみ
入選
忘れてもええんやで 渋柿が言う
鶴見佳子
入選
何もかも忘れ芒の穂の光る
左岸
入選
忘れゆく野道にパンを蒔きながら
レイ子
入選
辛い辛いカレーを食べて忘れます
黒川利一

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