現代川柳ポータルサイト ゆうゆう夢工房へようこそ。ゆうゆう夢工房は、現代川柳を志す皆様の工房です。素晴らしい川柳投句を心よりお待ちしています。

Senryu contest result

特撰
三日月を握って闇の後を追う
丸山 進
まず、皆様には多くの投句を頂きありがとうございました。 川柳は詩であり、その詩のためには創造力・発想力が大事なものの一つだと思います。その点で、この句の「三日月を握る」の大胆な発想を買いたいと思います。ブーメランのような三日月を握って、悪や閉塞感と対峙する姿が見えてきます。この三日月はやがて満月となり、きっと貴方や皆を助け、この世を照らしてくれるでしょう。そして世界がより明るくなることを祈ります。
準特撰
サビ抜きで握るニューヨークの夜景
ええ一
一見ぶっきらぼうに見える句ですが、夜景それもニューヨークの夜景を握るとはユニークな発想です。 和英辞典で「わさび」を引くと「wasabi」とか「Japanese horseradish」とあります。山葵はやはり日本の物ですね。 でも郷に入れば郷に従えでしょうか。この句のように、ニューヨークでは、やはりサビ抜きでしょう。国際化が進展していますが、やはりその国固有の文化は、尊重しなければいけませんね。
準特撰
泣かさずに泣かないように握る飯
苑子
握ると言えば、まずお結びが浮かびます。昔は(今もかも)小学校の遠足には、必ずお結びが入っていたような気がします。 やはり「握り飯」は日本人にとって特別なもので、日本人の心であり母であると思います。 そのためでしょう、握り飯の句は沢山ありました。 この句の作者は、そんなお結びを泣かさないように泣かないように握るというのです。上五・中七は日本人の心・母の心だと思います。作者の人情味・温かさを感じます。
入選
二ん月の鬼は握手を待っている
つぐみ
入選
ふんわりと握ってごらん鳩がいる
左岸
入選
握り飯私の入る余地がない
松尾冬彦
入選
堅かった握手左手からもつれ
伊藤晴代
入選
ワンコイン握って今日を買いに行く
平井美智子
入選
お清めの塩を握っている天使
若山かん菜
入選
握ったら握り返してくる小銭
山口一雄
入選
今さらを握りつぶしてトップギア
村井広子
入選
神様を握って鳩にしてしまう
飯島章友
入選
105円握って虹を買いにゆく
光明
入選
真実を握って眠るテディーベア
木元 忍
入選
握っているものも夕焼け色になる
大西俊和

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