現代川柳ポータルサイト ゆうゆう夢工房へようこそ。ゆうゆう夢工房は、現代川柳を志す皆様の工房です。素晴らしい川柳投句を心よりお待ちしています。

Senryu contest result

★ ★ ★ ★ ★
またひとり泥遊びから戻らない
つぐみ
だぁれも居なくなった雨上がりの午後。水に映る昏い樹影。はりめぐらされた水面のネットは不安を絡め、そうして誰も戻らない。
野原 萌
*異次元に口を開いた水たまり の句と迷い、こなれた「戻らない」の方を選んだ。「異次元へ口を開けてる」なら、ピタッと入り込めたと思う。 泥色の水溜りは確かに異次元へ誘いこまれそうな不気味さがある。
ええ一
ミステリーな水たまりの不気味さ。 「泥遊び」を「泥んこ遊び」にすることが出来ればベスト。
須川柊子
楽しくて戻ってこられないんだと思います。
田村ひろ子
ずっと、ずーっと「幼い頃と同じ夢」を追いかけている友を思い出しました。
★ ★ ★ ★ ★
一瞬の鬼を映したみずたまり
野原 萌
海月
鏡や水溜りは怖いです。見たくないものが一瞬よぎることがあるから。
愛知 おさ虫
どす黒い水溜りに映る雲。一瞬、雲の隙間から鬼の顔が。錯覚だったのか、それとも自分の顔が鬼に見えたのか。悩める作者の心の内が感じ取れます。
安藤なみ
鬼が逃げ出した一瞬ですね。
小林祥司
そうなんだ。きっと怖い鬼のような台風の跡なんだ、この落ち葉は。
木元 忍
鬼・・・違う、これは私だ。自分でも驚くくらい冷たい感情を持った自分がいて、時々自分が怖くなる。
★ ★ ★ ★ ★
天国と地獄にもあるあみだくじ
丸山 進
中嶋安子
楽しいです♪
水に映る網と実際の網を天国と地獄ととらえて、さらにあみだくじにした着想に脱帽です。とても面白いです。
寺岡祐輔
これがこの世の習いということか。
平井美智子
あみだくじですか~。なるほど。
玉江
あみだくじとはいえ、うかうか引いてはなりませんね  玉江
★ ★ ★ ★
思い出はいいことばかり なんて嘘
玉江
睦悟朗
心の隅に抜けぬ棘ある
平井美智子
それでもやっぱり思い出って懐かしいんですよね~。
備瀬ちゃくし
素直なリズム感が好き。
丸山 進
★ ★ ★ ★
雨あがる昨日のことは忘れよう
能津 健
矢島高綱
明日を映している水たまり
酒井啓三
この心意気を買いました。
羽田義則
松尾冬彦
明日は明日の風が吹くさ!
★ ★ ★ ★
心にもないこと言って乱反射
須川柊子
月見坂 蘭
◎乱反射がいい
川畑めぐむこ
納得です。
酒井啓三
後悔することしきり。
苑子
☆☆☆
★ ★ ★ ★
だまし絵のなかを漂う難破船
海月
難破船はだまし絵から抜け出ることがあるのでしょうか!?この緊張感は日常に通じるものがあります。
小林祥司
だまし絵・難破船。 イメージにぴったりの言葉の見つけに脱帽です。
うっぴー
上手い!これぞイメージ吟!私も、あの黒い影をどう表現しようか、悩みました。「難破船」見事です。
坪井篤子
イメージ吟のなかで突出していた。
★ ★ ★ ★
青空を踏み続けたい日もあるさ
彰子
『あるさ』の断定が心地よい。
神田良子
青空を踏むなんてできないが、水たまりに映った青空なら訳ありませんね。
蓮子
そうですね。
清子
あるある、こんな日。スッキリしたらまた青空を見上げて下さいね。
★ ★ ★ ★
サヨナラってこんな淋しい水たまり
小野善江
野原 萌
目に見えている内はジクジク。でもお陽様が出るとパーと乾いて消える水溜りのように、都合よく忘れて行く人の心。 サヨナラを言うまでの多く、多くも・・・いつか私も忘れて行くのだろう。しんみりと寂しさが愛おしくなる句ですね。
苑子
☆☆
黒川利一
雨が好きで、雨上がりはことのほか寂しい。
松尾冬彦
さよならってこんな淋しい飛び道具 佐藤画子(川柳大学) という句を紹介したいのでこれに一票!
★ ★ ★ ★
見上げればいいのよ雲の上は晴れ
ゆみ子
うっぴー
同感!そうです。見上げればいいんです。どんなときでも、空は広く、青いんです。
光明
希望の句 〇
田村ひろ子
宇宙は広く、底知れぬ輝きを放っていますもの!
★ ★ ★
底引き網にときどきかかる冬の雲
ええ一
愛知 おさ虫
まるで水面に映る雲を引いているような錯覚・・私は経験がありませんが網を引く時はきっとこんな感じなのでしょう。ネットを底引き網にイメージしたのはユニークです。
冬の雲が効いている
うっぴー
「底引き網」と「冬の雲」イメージの捉え方を勉強させていただきました。現実の絵から心象を読み取る。見事です。
★ ★ ★
異次元に口を開いた水溜り
勝壽
山下和音
うーん、確かにただの水たまりではない感じがします。
光明
水たまりが<異次元>の入り口だったんだ~今度、じっくり見てみよう。
矢島高綱
見つめていると吸い込まれそう
★ ★ ★
正体の見えない影と暮らしてる
神田良子
それがこの世というものでしょうか
光明
いろいろな影、いつかは影の正体が・・・いつか影を超越してるあなた・・・。
蓮子
みんな、そうかも。
★ ★ ★
阿弥陀くじ当たりは雲の詰め合わせ
彰子
海月
雲の詰め合わせ、当たってみたいです!阿弥陀くじズルする方法ありますか?
野原 萌
写真がないと何の事だかわからない。でもこの写真に一番ピッタリの句で、怖い句です。 揺ら揺らの阿弥陀くじ。当たった人は雲の詰め合わせという。ふわふわ雲に乗って下界を見ながら何処へいくというのでしょうか? ああ くわばらくわばら・・パスします。
寺岡祐輔
雲の詰め合わせ、が何とも言えずいいですね
★ ★ ★
贅沢な時間気のいい男(ひと)を待つ
松原房子
平井美智子
約束通り来ればいいんだけど・・。
備瀬ちゃくし
お幸せに!
清子
こんな贅沢な時間をたっぷり使って待つのは、セカセカ男ではだめです
★ ★ ★
水溜り跳んで私を試す意地
流郷貞子
須川柊子
「意地」を最後に持って来たことで、強い思いが伝わりました。
丹原伸枝
そうね…勇気を出して跳んでみてね!
木元 忍
人生にある色んな水溜りを超えながら成長していく。色んな意地を張りながら人は生きているのだと思います。
★ ★ ★
同じ空 フェンス一枚だけのこと
坪井篤子
じゅんいち
あちらは自由、俺は捕虜
清子
そう。それだけのことなんだ。
★ ★
明日は明日 笑いましょうと水たまり
坪井篤子
備瀬ちゃくし
前向きに生きるあんたが好きやねん。
田村ひろ子
そうですね。そうすることにいたします。
★ ★
二度三度中途半端な家出する
森下綾子
彰子
『中途半端な家出』の可愛らしさ。ぶっとんだイメージ吟に脱帽しました。
睦悟朗
体は書斎から出でずして
★ ★
人生を教えてくれたグラウンド
備瀬ちゃくし
睦悟朗
運鈍根を信じきること
ええ一
土砂降りの日もあった、泣いた日もあった、でも、止まない雨がないように、陽はまた昇る。「がんばろうよ」 と水たまりは言っているのかも・・・。
★ ★
虚構かも知れぬ 風吹けば揺らぐよ
野原 萌
レイ子
水たまりの迷宮に入りながらどこか冷めてる作者
大西俊和
虚構か現実かまだ迷いの中にある。
★ ★
雨上がり母を尻目にはしゃぐ靴
愛知 おさ虫
石原てるみ
楽しそうな声が聞こえる。
木元 忍
靴も服も泥んこ!雨や雪が嬉しいのは子供だけです・・・。
★ ★
極楽の手前に網を打つ閻魔
幸生
簡単に極楽に行かせぬぞ! 閻魔大王が網を張って仕分けするようで面白いです。
じゅんいち
はいそこ迄です
★ ★
柵無情あまりに長い半減期
睦悟朗
坂井 隆
胸に迫ります。見届けることは多分出来ない・・・、悔しい
黒川利一
時事吟、あまり心動かされないが、この句はいただいた。原発はもうこりごり。
★ ★
凋落にゆっくり溶けていく手足
大西俊和
つぐみ
枯葉のようにやがて手足も朽ちてゆく。切り取られた景色から、凋落という文字からひっそり無常感が伝わってきます。
確かに感じます
★ ★
絡みついて離れないグレーの記憶
山下和音
まさにそんな雰囲気を感じます
丹原伸枝
何となく暗く哀しい写真のイメージにピッタリ!
★ ★
水たまり空の深さを倍にする
ゆみ子
山下和音
「空の深さ」がいいですね。
レイ子
さらりと言ってとても深いものを感じました。
★ ★
乾いては濡れてあなたを忘れない
苑子
深い
蓮子
そう、忘れる事はない。
★ ★
水溜り長靴の子を待っている
若山かん菜
寺岡祐輔
最近は長靴の子も見かけなくなった。水溜りも寂しかろう。
黒川利一
子供って、雨も雨上がりも大好き。
★ ★
ざわざわと冬の近づく音がする
村井広子
つぐみ
冬空の予感を滲ませて。こころを波だたせるざわざわが効いています。
傷ついた心を満たす水溜まり
羽田義則
月見坂 蘭
バスに乗ってゆくここではないどこか
つぐみ
大西俊和
ここに私の幸せな無い。それだけは確か。
天地を乗っ取った気のミズスマシ
松尾冬彦
月見坂 蘭
○なるほど
遊具より泥んこ水に大はしゃぎ
愛知 おさ虫
酒井啓三
幼き日の思い出です。
下を向く癖もまたよし空を跳ぶ
清子
山下和音
歌のように上を向いて歩いていたら落ちてしまう水溜りでも、下を向いて歩けば空を跳んでしまえるのだ。
水たまりヒョイと跨ぐ悔いの位置
石原てるみ
苑子
通せんぼあの子だけはと手を緩め
森下綾子
川畑めぐむこ
楽しい想像ですね。
網膜の奥に見知らぬ景色あり
中嶋安子
愛知 おさ虫
「初めて見る景色・・」、ただそれだけの事が表現を変えるとこうなるんですね。脱帽です。
どこでもドアー予測のつかぬとこに出で
畑中玉菜
中嶋安子
どこでもドアーだったのですね!
雨あがり 今日の練習さぼろかな
川畑めぐむこ
神田良子
部活お休みだと思ったのに雨があがってしまった。 気持ちよ~くわかります。
深淵をスルリ避け行く靴ばかり
石原てるみ
いつかは向き合う事に。
青春の匂い染み込むグラウンド
木元 忍
小林祥司
猛練習で作ったこの窪み。 水溜まりが汗を流したその昔を思いださせてくれました。
ラケットで暗雲一つ打ち落とす
安藤なみ
暗雲をバシット打ち落とすなんて、やってみたい。気持ちいいです。
そっとして落葉が起きてしまうから
山口一雄
神田良子
せっかく枯葉になりゆっくり休めたのに。
天に在るきみにここなら触れられる
清子
石原てるみ
ホント触れられる。
シャガールのようにあなたと空をゆく
黒川利一
須川柊子
気持ち良さそうです。
ここはアリスの入り口ですよさあ一歩
月見坂 蘭
松尾冬彦
不思議の国へご一緒に! 奈落だったらヤダ!
あの時もあの日も今は水たまり
寺岡祐輔
繰り返しが効果的に作用
雨上がりほっとしている水たまり
レイ子
ええ一
言われてみればホッとしているように見えなくもない水たまり
ここを掘れ温泉匂う水たまり
彰子
『水たまり』オンパレ-ドのなかの『温泉匂う』の意外性に魅かれました。
背信の影を映して水鏡
能津 健
矢島高綱
うそはつけない思い直そう
寄り添うて労りあって水と水
平井美智子
羽田義則
鉄骨を残し流失した暮らし
睦悟朗
中嶋安子
あの光景が思い出されます。
水溜まり落ちていたのはわたくしか
羽田義則
村井広子
まぼろしのゴールに沸いた鰯雲
酒井啓三
村井広子
薄日射しぼんやり見えてきた未来
神田良子
大西俊和
幸せな未来かそうでないかはまだ解らない。
土砂降りの後にはほうら青空だ
レイ子
坪井篤子
人生もしかり。
放たれる日を待っている水の束
平井美智子
玉江
水の束 という 言葉、いいですね。これから田んぼで小川で溝でせき止められた水を見たら、つぶやくでしょう。  玉江
亡母に似た雲が天地に二つある
松尾冬彦
坪井篤子
前向きなところが良い。エールを送ります。
人間よ致死率は百パーセント
黒川利一
村井広子
黒い霧じわり吹き出す三コマ目
うっぴー
玉江
文章では起承転結 それと三コマ目 期待感が膨らみますね。イメージ吟は難しいと思っている私には、なるほど~の一言です。さて、この霧はいつ晴れるのでしょうか。  玉江
蒸発と共に消えゆくこの世界
小林祥司
川畑めぐむこ
水たまりの行く末ですね。
冬ざれや深層心理吊り下げて
彰子
丹原伸枝
冬ざれや…上五がきいてます。上手い!
わずかばかりのあの青い空逃がすまい
幸生
丸山 進

戻る