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Senryu contest result

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
コスモスの根っこに虚言癖がある
うらら
村井広子
イメージは、壊したくございませんものね。
つぐみ
そう言われれば、そんな気がしてきます。あんなやさしい顔してね。
矢島高綱
花に似つかぬスネ毛ぼうぼう
睦悟朗
倒れればそこからも根が出る。か弱く見えるのも知恵?
鶴見佳子
いるいる、可愛い顔してベロ出してるヒト。
そう花
コスモスは根っからの八方美人かも。
それも許しましょう。
黒川利一
コスモスに騙(だま)されました?しかし、不思議と騙された気がしないのです。
坪井篤子
コスモスは可憐に見せて実は強かな花だと言われた新子先生の言葉を思い出しました。
森下綾子
おもしろい発見。
平井美智子
そうか~。根っこなのか~。納得の一句
★ ★ ★ ★ ★
縄電車コスモス駅で待ってます
じゅんいち
子供の頃は良かったなあ、あの娘も居たし
酒井啓三
情景が目に浮かびます。
野原 萌
何てステキな発想でしょう!! 「は~い、今すぐコスモス駅に向います。」
苑子
「コスモス駅」の発想がいいです
川畑めぐむこ
縄電車とコスモス懐かしい!
★ ★ ★ ★ ★
お隣はコスモス 7号車7A
寺岡祐輔
隣席は重要チェック項目。いい旅の予感。
彰子
コスモスの少女が ふわり隣席へ・・・ 時間よとまれ。
レイ子
ユニークな一句に目が止まりました。 お隣のコスモスさんとおしゃべりもはずんで・・・ Good Luck! でも騙されないように。
小野善江
「7号車7A」が新鮮です。
平井美智子
くれぐれも「ラッキー」などと舞い上がらないように。
★ ★ ★ ★ ★
コスモスの腰のあたりの湿布薬
平井美智子
村井広子
お疲れ様。
ぐいっと曲がるコスモスの腰。そうそう湿布が要りますね。
あれだけ揺れるとね。
坪井篤子
面白い!
野原 萌
腰痛持ちには つい心配になるコスモスの腰のあたり。 可憐な花とは打って変わっての茶色い曲がりくねった茎に、作者の温かい目が伺える一句。でも大丈夫。コスモスクンは、しなやかでナカナカしぶとい。
★ ★ ★ ★ ★
例えばの代わりコスモス束にして
つぐみ
素敵!
彰子
僕と一緒に人生の大草原を歩みましょう!!
苑子
絵になる句
小野善江
「例えばの代わり」に惹かれます。
平井美智子
正統派のコスモスですね。
★ ★ ★ ★
空壜のコスモスきみがいない秋
森 七海
ええ一
コスモスにはラムネの瓶が似合う。 1本さして、あの頃をふと思い出す。 ひらがなの「きみがいない」がいいです。
黒川利一
牛乳壜にコスモスが活けてあるのをよく見かけた。例えば、近所の小さなお好み焼き屋の、小さな隙間に・・・。何で花瓶に活けないのだろう。今では子供の頃のその飾らない暮らしが無性に懐かしい。
寺岡祐輔
空壜に寂しげに一輪のコスモス。絵が見える。
大西俊和
空壜のコスモス、淋しいです
★ ★ ★ ★
コスモスといっしょに揺れて怒れない
蓮子
村井広子
だって歌っているんですものね。
睦悟朗
コスモスって明るすぎて。
中嶋安子
なんとなく、怒れなくなっちゃう気持ち、分かるような気がします。
レイ子
コスモスにすっかりとり込まれてしまってはしょうがないですね~。
★ ★ ★ ★
コスモスでしたら風を生んでいます
左岸
ええ一
コスモスが揺れて、風が生まれるという発想がスキです。
田村ひろ子
「コスモスはどこに・・・? 」 風を生んでいたのですね。この風を!
酒井啓三
逆転の発想!
街中 悠
コスモスが生んだ風は一層心地良い。
★ ★ ★ ★
コスモスはゆらゆらゆらと生返事
須川柊子
つぐみ
風になびくコスモスと、生返事がよく呼応していると感じました。
蓮子
ちょっと、聴いてんの?
野原 萌
綺麗し優しいし、デモ決断力には御縁がなさそうなコスモス君。だけどそれで良いんです。お花なんですもの。 少しの間ご一緒にゆらゆら揺れてみましょうか。
流郷貞子
私の性格だね
★ ★ ★ ★
ひと駅を歩いてコスモスに出逢う
海月
ゆとりを感じます。ゆったりした気持ちで歩いているときコスモスに出逢うと本当にうれしい。
大西俊和
何か悩みごとでもあったのでしょうか
日和
いつものウォーキングも季節が違えば出会うものも違います。 今は コスモスですね。何気ない句にほっとします。
川畑めぐむこ
コスモスの道を歩けるなんてステキ
★ ★ ★
したたかさ隠しコスモス揺れてみせ
坪井篤子
中嶋安子
風に揺れるコスモスに、そんな事情があったなんて、、、。
じゅんいち
騙されてはいけません
須川柊子
油断大敵ですね。危ない、危ない!
★ ★ ★
コスモスが約束のない秋告げる
羽田義則
苑子
私が選ぶ今月の特選
中嶋安子
なんだか寂しい秋になりそうです、、。
街中 悠
「約束のない」に惹かれます。
★ ★ ★
コスモスが揺れなくなって語り出す
若山かん菜
矢島高綱
ねえ傍に来てお話しするわ
光明
揺れなくなったコスモス、泣かなくなった女性、怒らなくなった男性、みんなみんな恐ろしい・・・・・でも、強くて素敵、 一体、何を語りだしたのでしょうか?夢?真実?別れ話?・・
日和
コスモスは揺れてるだけではありません。風が止み 私も立ち止ると話しかけてくれるかも、、、
★ ★ ★
倒れてもなおコスモスは空を見る
レイ子
羽田義則
敗北しても、コスモスは常に太陽を目差す強い花である。私もそうでありたい。
木元 忍
人生は華やかで輝かしい時代ばかりではない。七転び八起き、躓いても前を向き、目の前の、そしてその更に上にある目標に向かって希望を忘れることなく歩き続けたいものです。野に咲くコスモスは命尽きるその瞬間まで、空を仰ぎ精一杯咲き続けるんですね。きっとそれが、自分の目標だから。
街中 悠
コスモスは健気です。
★ ★ ★
コスモスに遇って優しい風になる
小林祥司
可憐なコスモスの花で周りの人全部をやさしく包んでやりたいですね。
蓮子
わたしも!
幸生
コスモスを見ればみんな優しい顔に、そして風になりますね。
★ ★ ★
コスモスが揺れているから途中下車
村井広子
鶴見佳子
時々は普通電車に乗らないと。
真崎翔龍
流郷貞子
★ ★ ★
芯までは揺れてはいない秋桜
そう花
田村ひろ子
納得です。
石原てるみ
そうなんです!決してぶれないコスモスジャパンなんです!
神田良子
弱々しく見えてもコスモスは、芯が強そう。
★ ★
コスモス凪いでいる 白紙にしますか
月見坂 蘭
つぐみ
感情の、一瞬の切り取り方がみごと。
羽田義則
おだやかになり、揺れることのないコスモス。私達も何事もなかった事にして別れましょう。
★ ★
コスモスが粛々と咲き点滴台
日和
坪井篤子
六音の体言止めだが、点滴をしている作者の位置関係と思いが伝わった。またコスモスと点滴の取り合わせも面白い。
入院して点滴を受けているのでしょうか? 静かな病院の庭に今年も 色取り取りのコスモスが咲き、 生きることをやさしく励ましているようです。
★ ★
コスモスはのどかに揺れて嘘を吐く
光明
一見、可憐に見えて強かな人があります。
神田良子
コスモスの揺れは、嘘を吐くために揺れているんですね。
★ ★
コスモスの海に溺れて赤とんぼ
能津 健
矢島高綱
揺れて休憩できやしないよ
川畑めぐむこ
情景が目に浮かびます。
★ ★
恋はまだ知らずコスモスの多感
左岸
森下綾子
多感が素敵。
石原てるみ
純粋な少女だった懐かしい日々!
★ ★
コスモスの海で溺れている多情
備瀬ちゃくし
そう花
風のまま感情のままに。多情とは言い得て妙、、、
それもいいでしょう。
★ ★
コスモスはいつも素顔で勝負する
能津 健
須川柊子
コスモスに勝ってほしいです。
蓮子
そうありたい。
★ ★
コスモスゆらり喫水線を越えて来い
真崎翔龍
レイ子
結末が気になりますね。 でもコスモスはしたたかですから。
寺岡祐輔
「喫水線」でいただき。越えてはならぬ一線。
★ ★
コスモスの丘で企む騙まし討ち
松尾冬彦
ええ一
「コスモスの丘」に身をひそめて、「騙まし討ち」を企んでいるこのギャップが面白い。
須川柊子
優しいコスモスに囲まれて、悪いことはできないと思いますよ。
★ ★
海原にコスモス真っ直ぐ前を向く
彰子
左岸
コスモスに託した鎮魂の思い。目に見えるような情景です。
真崎翔龍
揺れないでスッと立っているコスモス、面白いです
★ ★
コスモスの優しき風も君のため
真崎翔龍
えけん
ロマンチストの爽やかさを感じました。
遠い昔こんなこと、あったなぁ。懐かしいです。
花と書きコスモスのルビ振る少女
若山かん菜
左岸
少女が少女でいられる時間は思いのほか短い。細い首、長くしなやかな手足、薄桃色のくちびる。強い自意識が芽生え始め、感情の揺れが激しくなる。句の中の少女は、そんな少女たちの中にあって醒めた目も持ち合わせている。少女であることの価値を理解しているのだ。花という文字をコスモスと読ませるのがその証だ。大人でもなくさりとて子どもでもないざわざわとした時間を見つめるその眸は、青みを帯びてどこか哀しげである。
秋桜は細き首なり別れ花
黒川利一
寺岡祐輔
細き首から別れ花への流れがポエジー。
コスモスを胸に咲かせて嫁ぎます
公子
黒川利一
控え目でありながら芯がしっかりした美しい嫁御に・・・。
コスモスに凛々しさ貰い虹が出る
森 七海
凛々しく前向きになれると虹が出るんですね。素晴らしく勇気が湧きます
秋刀魚観てコスモスを焼く危ない日
安藤なみ
備瀬ちゃくし
笑わせてもらいました。さもありなん、私もやりそう。 慌てたら右往左往して前後左右がバラバラになってまう、まだ呆けては無いが。   句読点打って自分を取り戻す
コスモスが今日は悲しく揺れている
大西俊和
光明
今日は悲しく、明日は楽しく、あさっては・・・・・・、 毎日、コスモスとお話してる、コスモスは自分自身なのでしょうか?それとも、気になる人なのでしょう。
コスモス無欲そよろの風があれば良い
玉江
森下綾子
欲張らない人生もまたありなん。
秋桜が骨のまわりを埋め尽す
湊圭史
小野善江
迫力があります。
コスモスも見上げる高い雲に乗る
幸生
森 七海
句にコスモスの語を入れながら、コスモス自体を詠んでない所と、視点の高い爽快感がいいです。
コスモスが少女の頃に連れてゆく
蓮子
神田良子
コスモスが咲くと遠い昔の少女の時代の、思い出に繋がる。
コスモスに出会った そよ風になった
村井広子
酒井啓三
そのお気持ちよく分かります。
コスモスの写メール送りさようなら
睦悟朗
そう花
コスモスは成り行き任せ、さようならも明るくね。
コスモスや靡く素振りのしたたかさ
そう花
備瀬ちゃくし
そんな女に男は悩む。魔性の女やね。
喚いても泣いても風と秋桜
房成
木元 忍
辛く澱んだ感情をどんなにさらけ出しても、聞いているのは風と秋桜だけ。優しく寄り添い、包み込んでくれる彼らに身を任せ、泣くだけ泣いたら少し心の重荷が取れた気がする。辛いときは、泣きたいだけ泣くに限ります。
コスモスの海におぼれてみたい午後
苑子
小林祥司
広いコスモス畑、本当に飛び込みたくなりますね。
ふるさとに忘れたものよコスモスよ
田村ひろ子
睦悟朗
切花にする花じゃない。どの家にも咲いていたふるさと。
葬れば秋桜の海波立たず
苑子
羽田義則
何もなかった事にすれば、平穏無事でありえる。
コスモスの花占いに頬染める
公子
小林祥司
良い卦が出たのでしょう。はなまるです。
コスモスが 夏の命を 継いで咲く
木元 忍
石原てるみ
ひとも自然界も命のリレー。(句は一字あけでは無く入力ミスと判断)
コスモスが揺れて言えないサヨウナラ
松尾冬彦
大西俊和
コスモスも心も揺れている
途中下車コスモスの咲く街にいる
大西俊和
海月
コスモスが咲いている駅には思わず途中下車したくなります。
乾いたらおいでコスモスゆれている
小野善江
真崎翔龍
コスモスの中で君待つ白日夢
平井美智子
海月
コスモスが白昼夢に寄り添っている。コスモスってこういうイメージだな~と思いました。

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