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Senryu contest result

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青空の真ん中にあるコンセント
平井美智子
蓮子
私のは、どのあたりかな?
いい気持ちになれそうです。
ええ一
このスケールの大きさに共鳴!
苑子
探してみます
森下綾子
堂々の幸せですね
海月
シュール。おもしろい。
真崎翔龍
うらら
きっとある。でも探すのがたいへんそう。
愛二郎
太陽のことですね
寺岡祐輔
青空からもらうエネルギー。ゆったりとして大きな句。
彰子
素晴らしく突飛な発想に感電をしてしまいましたわ。
月見坂 蘭
なるほど、太陽光発電。
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充電も放電もして二日酔い
帆波
村井広子
良いお酒だったようですね。
じゅんいち
とかくこの世は・・・充放電が良いですね
酒井啓三
そんな時代もありました。
植村佳子
最初の1、2杯は 充電の はずだった 誰しも
森下綾子
たまには必要かも
玉江
せっかく、放電も充電もしたのですから、朝は水浴びをしてお出かけください。  玉江
平井美智子
共感・・というより(冷や汗)だ~。
松尾冬彦
節電もしましょう!(笑)
睦悟朗
技術用語に、過充電、過放電という言葉があります。
つぐみ
充電、放電・・おもしろい表現、言いえて妙ですね。
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そんな事あったかしらと電気消す
石原てるみ
湊圭史
自己意識を「電気消す」という具体的行為で突き離して書いて、うまく現実味を増していますね。何かが気になりながらも電気を消して寝てしまう、こんな風なことがよくある気がします。
酒井啓三
仲のよい夫婦の会話。
植村佳子
いつも 現実を 見ているのは 女
真崎翔龍
うらら
おもしろい!どこの家庭でもありそう。 マイナスをプラスに転じるには電気の力しかありません。
寺岡祐輔
ありがちな夫婦の日常の切り取り方が見事。
連れの質問がだんだん言いたくない方向に行きそうだ。 危ないわ。ここは消灯と当時に、なかったことにしよう。 やんわりと相手を収められる成熟した女性を感じる。
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パッと点く あたしも昔はそうだった
中嶋安子
苑子
おもしろ-い♪
田村ひろ子
ゆっくり点く今は、やわらかな灯火ですね
左岸
お隣のお姉ちゃんはとても面白い人だ。オジサンもオバサンも亡くなって今は猫と二人暮らしだ。私が小さい頃、お姉ちゃんはよく海水浴に連れて行ってくれた。お洒落でお化粧なんかもバッチリで、男の人によくもてたらしい。お嫁さんに行ったと思ったらいつの間にか帰って来て、また遊んでくれるようになった。最近はカレシの相談なんかもしたりする。その話になると決まってパッと点くなんて言うのがウザイけど、お姉ちゃん大好き。
石原てるみ
確かに そうでしたね。
備瀬ちゃくし
俺も俺もと老いの声。
丸山 進
わたしもそうでした。今はいろいろ考えたり、うっかりしてたりで、ぼうっと点く。
月見坂 蘭
同感です。
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よく笑う電気仕掛けのおばあさん
左岸
村井広子
スイッチがオフの時は、泣いているのです。
矢島高綱
ビールをまわせ!凄いおばあさん
ええ一
こんなおばあさん、いたら楽しそう。
小野善江
楽しいおばあさん。
丸山 進
いましたね、こんなおばあさん。スイッチ切るところっと眠る。
飯島章友
ビートたけしのネタっぽいですがこういうの好きです。
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満月や電気も少し休ませる
松原房子
植村佳子
窓からこぼれる 月あかり 永遠の 時間であれば と思いますね
海月
煌々と輝く月が見えるようです。
神田良子
月明かりだけが頼りの夜も,趣があって良いのではないですか。
松尾冬彦
切れ字一考も、「休ませる」が優しい。
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ひまわりの首くるくると充電中
つぐみ
中嶋安子
真夏の青空の下のひまわりなら、しっかり充電してくれそうですね。
松尾冬彦
下6の体言止めは一考も、広大なひまわり畑が目に浮かびます。
一葉
一葉
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コンセント抜く妖精になるために
ええ一
妖精と文明との距離感。
小野善江
妖精がいいですね
大西俊和
妖精と電気は似合わないですね
うらら
コンセント抜いた妖精がうようよ。
★ ★ ★
雷が電気を分けてやると言う
矢島高綱
備瀬ちゃくし
その手もあったんだ。大発見!
坪井篤子
ここは命がけで有難く戴くことにしますか?面白いけれど切実な想いも伝わります。
面白い。 人工衛星が飛行している現在、日本の科学技術で雷のエネルギー利用を実現できないか空想した。その時は雷さんの取り合いで感電事故多発かも、、。
★ ★ ★
弁解は電気仕掛の顎でする
玉江
海月
確かにそうだなあと皮肉な笑み。
寺岡祐輔
「電気仕掛けの顎」の飄逸さでいただき。
彰子
まさに言い得て妙!   顎がよろしおすなぁ。
★ ★ ★
裸電球 母は優しく強かった
丹原伸枝
大西俊和
貧しかった時代の母は逞しかったですね。
須川柊子
母は婆になりましたが、まだまだ強いです。
睦悟朗
ランプが常備されていた頃
★ ★ ★
あなたとは点けっぱなしにしておこう
左岸
苑子
うんうん
大西俊和
途中で電球が切れないことを祈ります
須川柊子
暖かくて明るい。
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ずっとずっと電気つけてる 泣きそうで
月見坂 蘭
じゅんいち
相棒を失って30年
須川柊子
つけていると安心します。
丹原伸枝
辛過ぎて寂しくて…でも泣くまいとずっと電気をつけていた…私にもそんな日がありました。
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ひらがなの日々にかえってゆく電気
田村ひろ子
イクロウ
それで、いいと思います。
瑞樹くらら
優しい電気になりますように・
丹原伸枝
節電も前向きに考えると忘れていた懐かしい日々の事も思い出されますね…。
★ ★ ★
セッションは入道雲とするエレキ
石原てるみ
迫力演奏のはじまり はじまり。
スケールが大きく楽しい発想。入道雲を見上げるとエレキを聞かせてと言いたくなる。
★ ★
静電気いっぱい付けて逢いにゆく
松尾冬彦
中嶋安子
たくさんたくさん、あなたの愛をくっつけてきま~す!
光明
お相手はきっと、しびれてくれるでしょう。
★ ★
誘蛾灯 さみしい貌で待っている
つぐみ
左岸
夏の夕暮れ。人の顔の判別が難しくなる頃、コンビニの誘蛾灯が点る。時折、バチバチッと派手な音がするのは、あれは何かの合図なんだろうか。アメリカシロヒトリが大きな羽をバサバサさせてやって来た。誘蛾灯は確かにさみしいよね、あの青い光。アメリカシロヒトリもさみしいんだよ、きっと。夜のコンビニにたむろする人もさみしいって言うよね。さみしさの二乗、三乗か。あっ。数学の宿題があったんだ。早くおうちへ帰らなきゃ。
湊圭史
「誘蛾灯」のぽつんとある感じと、「さみしい貌」。一字空けの働きもあって、ほどよい距離の取り合わせになっていますね。でも、うっかり近寄ってゆくとひどい目に会うかもしれませんね・・・。
★ ★
まっすぐな電気が走る二十代
苑子
森下綾子
その純粋さが懐かしい
神田良子
まっすぐな電気に惹かれました。
★ ★
LEDに替えても戻らない記憶
ええ一
もう少し待てばきっと戻りますよ。
坪井篤子
そうなんです。わが家もLED電球に替えましたが記憶は衰えるばかりです。
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消灯に早いが添うてくる金魚
彰子
つぐみ
なんとも色っぽい金魚ですね。
酒井啓三
しっとりとした恋。
★ ★
節電のおかげ昭和が蘇る
酒井啓三
愛二郎
夜の暗さが戻ってきました
丹原伸枝
本当に電気の有り難さを忘れていましたね。老母が遠い昭和を懐かしがっています。
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充分にしあわせ電気消されても
松原房子
光明
電気がなくて、貧乏でも、きっと幸せです。 放射線はいりませんよね。
★ ★
電気回路に組み込んでみる自己主張
順子
瑞樹くらら
どうなるでしょう。
一葉
一葉
ときめきを失くしてからの静電気
寺岡祐輔
小野善江
静電気が効いてます
蟻が群がる電気から出る甘い汁
幸生
彰子
社会詠でしょうか。3・11・・・深い意味性を感じます。
充電をすればまだまだ大丈夫
平井美智子
蓮子
そうかもね。
電気消す瞬間ぐらり死を思う
森下綾子
神田良子
明から暗一瞬、死を感じます。
炎天下なすもきゅうりも電気なし
光明
蓮子
そうなのだ!
旅先で電気予報を聞いている
松尾冬彦
平井美智子
旅という非日常の中での電気予報という日常。
ビビッと恋 姿カタチのない電気
苑子
真崎翔龍
お隣も電気ウナギを飼っている
光明
飯島章友
電気になるし、土用の丑の日には・・・・・・いえ
電気屋で訳あり電気買ってくる
丸山 進
村井広子
どんな訳。何をなさるのかしら。
老いの身に電気鰻をひそませる
睦悟朗
玉江
若い皆様、年寄りは手強いですよ、おだやかな笑みを浮かべて電気鰻を身の内に飼っていますの。ハイわたくしも。 玉江
原発の電気に混じる牛の声
丸山 進
イクロウ
牛の声が耳に残ります。かわいそうに。
停電に馴らされていた敗戦後
流郷貞子
田村ひろ子
そういえば、よく停電していました「また停電だ」・・・慌てず騒がす過ごしていましたね。
電気つく前に帰ろうおもちゃ箱
湊圭史
おもちゃの視点になっての句ですね。フィクションが自然にできていて、楽しい句。「帰ろう」の呼びかけ調も読者を巻き込む意味で効果的だと思います。
電動のベッドへ命ゆだねてる
神田良子
睦悟朗
停電、節電は弱者にも容赦ない
相手かまわず瞬きをする電気
石原てるみ
坪井篤子
アハハ。ウインクと思えばまた楽し!
ジャンプする電気が少し足りません
うらら
コンセントを入れる最後の恋のため
小野善江
矢島高綱
まだ動くかな?高鳴る鼓動
停電に生まれ節電して生きる
睦悟朗
イクロウ
世の中、大して変わってないですね ◎。
突然の停電でした花迷う
月見坂 蘭
ご安心を。迷って当然ですから。
街灯の途切れて虫の声の道
村井広子
飯島章友
情景だけ描いている句。力の抜け具合が良いです。
連れよりも電気毛布を愛してる
石原てるみ
なるほど!
静電気いっぱいためて君は思春期
村井広子
つぐみ
触れるとぱちぱち火花が飛びそうな、少年の青い棘。
消灯を待ってあなたの文を読む
真崎翔龍
中嶋安子
乙女心ですね~
美しい嘘をくるんだ電気です
神田良子
平井美智子
きっと魅力的な輝きなんだろうな~。
100ボルトほどの愛だけあればいい
寺岡祐輔
瑞樹くらら
そのうち10000ボルトをお求めになりますよ。
少し暗い駅舎になぜかほっとする
順子
愛二郎
自然に近い方が落ち着くのでしょうね
唇に触れて放電したい夜
若山かん菜
良質な電気で粗茶を入れている
イクロウ

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