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Senryu contest result

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
青空から臨時ニュースが降ってくる
村井広子
つぐみ
号外、号外! 青空と臨時ニュースの取り合わせは不穏な気配。
彰子
蒼空を見上げてばかりしてました。「降ってくる」の見つけと、それが「臨時ニュース」とは・・・・・脱帽しました。
日和
臨時ニュースがいい。
玉江
良いニュースでありますように。
安藤なみ
良くないニュースの予感。臨時ニュースは思いがけない時と処にやってきます。
大西俊和
臨時ニュースは予告無しに降ってきますね。
松尾冬彦
明日は吉報をお届します。
丸山 進
臨時ニュースはいつどこから降ってくるか予測つかない。 青空からの発想の飛躍がよい。
★ ★ ★ ★ ★ ★
風まかせあなたまかせの凧になる
レイ子
光明
「みんなまかせたといいながら~観音様のような優しく広い<包容力>を感じます。 ☆
森下綾子
いじらしいですね。
備瀬ちゃくし
それが一番楽かも。
幸生
そうなりたい!
松尾冬彦
私は凧になりたい。
寺岡祐輔
そんな健気な凧を受け取めない男はいない。
★ ★ ★ ★ ★ ★
成長へぐんぐん糸を足してやる
つぐみ
ぐんぐんの勢いがいい。こんな親の子供はしあわせですね。
ええ一
課題と自分の気持ちを、たくみに重ねたところがグー。
彰子
凧の「糸」と「成長」が心地よく響き合っています。「ぐんぐん」もとても力強くてイメージ吟の世界に引き込まれました。
石原てるみ
嬉しい悲鳴をあげながら。
親の子らへの愛情を感じます。おおらかで頼もしいお父さんのようです。
★ ★ ★ ★ ★
ゆくゆくは青に解けゆく命です
心にひびきました。
神田良子
そうですね。その時まで精一杯生きたいものです。
なるほど・・・。
幸生
空の青、海の青に染まりたい。
丸山 進
宇宙時間で言えば命は一時の借りものという死生観。
★ ★ ★ ★ ★
もう鳥になれたか糸の切れた凧
レイ子
糸の切れた凧はきっと空の青に染まって青い鳥になっていることでしょう。
そうです。糸の切れた凧はそのうち自由な鳥になって大空を 舞うでしょう。
うらら
凧の母親になった気がして涙が止まらない。
愛知 おさ虫
凧は自ら糸を切ったのでしょう。鳥になりたくて。巣立って行った子供たちのことを詠まれたのでしょうか。私も同じ思いです。
★ ★ ★ ★
私を操る凧の高笑い
睦悟朗
須川柊子
悔しい。
月見坂 蘭
操られていたんですね
矢島高綱
繰られてたのはホントは私
愛知 おさ虫
高いつもりでも低いのが教養。操っているつもりでも操られているのが人間。確かに、凧は肩を揺すって笑っているようです。
★ ★ ★ ★
ニアミスは箒に乗った魔女でした
うっぴー
海月
楽しい!ありうるって感じ!
日和
川畑めぐむこ
ニアニスの魔女の発想が愉快です。
坪井篤子
御用心!
★ ★ ★ ★
つながれて飛ぶ身なのかもしれません
蓮子
視点の反転がいい。
神田良子
自由と思っていても人は何かにつながれていないと不安なんでしょうね。
小林祥司
そうなんですよね。親子、夫婦の仲って勝手にやっているようでつながっているんですね。
野原 萌
大空を気持ち良さそうに風をはらんで飛ぶ凧。けっこう自由で素敵じゃないか!でも君は糸を切り無限の可能性を目指したいと思わないか?・・そうだね。私も凧と同じだ。 所詮繋がれて・・というあきらめと自負。だからこそある幸せもある事を知っている。 しみじみと深い。
★ ★ ★ ★
叱られず邪魔もされずに淋しがる
玉江
海月
人ってやっぱりひとりでは生きていけないものですね
うっぴー
なんと贅沢な悩みでしょう、でも、とってもよくわかります。 束縛は嫌いだけど、無視されるのはもっと嫌ですよね。 だから、カイトの糸は出来るだけ長くしておきましょう、寂しくないようにね。
苑子
☆☆
街中 悠
言い得て妙です。「淋しがる」に共感しました。
★ ★ ★ ★
風になる日の近いかも遠いかも
石原てるみ
村井広子
野原 萌
ふーとそんなことを思う齢になりました。
木元 忍
人生の終焉はいつ訪れるか分からない。今生きているこの瞬間が、どれほど貴重でかけがえのない物なのかに気付くとき、脳裏に浮かぶのは何だろう。失うかもしれない大切な時間を思えば、自分を取り巻く全ての事が愛しく感じる。「今」は今しかない。何気なく過ぎて行く時間こそ一番大切にしなければならないんだと、改めて考えさせられました。胸にズシンと来ました。
★ ★ ★
青空を分母と思う風の子ら
丸山 進
ええ一
青空の分母 がステキです。
青空が分母とは言い得て妙ですね
田中 女里
★ ★ ★
少年よ翔びたて広い空がある
能津 健
黒川利一
空の広さも太陽の温もりも皆に平等にゆきわたる。
神田良子
若い人を羨望の眼で見ている私がいる。
酒井啓三
少年に戻りたい。
★ ★ ★
君の手を逃れてみたいのが本音
苑子
☆☆☆
備瀬ちゃくし
あきらめが肝心。
坪井篤子
繋がれる喜びと自由気ままとを天秤にかけていますね。ご同情申し上げます。
★ ★ ★
引きすぎず伸ばしすぎずに切らぬよに
坪井篤子
中嶋安子
ちょうどいい加減が、難しい、、、。
玉江
子育てですね。私は賢い親だったでしょうか、青空は無言です。
清子
その加減が難しい。見事に無駄の無い十七音ですね。
★ ★ ★
大空へ家族飛行の日曜日
蓮子
秋晴れですよ。
石原てるみ
至福の時。
小林祥司
凧上げって、父と子がぴったりします。家族思いの作者を感じました。
★ ★ ★
凧の糸切って別れるタイミング
備瀬ちゃくし
森下綾子
そう、タイミングは難しいです。
平井美智子
そうか、タイミングを狙っているのか~。
流郷貞子
別れる時のタイミングはなかなか見つからないもの。
★ ★ ★
飛び出したところで所詮たなごころ
海月
つぐみ
飛び立とうにも、しっかり手綱にぎられてるし。所詮わたしは籠の鳥。
睦悟朗
家族を持って野望封印
酒井啓三
世の亭主族の有様?
★ ★ ★
ゆるゆるとツナガッテマス凧電話
光明
川畑めぐむこ
凧電話がおもしろいですね。
中嶋安子
のんびりとした感じが、楽しいです。
平井美智子
(凧電話)がおもしろい!
★ ★ ★
哀しみもジャブジャブ洗い秋空に
田村ひろ子
レイ子
こんなに青い空では哀しみもあっという間に癒されることでしょう。 ずぶぬれの凧もほら、もう乾いた!
森下綾子
哀しみがパリパリにかわくでしょう。
丸山 進
イメージのほどほどの飛び具合がよい。
★ ★
ともすれば釣れる日もある鰯雲
ええ一
光明
のんびりと「鰯雲」を釣っているんだ~<上手い見つけ>に☆
今日は、魚影が薄いようです。
★ ★
天高しここは天国かもしれぬ
幸生
日和
酒井啓三
そうかもね・・・?
★ ★
糸電話 もしもし宇宙人ですか
ええ一
蓮子
おもしろい
糸電話と宇宙人の組み合わせがメルヘンのようで楽しいです。
★ ★
離れても絆をつかむ指加減
野原 萌
指の先をあたためて。
流郷貞子
絆は切っても切れないものだよね!?
★ ★
週末はゆうらりゆらり点になる
彰子
愛知 おさ虫
擬態語の「ゆうらりゆらり」は感じが出てていいですね。のんびりと点になる心境、解るような気がします。
松尾冬彦
週末は宇宙にいます。(「週末は山梨にいます」のパクリ!笑)
★ ★
白い歯を出して笑っている空だ
彰子
ええ一
浮かんでいる雲を、青空の白い歯に見立てた着眼、スゴイ。
幸生
空と凧の対比がいい。
★ ★
糸を切りあなたの空に飛んでゆく
寺岡祐輔
中嶋安子
あなたの空、、、飛んで行きたいです。
須川柊子
幸せになってください。
★ ★
どこへでも飛んでおゆきよ 糸を切る
田中 女里
山口一雄
呪縛という糸。自分では切れないもののようです。
田村ひろ子
ありがと~う
★ ★
首輪は要らないわたしに戻ります
ゆみ子
蓮子
自由でいたいのです。
うっぴー
首輪のうっとうしさはわかります。だからといって、定年離婚(?)は回避しましょう。わたしに戻るときだけ上手に首輪をはずしましょう。青空だけでは疲れますものね。たまには、ふわふわの白い雲に乗ってみるのもいいかもね。
★ ★
凧糸が鎖になってゆく恐怖
平井美智子
備瀬ちゃくし
気づいたときには、もう遅い。
坪井篤子
繋がれている恐怖心を「鎖になってゆく」と表現した発想が上手い。
★ ★
見えぬ子のお空の青はどんな色
野原 萌
田中 女里
木元 忍
目に見えることだけが真実とは限らない。
★ ★
寂しさを混ぜてみようか万華鏡
中嶋安子
黒川利一
寂しさは人を人たらしめ、しずかな青色の光彩をはなつ。だから、その青をマトリックスに美しい万華鏡になりましょう。
大西俊和
どんな色形になるのでしょう。
★ ★
凧凧揚がれ天の爺ちゃんまで揚がれ
愛知 おさ虫
清子
大好きだなぁ、この句。こんな孫に揚げてもらう凧は高く高く揚がって欲しいですね。
寺岡祐輔
見慣れたフレーズに「爺ちゃん」を入れただけの句だが、その「爺ちゃん」が見事に生きている。
★ ★
夢だけが蒼いまんまで黄昏る
そう花
レイ子
ほんとですねぇ~。 この空の青は人間のたそがれた夢で出来ているのかも。
丹原伸枝
黄昏るのは寂しいけど幾つになっても蒼い夢を持ち続けるのは素晴らしいですよね…。
★ ★
あの糸で凧は噂を聴くらしい
愛知 おさ虫
月見坂 蘭
そうかも
矢島高綱
噂集める糸電話なり
★ ★
天高しこのまま生きて死んでやる
森下綾子
須川柊子
潔くて好きです。
寺岡祐輔
そんな気持ちにさせる一点の曇りもない空
★ ★
君と飛ぶ空の青さを信じきる
苑子
石原てるみ
永久に群青であれ。
丹原伸枝
ステキ! 幸せですねー。
★ ★
ちょっとだけ広い世界を見て来るね
海月
軽快な句でいいですね
山口一雄
ひとときの解放感があります。
もう二度と戻ってくるな 糸を切る
須川柊子
清子
二度と逢えない糸を切る愛情の深さを感じました
彼岸花やっと酷暑を越えました
黒川利一
平井美智子
姿の良い句ですね。
青空をお届します好きなだけ
丸山 進
街中 悠
素敵な贈りものです。それも「好きなだけ」。
風呂敷を大きく広げ待っている
中嶋安子
苑子
糸つけているけど家に戻れるか
坪井篤子
うっぴー
あんまり道草してると戻れなくなりますよ。糸はすぐこんがらがっちゃいますよ。つけてる糸の太さにもよると思いますが・・・
願わくば空色の恋もう一度
木元 忍
空色の恋がいいですね
気持ちよく飛んで今から鳥になる
蓮子
村井広子
秋の空やっと自由になりました
田村ひろ子
街中 悠
秋の空はのびのびします。「やっと」がいいですね。
嬉しくて豆粒になる私
街中 悠
田村ひろ子
行っていらっしゃ~い!
始まりはマリンブルーの空と海
丹原伸枝
創世記ですね。
青空と凧が奏でる鎮魂歌
川畑めぐむこ
彰子
揺るぎのないどっしりと座りの良い作品と感心いたしました。
この空の下で待ってるひとがいる
寺岡祐輔
黒川利一
信じている人の強さ。
夢流転 水母とことん波まかせ
大西俊和
睦悟朗
陰でぶつぶつつらい陣笠
ふんわりと地球をつつむ青と白
日和
田中 女里
宇宙から着信ですと凧揺れる
じゅんいち
安藤なみ
やっぱり普通の凧ではなかった!!
放たれて青く染まってゆくこころ
小野善江
丹原伸枝
哀しいのかなー?幸せなのかなー?気になります。
ほらそこに戦艦大和のへさきが
うっぴー
村井広子
まだ海を泳いだことのないカイト
つぐみ
田村ひろ子
ただいま、お空で練習中
チャンスチャンス逃す手はない凧日和
うらら
大西俊和
凧日和、良いですね。
追い風は凧にとっては向かい風
矢島高綱
小林祥司
この世の中、表裏一体。青空の凧にそれを表現するとは。一票。
そろそろ群れに戻る準備をしています
月見坂 蘭
玉江
群れることは少し安心。でも、今までのアナタも素敵だったと思いますが
操っていると思った糸の先
酒井啓三
木元 忍
操っていると思っていたのに・・・。糸の先に待ついくつものストーリーに心が奪われました。
大空で気付いた凧の重い糸
公子
月見坂 蘭
しがらみでしょうか
自然破壊か雪も氷もない極地
流郷貞子
安藤なみ
楽しくない、寂寥感に共感します。
糸が切れ夢から覚めた奴凧
山口一雄
睦悟朗
右肩上がりやはり途切れて
シェールガス二度目の西部開拓史
安藤なみ
流郷貞子
分かるんだけど言葉が見つからないので・・
糸切って飛んでゆきたい青い空
小林祥司
じゅんいち
でも切れたら虚無の果て・・・
宇宙への脱出準備凧上げる
茨木昭夫
矢島高綱
天まで届く信じてた俺
これからはじゆうほんぼう字も忘れ
玉江
海月
難しい漢字は忘れて飛びましょう。漂いましょう♪
遠近法が錯覚させていく未来
ゆみ子
川畑めぐむこ
遠近法の発想が意外でした。
青空が気持ち良すぎて帰れない
須川柊子
光明
本当に「気持い~ぃ」、帰るなんてもったいな~い、気持ち分かります、分かります。
青空を独り占めして凧踊り
酒井啓三
うらら
嗚呼!やってみたい・・・。
空を見るだんだん青に染まりゆく
幸生
じゅんいち
吸い込まれる青・・・・青の時代に戻り行く
空の青恋する凧は糸を切る
レイ子

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