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Senryu contest result

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
豆粒になってしまった夢一つ
松尾冬彦
これから蔓を伸ばして・・・。夢ですね。
そう花
ささやかに実現できそうな現実的な希しか描けなくなりました。さみしいねぇ
じゅんいち
回転数が低下して
丹原伸枝
豆つぶになってしまった夢でも大切にすればまた大きくなり芽が出て蔓も伸びてくるかもー!
私もまだ豆粒の夢が残っています。大事に育て花を咲かせましょう。
黒川利一
美味しい土に蒔いて下さい。水も忘れずに。美しい双葉がでましょう。
日和
実感です
街中 悠
豆粒になっても大切に持ち続けましょう。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
豆を煮る昔話しがまだ続く
村井広子
遠野物語の世界ですね。
愛知 おさ虫
郷愁を感じます。「まだ続く」に豆を煮る時間の長さと、次から次へとお話が出てくるお爺さんのゆったりとした口調が感じ取れます。
矢島高綱
少し話を大げさにして
石原てるみ
里の冬の長夜。
蓮子
それから、それから。
睦悟朗
ババと孫とが火鉢囲んで
流郷貞子
私の好きな句。ことこと豆を煮ながら親子で苦労話を語る雪国のひと日を思う。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
平凡でいいんじゃないと豆の花
村井広子
矢島高綱
実のなる花が役立ちますよ
大西俊和
平凡が一番ですね。
ええ一
ときとして、平凡でありたいと思います。
坂井 隆
平凡と豆の花 ぴったり。
黒川利一
奇しくも同想の句を作っていました。3月24日、「日替わり川柳」ご覧あれ。
苑子
☆☆
★ ★ ★ ★ ★ ★
豆絞りを洗うとワッショイが落ちる
ええ一
そう花
豆絞りイコール祭り、、、ワッショイって活気がありますね。素晴らしい句に出会えた。
レイ子
ほんとに!  洗うのがもったいない? 洗ってワッショイが聞きたい?
つぐみ
楽しかったなワツショイわっしょい。でも少し祭りの後のさみしさもこぼれ。
楽しい。おもしろい。上手い。
平井美智子
(豆絞り)がまめかどうかは別として、単純におもしろい!
神田良子
お祭りの様子が目に浮かぶ。 ワッショイが落ちるがとても楽しい。
★ ★ ★ ★ ★ ★
一莢の家族であった日の記憶
平井美智子
酒井啓三
今は家族バラバラ。
彰子
[ 人莢の家族 ] 作者の観察眼、発見を見習いたく思いました。
そう花
家族って一莢だった事も忘れていました。
ペーソス!
睦悟朗
狭いながらの幸せに満ち
野原 萌
弾けて飛び出していった兄弟姉妹。一つ莢の温もりはそれぞれの記憶の奥ふかくで結ばれている。
★ ★ ★ ★ ★ ★
生きてます豆粒ほどの意地持って
レイ子
玉江
この意地は小さいながら硬い。
川畑めぐむこ
豆粒ほどでも、意地あるうちはいいですね。
坪井篤子
同感ですが、豆粒どころか岩のような意地を持って五百年、千年と生き続けて下さい。
一歩
誰にでも意地はある。豆粒ほどのかわいい意地が一番いいかも。
羽田義則
街中 悠
豆粒ほどでも大切な意地です。
★ ★ ★ ★ ★
枝豆が打った話の句読点
玉江
愚痴、自慢、ビールを飲みながら話したり聞いたり。「句読点」がいいなと思います。
村井広子
平井美智子
とりあえず枝豆とビールで、、、、。。。。。
苑子
清子
★ ★ ★ ★ ★
マメ科を恥じるおしゃまなスイートピー
ゆみ子
海月
スイートピーの気持ちが分かるような。マメ科も悪くないよと言ってあげたい。
大西俊和
マメ科というと、現実的で夢がないですね。
スイトピーのくるくる感がおしゃまに通じる
丸山 進
睦悟朗
それでいいのだ 藤もマメ科だ
★ ★ ★ ★
始まりは豆粒ほどの嘘ひとつ
石原てるみ
小林祥司
そうですよね。何でもそうですよね。嘘ひとつに一票。
丸山 進
思い当たることがある。
寺岡祐輔
実感句として共感できる。
羽田義則
★ ★ ★ ★
曲がりだす心に豆がよく煮える
彰子
暗喩がとてもいいですね。眼がまっすぐ、ご自分に向いてい て、 私もこころがチクリとしました。
愛知 おさ虫
読み応えのある句です。誰でも曲がりたくなる時はありますが、そんな時は遠い母の事を思ってしまいます。そんな心情を煮豆に託して詠まれたのでしょうか。
矢島高綱
豆は全てを見通している
野原 萌
人生はくねくね。 豆は柔らかく。
★ ★ ★ ★
鍋豆腐今宵も伴侶とり替えて
愛知 おさ虫
光明
伴侶取り替えて、豆腐は万能、なんにでも良く合いますよね!
安藤なみ
我が家でも豆腐が主役の鍋が多い。具沢山ですが、伴侶を考えるとは楽しくなります。
備瀬ちゃくし
いいね!羨ましい。
伴侶のとり替えって、どっきとしましたが、それはお豆腐のお相手ですね。白菜、水菜、せり、ねぎ、しいたけ、えのき、、、あぁおいしそう!今夜は私も伴侶取り替えの豆腐鍋にします。
★ ★ ★
未練だね豆を一粒噛んでいる
寺岡祐輔
丹原伸枝
未練は切ないけど豆ひと粒をかんで…。あなたは優しい方ね。
神田良子
思いを断ち切れず豆をそれも一粒かんでいる。 未練たらしくていい。
清子
☆☆☆
★ ★ ★
とりあえず今日は晴れたよ豆ご飯
街中 悠
レイ子
しあわせって些細なことの連続ではないかと思うのです。 豆ご飯を食べてほっとしましょう。
村井広子
寺岡祐輔
「とりあえず」が効果的。
★ ★ ★
転居先不明もあって五色豆
平井美智子
それが世の中でしょう。
つぐみ
五色豆のように、それぞれの人生、それぞれの現在。
日和
いろいろあるのにねぇ
★ ★ ★
追い出した鬼と一緒に食べる豆
松尾冬彦
海月
作者の弱者への優しさが沁みてくるようです。
石原てるみ
良かった。
中嶋安子
ほのぼのとしてきますね。
★ ★ ★
消してつけて昭和へもどる豆電球
小野善江
小林祥司
「消してつけて」いいですね。昭和と豆電球、ぴったりです。さぁ、裸電球を点けよう。
街中 悠
豆電球の灯りが懐かしいです。
野原 萌
あの薄暗さは、明るさであり、希望であり、幸せであった。 消してつけて・・にノスタルジィ-が深まる。
★ ★
いつ頃か豆まき止めて鬼も来ぬ
日和
我が家もいつの間にか、、、
じゅんいち
沈黙の夜が続きます
★ ★
隕石がジャックと豆を語りだす
安藤なみ
これは聴いておかなくては。
こんな隕石は歓迎です。その後のジャックと豆の話聞きたいです。
★ ★
三句抜けふふふふふふの豆ご飯
玉江
一歩
抜けた時の爽快感、誰でも味わいたいものです。三句も一度に抜け、やった!の「ふふふ」の自慢笑い声がかわいい、ささやかなお祝い膳まで・・嬉しさが伝わってきます。
苑子
☆☆☆
★ ★
豆入りの頭蓋骨ってリズミカル
若山かん菜
ええ一
そうかも知れない・・と、納得させるナニカをこの句は持っているように感じた。
丸山 進
ちょっとブラックなユーモア。
★ ★
豆粒のしこりどんどん育ちだす
神田良子
勝壽
心にも、頭の中にも、身体にも、そういうシコリってあるよね、、、。それを暴発させないようにする智慧と力かな。でもなかなか思った様に出来ない、、。
流郷貞子
★ ★
豆まきの可愛い鬼がママの膝
酒井啓三
愛知 おさ虫
ほのぼのとした家庭の情景が浮かんできます。「ママの膝」が愛らしさを一層醸し出しています。
川畑めぐむこ
幼い子の様子が浮かんで来ます。
★ ★
豆と豆ぶつかりあって痛みわけ
松原房子
川畑めぐむこ
おもしろくて、比喩でもあり・・。
田村ひろ子
そして大人になってゆく
★ ★
漉し餡になって優しくなる小豆
田村ひろ子
須川柊子
漉し餡は優しい、いま気が付きました。
平井美智子
若いときは粒餡だったけど今は漉し餡フアンです。
★ ★
豆つぶになるまでじっと見送った
矢島高綱
安藤なみ
懐かしい場面が浮かびます。現在はスピード化して、アッと言う間に視界から消えてしまいます。善し悪しはともかく余韻を引きずることもなし。
神田良子
そんな時代もありました。
★ ★
人生は五色豆です召し上がれ
公子
彰子
[ 人生は五色豆 ] 作者は人生の達人ですね。  [ 召し上がれ ] ハイハイ いだだきま~す。
蓮子
いろいろあっていい
★ ★
接点を捜しています豆ごはん
神田良子
大西俊和
優しい豆ごはんを食べていると、きっと接点が見つかるでしょう。
つぐみ
豆ごはんのやさしさで会話が始まりますように。
★ ★
ふっくらと豆は私を太らせる
森下綾子
豆が主食という国は多いですね。
坪井篤子
健康で幸せな日々を「豆」の具象で言い表している。上手い句。
★ ★
逆上がり出来た証の豆ふたつ
中嶋安子
ええ一
キラキラしている、その豆は勲章ですね。
石原てるみ
嬉しい勲章。
★ ★
尖閣を豆鉄砲で守る鬼
小林祥司
海月
的確すぎて空恐ろしい気がします。
レイ子
鬼さんがんばって!
★ ★
したたかに絡んで明日へ豆の蔓
野原 萌
須川柊子
固い決心。
異議ありと大豆はじける鍋の中
レイ子
光明
勇気ある大豆さんの勢いに1票
フィクションも混ぜて枝豆ご飯炊く
彰子
須川柊子
枝豆ご飯が、より一層おいしくなりそうです。
泣いた子に豆を手渡す怖い鬼
坂井 隆
流郷貞子
鬼も泣いた子には勝てなかったかな?
グラマーなお多福豆にふとジェラシー
丹原伸枝
勝壽
名前も形もそうだね。今度求める人はこのような、、。
黒豆を齧りイーブンパーにする
うらら
やれやれ。
豆豆しく今日もあなたと生きている
羽田義則
黒川利一
何よりです。
福豆を鬼にも分ける老い二人
睦悟朗
光明
鬼さんとも仲良く、優しさに1票
春の雪思案めぐらしおぜんざい
坪井篤子
玉江
そうだ、ぜんざいを炊こう。外は春の雪でなく雨なんですが、思案することは山程あります。でも、やっぱり春の雪ですね。
よされ節豆で達者な母の唄
そう花
一歩
リズム、調子にゾッコン。母の元気な歌声が聞こえそう。
豆粒のウラン一つで日本消え
茨木昭夫
じゅんいち
E=mc2
エスプレッソの豆挽くための朝が来る
坂井 隆
清子
☆☆
殻割ると別々になるピーナッツ
清子
中嶋安子
ほんとに! 殻を割った後の落花生は、他人になるのでしょうか。(笑)
逝った子の歳を数える豆の花
石原てるみ
備瀬ちゃくし
一緒に泣かせてもらいます!
豆粒に目鼻を描けば私です
うらら
小林祥司
豆は大事な栄養源。豆粒などと言わないで。大きいですよ、立派ですよ。
豆のつる回覧板がかえらない
小野善江
坪井篤子
豆のつるの伸びる様子が目に浮かぶ。豆のつると回覧板がかえらないの対比が面白い。
すきま風豆が煮えたらお別れね
寺岡祐輔
勝壽
微妙にすれ違いを感じ始めている頃。ことこと豆は煮え、、。決然と女は言う。男もホッ。
鬼は外母は三粒豆を撒く
愛知 おさ虫
酒井啓三
歳は取りたくないですね!
かあちゃんの家出 あの日の五色豆
森下綾子
田村ひろ子
哀しみのなかで食べた五色豆の音まで聞こえます。
豆一つ盗られて悔し幼い日
じゅんいち
中嶋安子
”お兄ちゃんが、盗ったー!”と泣いている弟の姿が目に浮かびます。
豆の木を登りあいつに逢いにいく
丸山 進
坂井 隆
気をつけて、行って下さいね・・・。
まっすぐに未来を見てる豆の蔓
川畑めぐむこ
丹原伸枝
まっすぐに未来だけを見て伸びる豆の蔓は幸せですね!そうありたい…。
手のひらで豆躍らせるおっかさん
蓮子
おもしろい
愛情を二匙足して豆を炊く
中嶋安子
羽田義則
餡になり苺と蜜月の小豆
ゆみ子
酒井啓三
苺大福美味しいですね!
じっくりと魔法をかけて欲しい豆
街中 悠
村井広子
昨日は昨日モロッコ豆の胡麻汚し
つぐみ
寺岡祐輔
モロッコ豆にも自分の明日の運命はわからない。
大豆にはノーベル賞を差し上げる
光明
備瀬ちゃくし
豆腐大好き!老後策トウフを伴侶にして生きる。
豆のつる天を掴みに伸びてゆく
羽田義則
田村ひろ子
「ジャックと豆の木」のようです。
聞いてやるコーヒー豆を挽きながら

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