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Senryu contest result

★ ★ ★ ★ ★ ★
人を恋う形に開く春のドア
平井美智子
苑子
松尾冬彦
○○の形・・・というのが流行っているみたいですね。 でも「春のドア」に1票!
野原 萌
人を恋う形に開く。素敵な表現ですね
妙花
人を恋う扉はどんな形なのでしょうか。とてもやさしい気持ちにさせていただきました。
坪井篤子
若いっていいなあ、春が待ち遠しいです。
丸山 進
☆マロン以上のロマン。
★ ★ ★ ★ ★
わたしからあなたを引いてゼロになる
妙花
苑子
☆☆☆
中嶋安子
ゼロからまた、再出発です。
きよし
あなたから私を引いても?
一歩
夫婦一体、うらやましい。
丸山 進
☆そこまで言うか。
★ ★ ★ ★ ★
木漏れ日のようなあなたが側にいる
丹原伸枝
苑子
☆☆
幸生
お幸せそうで、何より・・・。
山口一雄
柔らかい暖かさを感じます
愛知 おさ虫
思わずフランク永井の歌を口ずさんでしまいました。 「あなた」とは妻から夫へ、と読みました。夫から妻だと、やっぱり「お前」のほうがぴったりきますから。 それにしても「木漏れ日」、いいですね。私も言われてみたいです。
ちゃくし
木漏れ日のような いいですね。
★ ★ ★ ★ ★
中心からはずれ気ままな風といる
神田良子
海月
どちらかといえば中心から外れた立場なので気楽といえば気楽かな。
蓮子
私もそうしよう。
大西俊和
気ままが一番。気楽に行きましょう。
睦悟朗
天国ですよ窓際の椅子
小林祥司
人生これも有りだよね。
★ ★ ★ ★ ★
道草をしている時のおだやかさ
田村ひろ子
海月
道草をすれば私の鬼のような顔も少しは穏やかになれるでしょうか。
光明
道草には、夢も一杯詰まっていますよね。
じゅんいち
人生の極意
黒川利一
このままではいけないと思いつつ。
野原 萌
道草は楽しい!人生の意味ある時間 きっと。
★ ★ ★ ★ ★
終止符をかかえふらふらしてる足
田村ひろ子
月波与生
終のすみかを探してる。
終止符がいいです。 全力で頑張り終りが近づいいたのでしょう。 緊張がとけてふらふらする気持ちわかります。
ぐっと踏ん張りましょう
小林祥司
さっさと歩けた時は何とも思わなかったこの足に。
坪井篤子
どんと構えて覚悟が出来たらよいけれど、なかなかそうはゆきませんよね。
★ ★ ★ ★
瘡蓋の下でゆっくり春を待つ
山口一雄
蓮子
もう少し待ってね。
川畑めぐむこ
瘡蓋の下の傷が気になります。
松尾冬彦
瘡蓋が取れたらお逢いしましょうね。
坪井篤子
春を待つ新芽、花芽。そう心の傷もです。
★ ★ ★
あの日から雨の匂いのする女
ちゃくし
丹原伸枝
あの日から雨の匂い…ドラマチックですね。竹久夢二の女性が浮かんで来ました
平井美智子
あの日には何があったのでしょうか
羽田義則
★ ★ ★
意地を張る肩の薄さや冬の月
石原てるみ
丹原伸枝
少し寂しそうな冬の月…明日からは意地を張るのはよそうね。
平井美智子
薄い肩をそっと抱いてあげたくなりました
田村ひろ子
恋ですね。
★ ★ ★
ちぐはぐなパズル合わせて生きている
苑子
川畑めぐむこ
ちぐはぐなが愉快ですね。
森山文切
多少強引でも合わせる。
神田良子
本当に一つとして同じパズルがない。だから 同じでないから助け合って生きていけるのだと思う。
★ ★ ★
五メートル先の不安へ桜の芽
神田良子
須川柊子
もっと先には、桜の季節が待っていますね。
街中 悠
「五メートル先の不安」とは随分具体的です。それでも「桜の芽」を見つけたからほっとします。
妙花
近そうで遠い五メートル。大丈夫、きっと春には美しい桜が咲きますから。
★ ★ ★
長靴の先から沁みる待ちぼうけ
妙花
じゅんいち
一時間・・・未だ信じている・・・
ええ一
長靴をはいて待たされている、このダサい感じが好きです。
竹内美千代
先から沁みる、が新鮮。
★ ★ ★
まな板のへこみ母が話さぬ胸の傷
松原房子
川畑めぐむこ
へこみが胸の傷にひったりですね。
黒川利一
母には秘密とか過去とか恋愛とかどうしても似合わない。やはり母は母。
羽田義則
語らぬ。
★ ★ ★
美しく老いる幻想だと思う
能津 健
黒川利一
深味ある年寄りになりたいと思っております。
神田良子
身体の機能が劣れることによって美しく老いるのはなかなか 難しい。でも幻想は悲しい。
竹内美千代
まともに反論している面白さ。
★ ★ ★
力抜き浮かび流れに乗るの待つ
喜九郎
中嶋安子
肩の力を抜いて、自然体で、待ちましょう。
きよし
流れに乗ってどこへ行きますか。
木元 忍
時には流れに身を任せる方がいいこともある。
★ ★ ★
一月の雫をそっと拭いている
街中 悠
須川柊子
「一月の雫」が、冷たさを感じさせます。
寒さに負けず頑張りましょう
妙花
雫は拭けましたか。もう2月。微笑んでご一緒に春を待ちませんか。
★ ★
あの男の駄目なところが柔らかい
苑子
石原てるみ
母性愛がくすぐられる。
ええ一
「駄目なところ」ってドコなのか?いろいろ考えました。
★ ★
母だから愛を形状記憶する
ゆみ子
須川柊子
母は、いつまでたっても母。
森山文切
愛に形があると思わないとやっていけない。
★ ★
近すぎてぼやけてしまうありがとう
須川柊子
ちゃくし
気持ちはしっかり伝わってますよ。
木元 忍
この気持ち、大切!
★ ★
またいつか逢えたらいいね冬の虹
丹原伸枝
松尾冬彦
あの虹の向こうに君が住んでいる
平井美智子
優しい表現が心を和ませてくれます
★ ★
白髪の分け目を変えて春を呼ぶ
村井広子
石原てるみ
チョツトした事で気分転換。
白髪に魅かれました。 先日一年ぶりに会った友がヘア染め止めて真っ白に。 赤い和布のチューニックがよく似合っていました。
★ ★
本当に痛いかどうか確かめる
海月
月波与生
やらなきゃいいのにたしかめてややこしくする。
山口一雄
百聞は一見にしかず
★ ★
同質の異質の闇を這う蚯蚓
大西俊和
野原 萌
結局、あなたとは似た者同士なのですね
ミミズも大変です
★ ★
コンビニの灯がオアシスの二十五時
村井広子
神田良子
近所にコンビニができた。 一晩中点いている灯りに癒される。まさに都会のオアシス。
一歩
成程。二十五時も面白い。
★ ★
乗り越えてまだまだ続く峰の数
山口一雄
酒井啓三
その中になくなりますよ。
ふかえり
人生は峰だらけ、登ればくだりもあります。
★ ★
皺もよし二重瞼になりました
丸山 進
昔、テレビで故向田邦子さんことを歳を重ね優しい目になったと、言ってたことを思い出しました。 若い人も二重瞼に憧れます。整形手術でなく自然になる二重瞼は身体に優しいですね。
田村ひろ子
自己肯定の一句・・・素敵です。
★ ★
間違いでよかった真夜中の電話
松尾冬彦
月波与生
怖い深夜の無言電話。
安藤なみ
忘れたころにかかってきます。一瞬、目も頭もさめますが、間違い電話で、ホッとしますね。
★ ★
うたた寝の片肘夢を背負い投げ
酒井啓三
愛知 おさ虫
面白いです。片肘がガクンと落ちて、せっかくの夢が終わってしまいます。まさに背負い投げを喰ったように。上手い表現ですね。
ちゃくし
笑わせてもらいました。
★ ★
真っ直ぐ前を向かせてくれた凶みくじ
坪井篤子
大西俊和
大吉よりご利益のある凶みくじ。
竹内美千代
この健気さに拍手。
★ ★
こだわりに休暇を与え途中下車
光明
海月
思えばあまりこだわりがないタイプだと気づきました。
街中 悠
「こだわりに休暇」が面白いです。休暇をもらってこだわりも一息ついているかも。
秘密とは少し洩らして楽しけれ
羽田義則
ミチコ
楽しい楽しい。
小さい嘘が大きい嘘を呑んでいく
公子
大西俊和
嘘の袋が獲物を呑みこむ蛇のように膨らんでいく。
春を積み鈍行列車やってくる
公子
丹原伸枝
鈍行列車が春を積んで来るのもゆっくり待つのもロマンがあっていいね。
クチビルにハチミツ塗って待ってます
中嶋安子
光明
ドキッ!クチビルのカタカナ表記も意味深ですね、一度でいいから・・・男性の願望~ひょっとして作者は男性かも?
地方都市πをかけてもシャッター街
茨木昭夫
一歩
シャッター街、なんともなりませんかね。
薄皮の向こうに見えている私
海月
森山文切
薄皮を剥がしたらどうなってしまうのか。
目覚ましはトントントンと母の唄
中嶋安子
蓮子
いいなあ!
ミライをミイラと読み違えた未来
坪井篤子
ふかえり
こんな、読み間違い、言い間違いありませんか。
妻で母おんな忘れた肌の色
木元 忍
石原てるみ
チョツピリ寂しい色かな!大丈夫心身共にとても チャーミング!
カラオケの個室で僕が僕になる
睦悟朗
小林祥司
好きな時に好きなことが出来ての自分だよね。
震災や亡娘の成人を祝う母
石原てるみ
田村ひろ子
辛いですね。
ブラ紐が覚悟を決めて滑る肩
森山文切
丸山 進
☆いかほどの覚悟か。
ありのまま生きてゆきますあの世まで
羽田義則
酒井啓三
これしかありません。
しんしんと雪しんしんと時刻む
森下綾子
羽田義則
忘れてはならぬと受ける雪礫
酒井啓三
災難はいつ何時起こるかしれません。
人間に有無を言わせぬ大寒波
小林祥司
睦悟朗
まだ不足ならどか雪もある
みじん切りにしましょう古い恋なんか
ゆみ子
きよし
みじん切りがきいています。
地獄行き友の多さで決めました
じゅんいち
中嶋安子
天国は、友達少ないからぁ~、ま、友達の多い方でいっか~(笑)
疑問符と感嘆符とに囲まれる
丸山 進
街中 悠
私も囲まれたいです。生き生きとした目が浮かびます。
背く身をやさしく叱るすきま風
川畑めぐむこ
木元 忍
素直になりたい、でもなれない
べらんめぇ口調の年賀状届く
森山文切
ええ一
面白そうだから、是非一度見てみたいです。
溶けきれず泣いております雪だるま
きよし
愛知 おさ虫
確かに。雪だるまってなかなか融けないですね。ぐちゃぐちゃの顔になっても、まだ踏ん張っています。ほんとは一気に融けたいんでしょうね(笑)
棘甘く熟み夢一輪を漂わす
野原 萌
ミチコ
深紅のバラの気品に満ちたセクシーを感じた。
捨て犬に素性聞いてはいけません
愛知 おさ虫
光明
そうそう、その通り、エチケットですよね。
ウイルスがつけ狙ってる冬の道
愛知 おさ虫
ふかえり
マスクや手洗い、油断した時を「つけ狙う」んですよね。 皆さん思い当たるのでは。
差しかける傘には好きと書いておく
幸生
それに負けました、オトコは馬鹿だから・・・。
裸木のメタセコイアの修行僧
睦悟朗
木枯しの中凛として立つ

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