現代川柳ポータルサイト ゆうゆう夢工房へようこそ。ゆうゆう夢工房は、現代川柳を志す皆様の工房です。素晴らしい川柳投句を心よりお待ちしています。

Senryu contest result

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
火を消され優しい味になるスープ
田村ひろ子
きよし
人生経験其の物のような。
須川柊子
味も優しさも、じんわりとしみ込む。
小林祥司
ホッとしますね。美味しいスープを頂きましょう。
安藤なみ
消したのではなく消されてしまった。スープなら仕方ありません。
街中 悠
コトコト時間が終わり、静かなじっくり時間。そうして優しくなってゆく。
睦悟朗
むかし話の夜討ち朝駆け
余熱という調味料。
稲垣康江
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
定位置を左に変えて見る景色
海月
苑子
★★★
須川柊子
いつも右からばかり見ていた。明日は、左から見てみよう。
村井広子
たんばらのぶえ
うーん!面白い発見?定位置を左に変えて見てみるね。次は右に変えて見てみようかな?
森山文切
思っていたよりしっくりこない景色
円錐を真上から見ると・・・
稲垣康江
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
人を恋う季節の色を溶きながら
安藤なみ
海月
きれいな表現だと思いました。
幸生
うつろいやすい恋をはかなく追いかけて・・・。
たんばらのぶえ
恋も景色も美しいですね!
平井美智子
中7と下5の言葉が素敵です
じゅんいち
秋色のパレット、冬色の恋
ゆみ子
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
ワタクシという一幅の抽象画
ゆみ子
ええ一
「ワタクシ」と「一幅」がよく響きあっていると思いました。
川畑めぐむこ
難解な人生でしょうか
街中 悠
確かに抽象画ですね。掛けて味わいたい秋です。
竹内美千代
「ワタクシ」の表記が抽象画にストンと収まり、思わず拍手。
野原 萌
う~~ん。秋ですからそれもいいかも知れません、ナルシスト様。
★ ★ ★ ★ ★ ★
猫舌で熱い言葉が喋れない
ええ一
中嶋安子
そうですか、、猫舌だったんですね~(笑)
きよし
猫舌と熱い言葉の対比がいい。
山口一雄
面白い表現ですね
笑わせて頂きました。「猫舌と熱い言葉」に脱帽です。
月波与生
なんだ、ニャーニャーうるさいな(⌒▽⌒)
野原 萌
猫舌のせいにしたのが面白い。 「猫侍」を思い出しました。
★ ★ ★ ★ ★
金婚のわずか二合の栗ご飯
森下綾子
田中 女里
妙花
わずかがいいですね。仲の良いご夫婦が見えてほのぼのさせていただきました。
大西俊和
金婚にふさわしい質素で豊かな栗ご飯。
平井美智子
穏やかな二人の時間を想像します
神田良子
栗ご飯さぞ美味しいでしょうね。結婚50年幸せを感じます。
★ ★ ★ ★
最高の演技は棺の中でする
愛知 おさ虫
ちゃくし
どんな演技かな。見てみたい。
石原てるみ
素晴らしい哲学。
どんな演技を見せるのでしょう。教えて下さい。
竹内美千代
そうかもしれない。そうありたいと思います。そして、その演技の光は品格ではないかと。
★ ★ ★ ★
かさぶたが取れても痒い仲違い
睦悟朗
苑子
★★
田中 女里
きよし
仲直りの後はなんかそんなような気もします
石原てるみ
早く仲直りできますように。
★ ★ ★ ★
この辺でホントのアタシ見せようか
中嶋安子
BBブンゴ
怖いけど見たいホラー映画のいち場面。この場面では、アタシでなくてはならない。
愛知 おさ虫
ワタシではなく「アタシ」なんですね。きっと迫力ある「アタシ」でしょうね。
丸山 進
☆ほんとに脱ぐつもりだ。
ゆみ子
★ ★ ★
幸せを老後のために蓄える
山口一雄
ちゃくし
同感!
中嶋安子
コツコツと蓄えましょう~♪
睦悟朗
余裕が今をバラ色にする
★ ★ ★
原因は美しすぎる臍のゴマ
丸山 進
月波与生
うっとりしてしまうくらいのゴマ
キコ
久しぶりに臍のゴマを見てみました。ゴマにも美魔女ならぬ 美ゴマがあるのですね。
愛知 おさ虫
臍のゴマは無用の物の喩でしょうか?。とかく、美しく輝くものには目が眩みますね。 臍のゴマが強烈です。
★ ★ ★
始まりは木の実が誘う秋でした
神田良子
光明
何の始まりでしょう?きっと恋でしょう!。
幸生
栗や柿や秋風に乗って何かが始まる。
大西俊和
何が始まるのでしょう。
★ ★ ★
げんきです五文字のメールなぜこない
稲垣康江
海月
不安な気持ちが伝わります。恐い。
一歩
親の気持ち出ています。
川畑めぐむこ
切ないですね。
★ ★ ★
ドーナツの穴を覗けばいつも晴れ
ゆみ子
黒川利一
元職の頃、飲んだあとで同僚が決まってミスタードーナツでドーナツをパクパク。ただし、僕はコーヒーのみ。あの頃は皆、元気だった。
じゅんいち
宇宙への抜け穴です
★ ★ ★
突っ張って生きる突っ張り棒らしく
ええ一
平井美智子
健気ですね。が・ん・ば・れ!
野原 萌
どう読むか? 突っ張り棒は支えている方。突っ張って生きるは独立独歩。 うん。これは愛だな。 まーすぐなあんたを不器用だけど真っ直ぐに支えて生きるんだ!
★ ★
蒸しタオル心もゆるり開きます
村井広子
苑子
中嶋安子
そうだったのか~ 蒸しタオルの効用!
★ ★
卒婚という夫婦の形合わせ柿
川畑めぐむこ
山口一雄
気楽に生きたいですね。
竹内美千代
季節感も有り、卒婚に合わせ柿とは!感服致しました。
★ ★
フィルターを通して母を抱いている
苑子
ちゃくし
やさしい涙
妙花
時の流れは聖母が母に重なって、ピエタ像がうかんできました。
★ ★
霧吹きに背筋を伸ばす障子紙
光明
今どきのアイロン貼りではなく、糊で貼る障子紙は仕上げに霧を吹くとたるみがカキーンと気持ちよく伸びますね。 「背筋を伸ばす」ぴったりです。
キコ
背筋を伸ばす  面白い所に目をつけられましたね。
★ ★
わるい子のボクもあいしてくれますか
妙花
黒川利一
嫌なところむこうもこちらも持っている。おたがいさま。
ゆみ子
★ ★
鋭角の優しさごっこ鬼ごっこ
野原 萌
須川柊子
「ごっこ」の繰り返しで、ますます淋しくなった。
森山文切
鋭さが隠せない。
★ ★
母ならばなんて言うだろ水を買う
キコ
光明
生きた時代の違う母、色々なことを言われそうですが、その代表としての「水を買う」に1票!。
田村ひろ子
「もったいない!」
★ ★
羽合わせ 願い一途に秋の虫
ミチコ
田村ひろ子
今日の虫の音からも一途さが伝わってきます。
妙花
限りある命の継承のため健気に鳴いている姿に憐れと強さを感じました。
★ ★
皮と実と種の間にある愁い
須川柊子
幸生
ついさっきまで一心同体だったのに・・・。
街中 悠
何かの果物でしょうか。間の愁いを感じられた感性の鋭さ。
★ ★
三食が旨い神様ありがとう
能津 健
田村ひろ子
なによりのことです。
黒川利一
感謝!
★ ★
無防備に夜の厚さを着て眠る
ええ一
「厚さ」は「暑さ」にかかっているのでしょうね?
光明
夜の厚さ」という言葉に一票。
★ ★
消すことのできない言葉浮遊する
川畑めぐむこ
小林祥司
柴田トヨさんの詩集のように、何気なく言った言葉が人を傷つける。ごめんないと消しゴムとエンピツで修正できれば良いのだが。
神田良子
傷つけた言葉を発してしまうと消せない。辛い気持ちが続く。
眼鏡拭く昨夜の悪夢消すように
酒井啓三
一歩
眼鏡を吹くときの気持ち、出ています。
届かない夢を追いかけ勇む足
茨木昭夫
たんばらのぶえ
届かないと思いながらも追い続ける夢があるのは素敵です。きっといつの日か夢は叶いますよ!。
秋だもんなぁ何とはなしに七五調
野原 萌
稲垣康江
亡国や平和の祈り消えて秋
石原てるみ
坂井 隆
私の”動物的勘”も嘆いています。
日なたぼこ ああ極楽の余り風
幸生
田中 女里
つべこべと言わずにすする月見そば
須川柊子
月波与生
天ぷらもほしいなー、と、つべこべいうヒト
わたくしの目印となる花がない
月波与生
小林祥司
どんな花がいいだろう。コスモスかな。きっと可愛い花が咲きますよ。
車椅子座れば母の景色見え
石原てるみ
村井広子
振り向くと私の過去が付いてくる
山口一雄
川畑めぐむこ
過去は消せない
彼岸花死ぬるはひとり酒もまた
黒川利一
大西俊和
淋しいけれど美しいひとり。
赤とんぼただ風と居て絶滅種
きよし
坂井 隆
黄色または赤の点滅信号が見えてきました。赤とんぼを「人間は」に入れ替えると、ゾットとしました。
空腹を満たし薄れてゆく妬心
平井美智子
睦悟朗
口癖のように言うケセラセラ
凡庸の軽さで愛を打ち明ける
能津 健
森山文切
すっときました。
明日を見ています あなたを見ています
平井美智子
ええ一
夢を捨てない作者の立ち位置がステキです。
雑詠 駅は時雨て遠い昔を連れてくる
たんばらのぶえ
BBブンゴ
駅と遠い昔の響きが郷愁を呼びます。このふたつを取り持つのが時雨。雨には不思議な効能があるようです。
こんなにも透けてしまった秋の空
田村ひろ子
山口一雄
今年は長雨が続いて、漸く秋らしくなりました。
三線(しゃみ)の音が聞こえる亡父の墓参り
ちゃくし
石原てるみ
私の父も三線を弾き島唄を唄っていました。
四次元のすき間に落ちたラブレター
きよし
神田良子
落ちたラブレターうまく届いたのかな。
明かぬ目に初めてもらう胡蝶蘭
竹内美千代
愛知 おさ虫
「明かぬ目」と云うことは失明されているのでしょうか。「始めてもらう」が切ないです。純白の胡蝶蘭も切ないです。
涙ひとつ見せぬ病の胸の奥
ちゃくし
一歩
そうありたいものです。でも無理は体に毒かも。
衣文掛け今も昭和でガラケーで
村井広子
丸山 進
☆そのまんまがいい。
カーテンも二人隔てる鉄の壁
公子
キコ
気持ちが共感出来ます。
ユーの吹く笛で踊るとおおもいか
田中 女里
海月
どれほど振り回されてきたことか。いい加減にしてください。
姫様と呼べばにっこり古畳
BBブンゴ
丸山 進
☆姫様がいたころはよかったなあ。
雨音に見えぬ雨粒見てる夜
BBブンゴ
じゅんいち
五色の雨粒恋の行方は・・・
ああ言えばこう言う人がいつもいる
一歩
一人言増えてくくくと笑う癖
松原房子

戻る