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Senryu contest result

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
野仏の頬に涙の痕がある
平井美智子
山路橙葉
◎◎◎
黒川利一
仏も、そして私も泣くことでここまで生きられた。
小林康浩
すべての人に寄り添ってくれる野仏。
紅とんぼ
ちゃくし
涙の痕だらけ。
愛知 おさ虫
何百年と生きてきた野仏ですから流した涙も相当なもんでしょう。顔にくっきりと筋の痕のようなものが見えます。あれは雨なんかではなく、きっと仏の涙によって刻まれたものでしょう。
石原てるみ
切ない。
じゅんいち
100年間の悲しみ
ちいこ
・未だお若い仏様だからでしょうか。
大西俊和
哀しみが次々と去来するのですね。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
神様が見える以外は正常値
月波与生
海月
子どものころは見えていたんですが今は姿を現さなくなりました。残念です。
森山文切
要再検査
ええ一
「正常値」への、着地の意外性に◎。 一番好きな句でした。
中嶋安子
クスっと笑ってしまいました。
柳谷益弘
見えた時点で召されます・・
光源氏
峰岡名負人
見かけはどうでも、私は普通よ。ちょっと違うだけよ。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
いい人をやめたら楽になれそうだ
松尾冬彦
柳谷益弘
こころがほぐれました・・
山口一雄
いい人は疲れます
ええ一
ほんと、そうかも知れませんねぇ~。
そうですか、いい人をやめます。 お金のかからない一番近道な健康維持ですね。
一歩
そうだと思います。
丸山 進
☆そうは思うけれど・・。
羽田義則
★ ★ ★ ★ ★ ★
限りなくあきらめながら待っている
瑞樹くらら
圦山 繁
無情にも朗報はやって来ない。諦めるか、いや、もう少し待ってみるか。
石原てるみ
そうなんですよね。
小林祥司
また紅葉散る。何年目だろうか、今年もまた紅葉散り。
竹内美千代
執着せず待ち続けるんですね、信じているから、愛が有るから。そこに希望がある。
★ ★ ★ ★ ★
よく生きた泣いた笑ったありがとう
羽田義則
柳谷益弘
まさに達観・・
黒川利一
この瞬間、すべてを許せそう。
幸生
もう充分に生きました。
ちゃくし
すべてにありがとう。
松尾冬彦
この先も笑って生きて行きましょう!
★ ★ ★ ★ ★
うたた寝のママをいたわるモミジの手
けんじ
たかぼん
うたた寝の発想が素晴らしい。
苑子
光明
母の愛、赤ちゃんの愛!ホッコリしました。
ええ一
連想の飛躍がスバラシイ・・・。
田村ひろ子
モミジの手の柔らかさが伝わってきます。可愛い句。
★ ★ ★ ★ ★
あふれでるものもすくなくなりました
田村ひろ子
海月
最近は富みに枯渇している自分を感じます。
苑子
★★★
須川柊子
涙は出やすくなりました。
たかぼん
素の部分が感じられて 好感が持てます。
たみこ
はい、そうです!
★ ★ ★ ★ ★
どなたでもお越しください膝の上
光明
けんじ
面白いですね。
ちいこ
・美しくお優しそうな野仏さまだからお話ししたくなります。
神田良子
仏の来る人を拒まずの気持ちがピッタリ。
稲垣康江
相談事が出来ましたら伺います。
丸山 進
☆誰でも受け入れてくれそうな大らかさ。
★ ★ ★ ★ ★
待つことに慣れて今年も冬支度
山口一雄
睦悟朗
自信を秘めて耐える巣ごもり
平井美智子
(切ない慣れ)ですね
敏々
FB
峰岡名負人
ただ待てば、紅葉も雪も、そして手を合わす人も、来てくれる。
松尾冬彦
★待つことに馴れてしまった永い冬  冬
★ ★ ★ ★
穏やかな世に目覚めたい千年後
丸山 進
千年後観たいです!地球は、宇宙はどうなっているのでしょう。穏やかであります様に!
光源氏
千年後は穏やかなこと祈ります。
幸生
荒れ狂っているかも、ヒトが居る限りは。
たみこ
千年後は穏やかな世になっているでしょうか? そうであればわたしも生まれ変わってみたいもの。
★ ★ ★ ★
目を閉じていますあなたに逢いたくて
ええ一
中嶋安子
目を閉じれば、あなたに会えるでしょうか、、、
須川柊子
思い出の中の「あなた」でしょうか。
大西俊和
心の奥にいつもいるあなた。
蓮子
いいねえ
★ ★ ★ ★
色変えて散る悲しみのまたひとつ
インド人
山路橙葉
◎◎◎
蓮子
松尾冬彦
秋は淋しい!
たんばらのぶえ
ひと葉ひと葉それぞれに彩を変えながら散る紅葉・・・想いもそれぞれに・・・人もまたそうかも知れませんね。
★ ★ ★ ★
峠の茶屋のばあさまのつけまつげ
ローラ
小林康浩
この想像力、オリジナリティ、屹立している!
平井美智子
このインパクトに脱帽!
まこと
心を込めたおもてなし。
大西俊和
ほー、このような連想にも繋がるのですね。
★ ★ ★
ゆっくりと仏に返る旅に出る
インド人
月波与生
◯◯◯
愛知 おさ虫
この「仏に返る」はあの世へ逝って仏になると云うことではなく、仏のような清い心になると読みました。人間はみんな生まれた時は仏のような清らかな心を持っていたはずです。 齢を重ねるとまた仏に返れるのですよね。 「仏に返る旅」・・いい言葉ですね。
石原てるみ
どうぞごゆっくりと・・・。
★ ★ ★
母に似た石にささやく悩み事
光源氏
苑子
★★
中嶋安子
お母さんに似ているのですね。
小林祥司
仏の顔を見れば、いつでもそこに母がいる。僕の気持ちが落ち着く大好きな場所です。今年ももうすぐ冬になりますよ、おかあさん。
★ ★ ★
終末はこうありたいな紅葉散る
睦悟朗
光明
共感です!穏やかにね!。
キコ
なんだかほっこりしている時人生が終わるといいなー
レイ子
穏やかで静かな死、きっと誰もが願うことでしょう。
★ ★ ★
木の葉降る音を聞きつつ聞く話
レイ子
月波与生
◯◯
日和
竹内美千代
聞く耳と聴く心の有る人が木の葉降る中で話を聴いてくれるなんて嬉しいことです。
★ ★ ★
許すとか許さないとか生きる性
苑子
ミチコ
ホントに人間てちっこいですね。
紅とんぼ
★ ★
錦秋の衣まとうて行く古道
坪井篤子
田中 女里
一歩
きれいですね。
★ ★
冬支度せよと紅葉のお節介
圦山 繁
睦悟朗
素直に言えるありがとうさん
愛知 おさ虫
ハラハラと落ちるモミジに感動していると「あんたももうすぐだよ」と言われているような気になりますね。 嗚呼、断舎利 断舎利・・
★ ★
風の祈り 紅葉をそっと置いてゆく
野原 萌
羽田義則
たんばらのぶえ
優しい秋の風は今日も美しい錦絵のような紅葉をそーつと私達に運んで心を暖かくしてくれるのでしようね!
★ ★
仏さま嫌いな人はおりますか
田中 女里
ミチコ
こんな問いかけしてみたい。
平井美智子
(笑)作者は良い人なのでしょうね。大丈夫!仏様にもきっと嫌いな人はおられますよ
★ ★
偽物の菩薩やさしい顔してる
愛知 おさ虫
月波与生
圦山 繁
美しく優しい顔に、うっかり惚れてしまった。まだまだ修行が足らない。
★ ★
初めてのことはなんにもなくて秋
田村ひろ子
睦悟朗
後ろめたさもなく楽しめる
村井広子
★ ★
いいお姿ですねえこころ洗われる
幸生
けんじ
羽田義則
★ ★
無の境地なれてもわずか二秒だけ
一歩
圦山 繁
僅か2秒、凡夫の悲しさか。
光源氏
同感です。
★ ★
もう秋かそろそろタイにかえろかな
しょうこ
安藤なみ
ポジティブなお方。
日和
★ ★
中綴じをあけると秋の三原色
紅とんぼ
まこと
三原色は不滅です。
神田良子
中綴じの秋に魅かれました。
★ ★
メガネ拭きながら言い訳考える
山路橙葉
ミチコ
メガネピカピカになりましたか?一呼吸おいてお互いによく見えるようになったのでは。。。
まこと
何とかこの場を切り抜けないと。
★ ★
あと何年瞑想すれば出る答え
けんじ
山口一雄
昔悟りを開きたいと瞑想したことがありましたが、悟れないことを悟りました(笑)
田村ひろ子
難しい問いかけですね。
★ ★
つかの間の眠りに落ちた百余年
たみこ
稲垣康江
眠りの中手を合わせた人々の声は聞こえているでしょう。
★ ★
またいつかまたいつかと別れゆく
大西俊和
須川柊子
きっとまた逢えます。そう信じての別れです。
一歩
同感です。そしていずれは。
★ ★
石仏を染める紅葉の片思い
石原てるみ
レイ子
石仏を紅葉の静かな会話が聞こえてきそうです。 紅葉の美しさが恋を連想させました。
じゅんいち
良いカップルだと思うけど
★ ★
誰が悪いの 頬に手を当て訊いてみる
たかぼん
山口一雄
私じゃないと言いたいことがいっぱいあります
けんじ
★ ★
野仏のまなざしなにもかも許す
神田良子
ちいこ
・お優しそうな野仏に癒されました。
稲垣康江
同感!です。
★ ★
黙祷をしてゆく秋を運ぶひと
海月
「秋を運ぶひと」のフレーズに惹かれます。
森山文切
あなたは秋に気付くひと
★ ★
役終えた紅葉ほとけになるという
圦山 繁
小林康浩
すべてのものはいつか、役を終えるのですね。
もみじ雨君に似てきた石仏
野原 萌
秋の雨が、苔やもみじを艶やかにして、静かな石仏さまもお優しい。君のように。
舞い落ちる積もる崩れる時間たち
大西俊和
野原 萌
見方だったり敵だったり、時間は手ごわい魔術師
目の前で秋刀魚の焼ける夢を見る
竹内美千代
森山文切
「焼ける夢」のネガティブなイメージの強さは発見
手違いはないかと秋が問い質す
まこと
村井広子
許されて一歩踏み出す里の秋
森下綾子
ちゃくし
五年の苦悩がやっと。
優しさに包まれ憩う風は秋
キコ
たんばらのぶえ
秋は景色ものが風も陽射しも静かで優しいですね・・・ほっと心も暖かくなるようですね。
約束を落ち葉に染めて去った夏
まこと
小林祥司
青かった葉も彩が変わり、全てをすっかり忘れ秋になってしまいましたね。
臨終は座り心地のいい場所で
森山文切
キコ
誰だって人生の終わりがある。心地良い状態がいいな。
君だけに見つけて欲しいかくれんぼ
紅とんぼ
敏々
FB
どの色も捨てがたいので悩ましい
中嶋安子
光明
迷い!まだまだ元気ですよね!(迷えるうちは元気ですよね!)。
ご詠歌の声深々ともみじ寺
能津 健
田村ひろ子
紅葉の道に遠くから聞こえてくるご詠歌に心がやすまります。
今のうち落ち葉集めて冬の服
黒川利一
敏々
FB
ほろほろと崩れるだけの長い夜
須川柊子
山路橙葉
◎◎◎
水子らの永い話が終わらない
月波与生
田中 女里
目をつむると見えないモノが見えてくる
ええ一
神田良子
見えるから雑念が起こるんですね。
頑張った人が悲しいままなんて
日和
丸山 進
☆切ない現実。
掌あわしゆく人 アートしてゆく人
野原 萌
坪井篤子
人それぞれの思い。
手のひらに想い残して散る紅葉
たんばらのぶえ
田中 女里
参詣の道道やさし王子塚
ローラ
坪井篤子
熊野古道の王子塚は参詣者の道しるべ。
性悪のほとけ心に降る紅葉
田中 女里
たみこ
「性悪のほとけ心」にインパクトあり。
本当はもみじ饅頭欲しかった
しょうこ
竹内美千代
はい!お供えに飛んでいきますね。
優しさを支える裏の般若面
公子
坪井篤子
表面と裏面の相反する業。能面を連想させて好きな句です。
鐘遠くお注ぎしましょう ぬる燗で
ミチコ
日和
秋深しやっと見つけた宝物
キコ
村井広子
呑み込んだ自分を消化できず鬱
冬子
黒川利一
あるがままの自分でいいのに、無理をしない。
安らかな寝顔に胸が痛くなる
公子
たかぼん
色々な想いがありますよね。
来世さえ懐かしくなる深い秋
小林康浩
レイ子
あまりの静寂にふと来世まで経験したような錯覚まで起こさせます。
遠い日母泣かしめたこと想う
森下綾子
野原 萌
そんな事を思いそうです。
また会いたいと思う仏に会えた秋
村井広子
紅とんぼ
見上げれば変わらずそこに居てくれる
村井広子
蓮子
安心できるもの。
ねばならぬこと何もなく昼寝する
睦悟朗
達観ですね。石仏のようにおおらかに生きましょう。
もやもやも許してしまう逢ったあと
稲垣康江

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