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Senryu contest result

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
足音を失くしたひととすれ違う
野守
世捨て人でしょうか?
須川柊子
どこのどなた?
光明
読み手毎に、想像が広がるでしょう!。
苑子
★★★
田村ひろ子
寂しいですね。
峰岡名負人
確かに酒が入るとあの世とも交信できて 路地の暗闇で 故人と会釈を交わしたりします。
柳谷益弘
影も失せているかも・・
村井広子
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
雨やんでここから先は昨日です
光明
「雨やんで」が上手い!過去が一杯詰まっていますね。
ミチコ
とても面白いですね。不思議な空間の表現がピッタリ。
月波与生
◯◯
野原 萌
すっきり流しました!という爽やかな1句。
小林康浩
昨日という昔話の始まり始まり。
安藤なみ
昨日からやり直しです。
一家 汀
「雨やんで」の上五から始まり、最後まで一気に惹き込まれました。ここから先は昨日。どんなに戻りたくても戻れない場所なのですね。でも、この句からはむしろさっぱりとしたものを感じました。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
虚と実の程よい加減まなぶ路地
山路橙葉
幸生
現実の辛さ苦しさをほどよい燗酒に癒されて・・。
石原てるみ
人生の処世術を学ぶ場。
睦悟朗
酒に教わる人生の知恵
圦山 繁
教えられるのは嘘ばかり。嘘と気付くことも実なのかも。
けんじ
井上雅代
路地裏に有る居酒屋さんてほんとにそんな感じだね。色々学んだ。
神田良子
答ださずあいまいさ学ぶのも 駅裏通りですね。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
ベクトルはまさかの方へ行きたがる
ゆみ子
中嶋安子
ベクトル、懐かしいです。
苑子
石原てるみ
とかく人生とは・・・。
月波与生
◯◯◯
圦山 繁
ベクトルとの表現に意表を突かれ、思わず一票。
愛知 おさ虫
ベクトルが上手いです。 ネオン街、いろいろなベクトルが作用します。 とくに、二軒目、三軒目となると、財布の紐も緩くなりますし、客引きや悪友のベクトルも強くなりますので、つい・・・。
★ ★ ★ ★ ★ ★
日常をふっと曲がった裏通り
レイ子
野守
本当にふっと曲がると異世界!
石原てるみ
「ふっと」が効いています。
黒川利一
僕は隠花植物かもしれない。路地裏の仄暗さと猥雑さが落ち着くのだ。そして日常をふっと忘れさせてくれる不思議の通り。狭い路地の道をもう一人の僕とすれ違う。
まこと
日常を外れて深呼吸。
けんじ
村井広子
★ ★ ★ ★ ★
背伸びして話したあとの身の寒さ
まこと
山路橙葉
✿❤✿
圦山 繁
寄った勢いで何を言ってしまったのか?苦い後悔だけが残る。
一歩
ついついよくあった。
井上雅代
好きです、この句。背伸び、身の寒さ、身につまされます。
神田良子
よくありますね。
★ ★ ★ ★ ★
すり減った今日を充電して帰る
坪井篤子
海月
そういう場所があることへの感謝。
羽田義則
敏々
FB
大澤 葵
◎◎◎
けんじ
★ ★ ★ ★ ★
また一人月を背負って飲みに来る
公子
黒川利一
皆、いろんなドラマを背負っている。まさに「月を背負って」だ。常連の客がトイレに立った時に見せる背中の影にハッとしたりする。そんな男たちの酒場は息継ぎの場でもあり、その日のお駄賃でもある。
峰岡名負人
この町では誰も何かを背負っていて この人は月を背にして 暖簾を分けたのですね。
愛知 おさ虫
「月を背負って」が決まってますね。 独りで暖簾をくぐると云うことは、立ち飲み屋でしょうか、それとも屋台? いずれにしても安酒でしょう。 背中のお月さまも寒そうです。
大澤 葵
◎◎◎
★ ★ ★ ★
休肝日急いで抜ける繁華街
睦悟朗
光源氏
意志の強いあなたに一票いれます。
頑張ろう!その積み重ねが健康維持に。
レイ子
休肝日、涙ぐましい努力ですね。 できれば通り抜けないで迂回してくださいませ。
大澤 葵
◎◎◎
★ ★ ★ ★
女一人生きてく場所は選ばない
一家 汀
しょうこ
演歌だと魚は炙ったイカでいい場末の港町が良いかな
山口一雄
女性は逞しいです
まこと
元始、太陽は女性であった。
ちゃくし
女は度胸!
★ ★ ★ ★
ドヤ街の奥で讃美歌聴いている
小林康浩
海月
惹かれる句でした。
田村ひろ子
なんだか、ホッとしますね。
野原 萌
ドヤ街の奥のそれぞれの人生・・
一家 汀
「ドヤ街」と「讃美歌」の組み合わせに惹かれました。神様はどこにでもいらっしゃいますね。
★ ★ ★
あらあらあらまぁー 何もかも捨てちゃって
野原 萌
黒川利一
いいなー、その潔さ。たとえば断捨離、遅々として進まない。先日重い腰を上げて寝具などの入った押入れを片付けた。ゴミ袋に7個、縛って資源センターの持ち込んだ衣類5個、市に依頼した布団にマットレスなど粗大ゴミ(2000円)。でも、迷ったものがまだ残っている。子年の私はためる方が性に合っているらしい。
小林康浩
セリフから成る一句。いろいろな情景が見えてくる。
丸山 進
☆☆そんあ武勇伝?もなつかしい。
★ ★ ★
探偵は事実を告げる義務がある
安藤なみ
しょうこ
つけてみたけど何にも出て来ないお父さんでした。目のつけどこる見習います。
稲垣康江
発想がいいですね。
村井広子
★ ★ ★
群れること避けてネグラに帰るアリ
圦山 繁
須川柊子
一人が好き。
ミチコ
夕方になると、よく見かけます。群れるのはイヤ。独りもダメ。少し回り道して、迷わず帰宅出来るかな?
田村ひろ子
この蟻さんの強さを感じました。
★ ★ ★
愚痴ばかり吐いてネオンに沈む雑魚
圦山 繁
山路橙葉
✿❤✿
しょうこ
雑魚の集まる所はこんなとこ勝ち組みは神楽坂、、、、、
キコ
雑魚がいいですね。
★ ★ ★
家庭では笑わぬ笑うせぇるすまん
愛知 おさ虫
吉田利秋
男はつらいよ。倒れてはいけません!家でも仕事だと思って笑いましょう!面白くなくても笑うのが大人です!
ミチコ
きっとそうなんでしょうね。納得です。お疲れ様。
稲垣康江
せぇるすまんの顔が浮かんできました。
★ ★ ★
延長でサヨナラ負けの苦い酔い
まこと
じゅんいち
ア-ア  もう一杯
山口一雄
美味しい酒が飲みたかったですね
神田良子
延長までもつれ込んだのに やれやれです。
★ ★
もう一軒残業カバン重すぎる
大澤 葵
光源氏
仕事の持ち帰り、お酒も酔えませんな。
稲垣康江
楽しく飲んで軽くして下さい。
★ ★
路地裏でつげ義春と飲んでいる
黒川利一
月波与生
★ ★
給料日露地の父ちゃん探してた
しょうこ
峰岡名負人
子供の頃のつらい思い出が 今どう生きていますか? 給料日だけは まっすぐ帰る とか・・・
一歩
どこか引かれる。
★ ★
ダーリンと呼ばれて今日も午前様
しょうこ
吉田利秋
ここにも寂しい男がいました。ダーリンに騙されましたか。健康とサイフにご注意ください。いつまでもあると思うな~~!
光源氏
煽てられると、ついつい調子にのる気持ちよくわかります。」
★ ★
冷や酒を飲み干し恋の一夜漬け
柳谷益弘
レイ子
一夜漬けの恋ってどんな味なんでしょう?
ちゃくし
一夜漬けで充分。
★ ★
もう一人古い酒場に僕がいる
黒川利一
まこと
安住のスポット。
一家 汀
昔の自分を見ている今の作者。どんな気分なのでしょうか。懐かしさ? 後悔? 納得…? いずれにせよ、自分もふと昔の日々に誘われるような、不思議な感覚を覚える句です。
★ ★
路地の奥叱ってくれるひとがいる
村井広子
野原 萌
ど-んと受け入れてくれる肝っ玉かーさんのお店がありそうですね
丸山 進
☆☆たしかに路地裏にはそんな人がいる。
★ ★
隠れ家に集うやさしい世捨て人
海月
山路橙葉
✿❤✿
ちゃくし
今、そんな店に通ってます。みんな良い人ばかりですよ。
★ ★
哀しみも愚痴も呑み干す裏通り
冬子
野守
下戸ですが、飲めたらいいなあと思います。
★ ★
親不孝通りで父とすれ違い
松尾冬彦
怖い!運命のすれ違い。
ただいまと言える心のより所
中嶋安子
敏々
FB
一杯のお酒が醸す小宇宙
公子
一歩
大宇宙までは行かなくても。
止まり木の情けに抱かれ浮き上がる
光明
中嶋安子
とまり木がいいですね。
もう一軒帰りたくない靴の先
神田良子
中嶋安子
私じゃなくて、靴がいけないのよ!
出口のない街の三叉路に立って
月波与生
須川柊子
出口を探すか、自分で作るか。
駅裏の路地の狐にだまされる
光源氏
愛知 おさ虫
駅裏の場末の狐の毛の色は・・? もちろん銀色ではありません。でも酒のせいで銀色に見えるんです。
日本語が聞こえてこない飲み屋街
安藤なみ
じゅんいち
近頃は
素面では抜け出せぬ七色樹海
丸山 進
睦悟朗
酒が好きです夜はバラ色
夜にとぶ昭和の蝶をおいかけて
みゆき
苑子
★★
午前様重い言い訳ぶら下げて
丸山 進
敏々
FB
この道をつつむ光のあたたかさ
田村ひろ子
羽田義則
なじみ客夕焼け小焼け連れてくる
野守
光明
「夕焼け小焼け」がお上手で~す。
駅裏の温さは人肌の温さ
村井広子
坪井篤子
一元さんも常連さんも分け隔てなく癒される所ですね。
いつだって癒してくれたバカ親父
光明
小林康浩
バカを演じた親父の偉さ。
夕闇や今日も灯らぬ赤提灯
じゅんいち
想い出の盛り場一人夢に酔う
井上雅代
羽田義則
一本が三本になる終電車
石原てるみ
坪井篤子
酒量が増えるたびにま、いいかと遅らせる電車。気持ちはよーく解ります。
常連と思い込んでた夢の跡
ミチコ
じゅんいち
オレは常連だ
迷ってるうちに愛人ばかり増え
月波与生
吉田利秋
スナックをはしごする友がいる。ママさんを愛人だと思っているのですか?あなたは単なるお客さんではないのですか?気がつかないですか?老後破産にご注意を!ねえ、お客さん!
今宵またどぶ板ふみ踏み昭和節
じゅんいち
キコ
昭和の風景が浮かびます。
酔えばまたいつか我が身の店仕舞い
ちゃくし
丸山 進
☆☆我が身の店仕舞いにじーんときます。
兜脱ぎ素のまま晒す赤暖簾
中嶋安子
柳谷益弘
企業戦士も素になれる・・
愛犬の鼻がトドメを刺しにくる
松尾冬彦
愛犬よ,降参だ!
途中下車初夏の夜風に誘われて
峰岡名負人
海月
風を感じました。
不条理も呑んでくれそな路地ネオン
野原 萌
レイ子
路地裏には確かにそんな雰囲気ありますね。
秘密基地昭和残して我を待つ
キコ
睦悟朗
寄らぬ選択ゼロの私
どん底という名の店に通ってる
吉田利秋
幸生
知ってます、そこから這い上がってくるために・・・。。
ネオンの海泳ぐ寂しい人だった
一家 汀

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